聖治との会話への応援コメント
陽人が経営者を目指した理由が、ここで本人の内面から語られるのがいいですね。「蛍を救った少年」だった彼自身は、あの日を「何もできなかった」と記憶していて、その無力感が朔夜と同じ土俵へ上がる原動力になっていたとは……。三年前の朔夜の「普通の高校生に何ができる」という言葉が、ここまで陽人の人生を動かしていたことに重みを感じます。
一方で聖治の「単純な理由じゃなくても。俺はそれでもお前が経営者になってくれたの、すごく嬉しい」という受け止め方も素敵でした。縁談で大騒ぎする父子の軽妙さから、ちゃんと息子の複雑な心を汲む父親の顔へ切り替わるところが好きです。
作者からの返信
ありがとうございます。
当初書いたときは別案の文章を書いており、内面を掘り下げる文章は書いておりませんでした。
前のレセプションもですが、朔夜の、たかが高校生だから金を渡したりしたら諦めるだろうと思っていたがまさかの誤算…みたいに書けてたらいいなと思いました。
聖治の一見チャラチャラしてるがスッと真面目に切り替わる感じと、良い父親象が書けてたらいいなと思っております。
御影との打合せへの応援コメント
陽人が憧れた朔夜本人からの魅力的な提携話を、それでも「まず自分の足で立ちたい」と断るのが格好いいですね。朔夜の「相手が、俺だからか」に一瞬だけ揺れるところには、三年前の出来事がまだ二人の間に残っていることも感じられました。
そして何より最後の「じゃあ、またね」がいいです。三年前には引き裂かれて「さよなら」すら満足に言えなかった二人が、今度はごく自然に次を約束できる――この「また」の重みが胸に残りました。
作者からの返信
ありがとうございます。
相手が俺だからか、はまさにそれです。和解をしてないので、まだ引っかかりがあるようにしてます。なあなあで終わらせないようにしようと思ってます。
陽人が這い上がってきたので、次があるように「また」で終わらせるように書いてます。
レセプションパーティー(後編)への応援コメント
ベガとアルタイルを見上げながらの再会、これは三年前の天の川駅を思うとたまりませんね。「ここじゃ、明るい星しか見えない」という言葉も、離れていた二人の時間まで重なって聞こえました。それでも陽人の待ち方も、蛍を見る目も変わっていない――最後の「あの目は変わっていなかった」がとても綺麗です。
そして、陽人が経営を志すきっかけが朔夜だったとは……! かつて陽人を「無力な高校生」と突き放した朔夜自身が、結果として彼をここまで歩かせたという繋がりが実に面白いです。馬場と鹿島の盛大な勘違いも、この濃密な再会の中でいい箸休めでした(笑)。
作者からの返信
たまりません、のコメント非常に嬉しいです、ありがとうございます。
見上げた田舎の空と都会の空の、違う点と同じ点、再開した二人の変わったところ、変わらないところ、みたいなものを書けたらなぁと思いました。
朔夜が因果になってる点も評価していただきありがとうございます。
シリアスなので馬場と鹿島にコメディ担当してもらってます(笑)
【3章】レセプションパーティー(前編)への応援コメント
なんと、ここで陽人が「御影陽人」として帰ってくるとは……! 三年という時間を経て、蛍だけでなく陽人もまったく違う場所まで歩いてきたことが、華やかな壇上での再登場によって鮮烈に伝わってきました。
特に、成長した蛍が一瞬で朝霧町のホタルや天の川駅、夏祭りの記憶へ引き戻されるところが胸にきます。「遠い人のようだ」という感覚も切ないですね。そして朔夜の「……大したものだ」という一言には、かつて陽人を「普通の高校生」と突き放した彼だからこその重みを感じました。
作者からの返信
ありがとうございます。
これを思いついた時は驚かせたい一心で何度も書き直ししました(笑)
黒崎側、朔夜側に引っ張られた感情が陽人側にまた戻ってきたらいいなぁみたいに思いながら書いております。
会議の業務改善(3)への応援コメント
宗玄の「お前はいつから、駒に成り下がったつもりだ?」は強烈でした。以前、蛍への説明として登場した将棋の比喩が、ここで朔夜自身へ返ってくるとは……朔夜の働き方だけでなく、長年の父子関係まで一言で射抜いているようで印象に残ります。
