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  • エピローグ その後への応援コメント

     最後まで読ませていただきました。
     まだ日本全体の景気が良かった時代にさえ、リストラがあったことに驚きました。

     官僚と言う、ある種の曖昧さを要求される仕事に迷いながら悩みながら、それでも日本を支えていく一人の官僚の姿が立ち上がってきます。
     見えない国交の難しさが少し理解出来た気がしました。

     通産省と言う、あまり日の当たらないであろう機関の内部を想像することが出来たのも面白かったです。
     お疲れさまでした。どうもありがとうございました。

    作者からの返信

    みつきようか様
     最後までお読みいただき、そして丁寧なご感想をありがとうございます。
     おっしゃる通り、当時は「日本が一番強かった時代」として語られがちです。けれどその裏側で、協定ひとつで増設計画が止まり、現場の人が職を失っていく——そういう数字には現れにくい痛みが、確かにあったのだと思います。宮下という人物には、その声を託しました。
     官僚という仕事は、白黒をはっきりさせられないまま判を押し、それでも翌日また机に向かう仕事です。石川が答えを出せないまま歩き続ける姿を「日本を支えていく一人の官僚の姿」と受け取っていただけたこと、書き手として何より嬉しく思います。
     通産省の内側は、ニュースになることも少ない世界です。その見えない場所で交わされた言葉や迷いを、少しでも想像していただけたのなら、この物語を書いた意味があったと感じています。
     温かいお言葉、本当にありがとうございました。
     また別の作品でもお目にかかれましたら幸いです。
    八雲海