第17話 第2のユニコーン見つかるその3

「うーん、ナンシーにはまたみんなの好みを記憶する回路を追加修正しないと」


「なーずーなー!」


子ユニコーンのダイヤモンドが涙を浮かべた瞳で叫んだ。


「ボクの話をちっとも聞いてくれない。なずな嫌いになっちゃうからねー」


「ごめんねー、ダイヤモンド。さっき、私もこれ(サイラスに新聞の写真を示す)見ていろいろ考えてたの」


ブルブルー


ウサギ型のテレビ電話が鳴った。

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