そして翌日の会議が本当に「会議」へ変わり、決裁も減って定時で帰れるようになる展開には素直に爽快感がありました。その一方で、朔夜が成功体験とともに「孤独に耐え、情を捨てるのが正しい」と宗玄の言葉を深く刻み込んでいるラストには、静かな余韻がありますね。
作者からの返信
ありがとうございます。
将棋のメタファーは気に入っております。経営者っぽく描けてたらいいなと思っております。宗玄が強烈な人物という印象が残せたら嬉しいです。
また宗玄の言った言葉に、朔夜だけでなく読者様にも余韻を刻めたのなら大変嬉しく思います。
会議と業務改善(2)への応援コメント
蛍が一つの違和感から田中、総務、人事へと話を聞いていき、「朔夜が仕事を抱えすぎている」ことを数字で突き止めていく流れが面白いですね。「あの人、すました顔して何をやっているんだ。」には、呆れと心配がすっかり家族らしく混ざっていて好きです。
そして神代さん、登場早々かなり強烈ですね(笑)。夫婦と間違えたくだりの兄妹同時否定で笑わせつつ、実際には広報で止まるはずの案件まで社長に届いていることが判明し、前回の会議だけではなかった組織の問題がくっきり見えてきました。
作者からの返信
ありがとうございます。多忙さを表現するのに数字で表す方がわかりやすいと思いました。
関西弁のキャラは強烈になるだろうと思い(名詞を使わずとも会話文だけででその人だとわかりやすいので)、入れてみました。
一応大企業の設定なので、朔夜が過労死しない程度に背負っている業務が過多であるよう、調整しております(笑)
会議と業務改善(1)への応援コメント
蛍の素朴な「なぜ部長本人が説明しないんだろう?」という疑問が、朔夜が十年かけて少しずつ背負わされてきた異常さを浮かび上がらせる構成が印象的でした。朔夜自身が「これでいい」と飲み込んできたことを、蛍が隣に来たからこそ初めて見直せるというのが、今の兄妹の関係をよく表していますね。
そしてリコの「気づくって第一歩じゃない?」という言葉がとてもいいです。二年前には朔夜への怒りをリコにぶつけていた蛍が、今では「兄さんはずっとああいう人たちの言いなりだったの?」と心配しているのも、積み重ねを感じて温かくなりました。
作者からの返信
ありがとうございます。
実際の会社でも何でこの人がこれやってるんだみたいなのがよくあるので、若い朔夜ならあるだろうと思い書いてみました。が、会議内容が低いレベルな気もするので役員会とかの内容も追加していいのかなと見直してて思いました。
あまり企業に馴染んでいない蛍やリコが客観的に気づく、という形で書いております。
看病(後編)への応援コメント
高熱なのに会議室へ現れた朔夜、録音という切り札まで用意して蛍を守る姿が格好いいですね。それでいて限界を迎えた後、自分より先に蛍の震えに気づいて「……よくやった」と頭を撫でるところには、社長ではなく兄としての優しさがよく出ていました。
そして馬場・鹿島、また目撃してる(笑)。最後には、今回の失敗を「蛍には無理だった」で終わらせず、むしろ朔夜が「業務を分け与えてもいい」と考えるところまで繋がっていて、蛍への信頼が確実に大きくなっているのを感じます。
作者からの返信
ありがとうございます。
録音については、実際自分も身を守る上で仕事をする上で必要だなと思って取り入れてみました(笑)
朔夜の兄としての優しさと、馬場鹿島のギャグををいい感じに書けたらいいなと思っております。
また、兄妹が兄妹だけでなく仕事のパートナーとして少しずつ近づけていたらいいなと思います。
看病(前編)への応援コメント
弱った朔夜が無意識に蛍の袖を掴んで「……行くな」と言う場面、これまで語られてきた彼の孤独が一気に滲み出ていて胸に残りました。夢の中で、六歳の蛍の「お兄ちゃん、連れて行かないで‼」と現在の蛍の手の温もりが重なるのも切ないですね。
そして後半、蛍が朔夜の席に座って初めて「兄が毎日背負っているもの」の途方もなさを体感する構成がとても効いています。そんな中で松岡に急かされて押してしまった三十万円の承認——ここは静かに引っかかる終わり方でした。
