2026年9月3日 20:06
旅の景への応援コメント
「鳥瞰」というタグを見て改めて読み返したとき、この一首には鳥の主観がほとんど入り込んでいないことが面白いと感じました。人々が日々の営みの中で笑い合うことも、その人々が戦争によって傷つき、あるいは命を落とすことも、人間にとってはまったく異なる意味と重さを持っています。けれど、はるか上空からそれらを眺める鳥にとって、その違いは視線を留める理由にすらならないのかもしれません。営みも、戦争も、戦ぐ野原も、すべて等しく眼下を過ぎてゆく景色の一部にすぎない。そして作者が鳥に何らかの感情を代弁させず、その主観を歌の中へ持ち込まなかったからこそ、人間が重大だと思っているものさえ相対化してしまう「鳥瞰」という視点の遠さが、かえって際立っているように感じました。人間の世界から遠ざかるほど、人間が与えた価値もまた薄れてゆく。そんな少し冷たい視線が印象に残る一首でした。
作者からの返信
ありがとうございます!まさにそれを意識しました……!今週末にこの短歌の元ネタとなる小説を投稿する予定です、今後も頑張ります!
旅の景への応援コメント
「鳥瞰」というタグを見て改めて読み返したとき、この一首には鳥の主観がほとんど入り込んでいないことが面白いと感じました。
人々が日々の営みの中で笑い合うことも、その人々が戦争によって傷つき、あるいは命を落とすことも、人間にとってはまったく異なる意味と重さを持っています。
けれど、はるか上空からそれらを眺める鳥にとって、その違いは視線を留める理由にすらならないのかもしれません。
営みも、戦争も、戦ぐ野原も、すべて等しく眼下を過ぎてゆく景色の一部にすぎない。
そして作者が鳥に何らかの感情を代弁させず、その主観を歌の中へ持ち込まなかったからこそ、人間が重大だと思っているものさえ相対化してしまう「鳥瞰」という視点の遠さが、かえって際立っているように感じました。
人間の世界から遠ざかるほど、人間が与えた価値もまた薄れてゆく。そんな少し冷たい視線が印象に残る一首でした。
作者からの返信
ありがとうございます!
まさにそれを意識しました……!
今週末にこの短歌の元ネタとなる小説を投稿する予定です、今後も頑張ります!