足跡をつけてみた

夜に降ったのだろう


寒かったのだが窓を開けてみた

時計を見たら3時前だった


そこは足跡一つ無い


真っ白な雪と その後に晴れた夜空

意味の無い気持ちに 意味を持ちたくなった


明日誰かに足跡をつけられる前に

こっそり部屋を抜け出して僕だけの足跡を付けてきた


一番星を見つけるより 名誉のある足跡をつけてきた

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