作者からの返信
ありがとうございます。蛍と朔夜の背景と朔夜の孤独が少し見えたらいいなと思います。
フィクションなので無茶な設定なのはわかっておりますが若くして経営に携わってきた朔夜の苦労みたいなものが書けたらなぁと思っております。
園田と生駒への応援コメント
園田さんと生駒さん、完全に朔夜ファンじゃないですか(笑)。切り抜きを純粋に「広報用かな?」と受け取ってしまう蛍と、必死に誤魔化す二人の温度差が可愛くて、このギャグ好きです。
一方で、以前は社員から遠巻きにされていた蛍が、今では名前で呼ばれ、お菓子をもらって「仲良くしましょう」と言われるようになったのも嬉しいですね。最後にちゃっかり兄よりクッキーを多く食べている蛍まで含めて、穏やかな日常回でした。
作者からの返信
ありがとうございます。
初期は黒崎の社員をあまり書いていなかったのですが、会社や企業を取り扱う上で社員を描かないのはどうかと思い、何人か黒崎社員を登場させ、厚くさせようと考えました。
見返すと黒崎ビルに関わる人物は面白担当が少し多い気もしますが…。
後は蛍が朔夜以外の社員たちとも繋がれるよう、そういった社員を何人か書けたらいいなと思っております。
雨の境内への応援コメント
失敗そのものより、その後どうするかに焦点を当てたエピソードなのがいいですね。蛍が一瞬「黙っていれば」と思いながらも自分から報告できたこと、それに朔夜が真っ先に「隠さずに言いに来たのは、正しい」と返すところに、二人の間に築かれた信頼を感じました。
怒るのではなく具体的な再発防止だけを伝える朔夜も、すぐ自分なりのルール表を作る蛍も、それぞれ仕事人として格好いいです。最後の「今日も、仕事がある。」には、失敗しても居場所も役割もなくならないという静かな安心感がありました。
作者からの返信
ありがとうございます。
短く、そんなに重要では無い内容ですが、成功ばかり書くのは違うと思い、成長のために失敗が必要と思い書きました。
この失敗は大したものでは無いので、もっと挫折しそうな大きい失敗を書いて立て直すみたいに書き直してもいいのかな、と改めて思ってます。
エントランスでの挨拶への応援コメント
朝霧で蛍を傷つけ続けた「害虫」という言葉が再び出てきながら、今度は朔夜を侮辱されたことで蛍自身が「やめて」と立ち向かうのが印象的でした。そして、かつて朔夜も同じ場所で挨拶を続け、同じソファで挫けかけていたとは……兄妹が知らないところで同じ道を歩いているのがいいですね。
何より、おタキさんの「掃除さ!害虫駆除だよ!」には笑いました(笑)。最後に命じられた一ヶ月を終えてなお、蛍が自分の意思で「もう少し、続けていいですか?」と言うところにも、彼女の確かな成長を感じました。
作者からの返信
ありがとうございます。
害虫についてですが、まだ克服できてない傷として再度出しているのと、例えどこにいたとしても、自分を否定する人間はどこにでもいるということで、意地悪な人間を書いてみました。
人はそれぞれ自分の道を歩んでいながら実は誰かと似たような道を辿っているのでは?と思っております。
ここでは蛍は朔夜がやっていたことを辿っております。
おタキさんがいい味を出せてたら嬉しいです(笑)
勤務当日への応援コメント
家庭では不器用なお兄さんだった朔夜が、会社に来た途端に大量の仕事と交渉を淀みなく捌く「社長」になるギャップが格好いいですね。そんな兄を遠く感じた蛍が、悔しさを原動力に二週間で仕事を覚え、「……よくやった」まで辿り着く流れも気持ちよかったです。
そして最後の馬場・鹿島コンビ、この二人好きです(笑)。「人間だったんだな」からの、全部聞いていた朔夜の耳が赤いというオチまで、兄妹の距離が縮まったことを周囲の目から見せてくれるのが微笑ましいです。
作者からの返信
ありがとうございます。
蛍の知らない社長としての肩書きの朔夜の解像度が徐々に判明してきたらいいなと思ってます。
馬場と鹿島、名前の通り「馬鹿」からとっております。ギャグ担当の黒服として書いております。微笑ましいのコメント嬉しいです、ありがとうございます!
