第6話 システマとの邂逅③への応援コメント
お待たせしました!
第6話まで読ませていただきました。
今回「リズム感を重視して書きあげております」とのことでしたので、特にそこを意識して入口を見ています。
まず、あらすじについて。
最初に作品ページを見た時点で、かなり情報が詰まっている印象を受けました。
主人公の過去から現在、幼馴染との関係、能力、聖アトランティス学園、システマ、その後の目的まで、物語の経緯をかなり順番に説明しています。
内容そのものは把握しやすいのですが、入口として見ると、本文を開く前に受け取る情報量がかなり多いです。
特にタイトルの時点で「システマ」「異能者が集まる聖アトランティス学園」「内側から崩壊させる」と、作品の方向を示す強い情報がすでに出ています。
そのため、あらすじでは物語の経緯をすべて説明するより、本文を開くために必要な情報まで絞ってもよさそうです。
次に、第2話冒頭について。
未成年の飲酒・喫煙を示す表現がありますので、エピソード冒頭などに注意書きがあった方がいいと思います。
カクヨム公式でも、こうした表現については必要に応じて注意書きを入れることが推奨されていますので、読む前に分かる形で一言添えておくといいかと思います。
そして、今回一番意識して読んだ「リズム感」について。
文章そのもののリズムは、かなり意識されていると感じました。
短く区切られた文章や会話の往復が多いため、視線そのものはかなり速く進みます。
一方で私の場合、そのリズムに乗りかけたところで、物語の進行が一度停滞することが何度かありました。
たとえば第4話。
華姫のために何かしたい→同じ聖アトランティス学園へ行けないか、と目的が発生したところはかなり前へ進みます。
ところがそこから、学力、塾、試験制度、出題傾向、過去の勉強、スポーツ推薦、野球復帰など、「普通の方法では難しい」ということを複数の材料で確認してから、システマの本へ到達します。
第5話では、ようやく道場へ到着して北川雄三と出会います。
「いよいよシステマか」と思ったところから、入門試験→別の人物についての逸話へと話が分岐します。
第6話でその逸話について天凱が尋ねますが、答えはいったん保留。
その後、家庭での会話を経由して、ようやく実際の稽古へ入ります。
そのため、私の読書感覚としては、文章は速く読める。
ただ、物語に乗りかけるたびに説明・回想・補強が入り、加速が一度止まる。
という状態でした。
「テンポが遅い」というより、加速するたびにブレーキが入るという表現の方が近いです。
また、第1〜3話についても一つ気になりました。
第4話から読むと、華姫に何かがあったこと、周防空という人物に天凱が怒っていること、現在の自分ではどうすることもできないと思っていること、聖アトランティス学園へ行きたいことなど、現在の目的はある程度把握できます。
そこで、
「第1〜3話の情報が必要か?」ではなく、
「その情報をすべてシステマと出会う前に読者が知っている必要があるか?」
という疑問が残りました。
タイトルで大きく掲げられている「システマ」が初めて登場するのは第4話です。
なので、一度試しに第4話を第1話だと思って読んでみるのも面白いかもしれません。
そこで本当に必要になる過去の情報を後から開示する構成と、現在のように第1〜3話で先に見せる構成。両方を比較すると、どちらが狙っているリズムを出しやすいか確認できると思います。
説明や回想そのものを削った方がいい、という意味ではありません。
「この情報は必要か?」ではなく、
「この情報は今ここで必要か?」
という観点です。
6話まで読んだ時点での私の感覚をまとめると、
「文章にはリズムがある。ただ、そのリズムが物語の推進力になる直前で、何度か自分で止めてしまっている」
でした。
文章そのものには、作者様がおっしゃっていたリズム感を確かに感じました。
だからこそ、情報を渡すタイミングを整理すると、そのセールスポイントがさらに前面に出てくるのではないかと思います。
以上、入口から第6話まで走ってみた読者の動作ログでした!
第3話 空白が埋まるまで③への応援コメント
最初は野球少年の挫折から始まるので、タイトルから想像していた復讐ものとは少し違う入り方でしたが、天凱が野球を失い、華姫もまた大切なものを壊された状態で再会する流れが印象に残りました。
特に華姫の告白はかなり重く、学園だけでなく警察まで絡んでいそうなのが厄介ですね。
一方で、天凱に華姫の接近を察知するような異変が起きているので、ここからタイトルにある「異能」や「学園崩壊」へどう繋がっていくのか、まだその土台が作られたところだと感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ここから怒涛の展開(の予定)なので、引き続きよろしくお願いいたします
第1話 空白が埋まるまでへの応援コメント
とても読みやすかったです!