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  • 8章(88話)への応援コメント

    天下の策士・黒田如水が南宮山で徳川方の圧倒的な包囲網と兵糧攻めに包囲されるという、息をのむような緊迫感。
    ​その絶望的な状況下で物語の対比構造が実に美しく機能していますわね。
    山頂で繰り広げられる冷徹なまでの軍略と諦念の空気。その一方で、地上(療所)では園三郎と春河が、尽きかけていく薬と戦いながら「目の前の命」を救おうと泥臭く抗い続けている。
    ​過酷な現実を前に揺らぐ園三郎に対し、春河が「御川君ならこう言うだろう」と不在の友の言葉を引き出す場面には、目頭が熱くなりました。「勝敗を案じる前に、目の前の患者を診ろ」――己のなすべき本分を忘れないその姿勢こそが、絶望の暗雲を払う一筋の光であり、彼らの誠実な人間性の証明です。
    ​そして、窮地を直視しながらも「諦めるわけには参らぬ」と静かに語る如水の揺るぎなさ。策が尽きたかのように見えて、その瞳の奥にはまだ歴史を覆す最後の「一手」が潜んでいるのではないか……そう期待せずにはいられません。

    作者からの返信

    ありがとうございます
    豊臣政権を支えた稀代の軍師、官兵衛。この人物が知略によってこれまで味わった事のない窮地に立たされ、追い込まれる。
    周りも焦燥の中、一人静かに戦況を見つめ策を講じれるのか?
    そんなハラハラする展開にしたく描きました
    園三郎と春河も御川という大きな存在を胸に過酷な戦場でふと思い出し勇気を貰うシチュエーションもエモーショナルになったかと思います
    深く読んで頂きありがとうございます
    明日の最終決戦の章
    鳥肌ものかもです?
    ご期待下さい

  • 10章(51話)への応援コメント

    利家と御川が縁側で茶を飲みながら語り合う場面は穏やかですが、その中に利家の老いと、これから訪れる別れへの覚悟が感じられて少し切なくなります。

    作者からの返信

    情景を読み取って頂きありがとうございます
    ひょんな事から前田家に仕える事になった御川と利家の別れが近づいてくる切ないシーンです
    長年の信頼関係がその色を一層強くしています