黒崎での勤務(前日)への応援コメント
「期待」という言葉を、蛍がこんなふうに温かく受け取れるようになったことが印象的でした。朝霧ではただ耐えるために発揮していた強さを、今度は「誰かの役に立てる力」として見てもらえるのがいいですね。
そして、誘いたいのに自分から言い出せず藤堂に先を越される朔夜が、すっかり不器用な兄として見えてきました(笑)。蛍自身も「朔夜のことを知りたい」という方向へ動き始めていて、兄妹の距離がまた一段縮まりそうです。
作者からの返信
蛍をそろそろ能動的にするために書いてます。
朔夜が不器用である、というのが伝わってて嬉しいです。
徐々に兄妹の距離が縮まるように書けていたらいいなと思っております。
宗玄との謁見への応援コメント
宗玄の「王のために駒が働き、守り、死ぬ」という将棋観だけで、この人物がどんな世界を朔夜に強いてきたのか伝わってくるのが印象的でした。蛍が対局を眺めながら「この人は、ずっと、この空気の中にいたのか」と気づくことで、これまで謎だった朔夜の不器用さまで少し違って見えてきますね。
そして何より、帰りの車で初めて出た「……兄さん」。朔夜が息を止めるほどのたった一言に、ここまで積み重ねてきた兄妹の距離の変化が詰まっていて、とても好きな場面です。
作者からの返信
ありがとうございます。
会社・企業を将棋に例え、メタファーとして扱おうと思い書きました。
蛍が敵視していた朔夜が徐々にどういうつもりで蛍を回収したのかというのか、どういう人間だったのかが見えてきたらいいなと思って書いてます。
相手に対する呼び方については気をつけて書いてるつもりです。
夕食への応援コメント
人参とピーマンから「……共犯だ」に繋がる兄妹の会話、いいですね。あれほど遠かった二人が、嫌いな食べ物というあまりにも普通の話で笑い合えるようになるのが微笑ましいです。
そして朔夜の何気ない「……美味しい」が、祖父から一度ももらえなかった言葉だったというところには胸が締め付けられました。最後の「これからも夕飯を作って、一緒に食べてくれるか?」への「はい……!」は、蛍が黒崎邸で初めて朔夜との生活を自分の意思で選んだ瞬間にも感じられて、とても温かかったです。
作者からの返信
ありがとうございます。
最初はこの話を入れてなかったのですが、距離を縮める過程として考えました。また、蛍の朝霧での祖父との生活を深掘りする一部として書いております。
温かいとのコメント、非常に嬉しいです!
藤堂からのお願いへの応援コメント
会釈ひとつ、そして「……美味しい、です」の一言だけで、ここまで大きな変化を感じさせるのがいいですね。蛍に許すことを求めず、「爺の弱さに免じて」とお願いする藤堂の距離感にも、長年朔夜を見守ってきた人柄がよく出ていると思いました。
何より、一言返事をもらっただけで翌朝のコーヒーまでちょっと美味しそうな朔夜が可愛いです(笑)。兄妹の間にようやく開いた、本当に小さな風穴という感じがしました。
作者からの返信
ありがとうございます。
爺の人柄が表現できていればいいなと思い書いてます。
可愛いのコメント嬉しいです。ここから徐々に兄妹の距離が埋まるようになればと考えながら書いてます。
朔夜への怒りへの応援コメント
これまで怒ることさえ飲み込んできた蛍が、ついに「むかつきます……!!」と言えたのが、とても大きな一歩に感じました。そこから朔夜への愚痴大会がいつの間にか陽人の惚気大会になってしまう流れも可愛いです(笑)。
そしてリコの「頑張ったわね」は、ずっと耐えることを当たり前にしてきた蛍が本当に欲しかった言葉だったのかもしれませんね。最後、嫌いだった東京の夜景が「少しだけ、綺麗に見えた」という変化が静かで温かく、印象に残りました。
作者からの返信
蛍がリコへ心理的距離を縮める段階として、自分の気持ちを徐々に伝えるというのが必要だと思いました。特にネガティブな感情・怒りについては吐かないとダメだと思い書きました。
蛍が突然連れてこられた都会の東京を少しずつ受け入れる描写ができたらと思ってます。
【2章】黒崎邸での生活への応援コメント
陽人を失った蛍を救うのが、説得でも豪華な暮らしでもなく「温かいご飯」なのがいいですね。特に「美味しいものを食べて笑っちゃうのは、裏切りじゃない」というリコの言葉は、幸せになることに罪悪感を抱く蛍をそっと肯定していて胸に残りました。
そして「お母さんみたい」からの「——アタシ、男よ」は見事に不意を突かれました(笑)。人参が少しずつ小さくなる描写も含め、リコの押しつけない優しさがとても温かいです。
作者からの返信
ありがとうございます。
蛍が心を開く過程としてとっつきやすい人間が必要だと思ったのとオカマ(人生経験豊富そうな人間)は出したかったので出しました。
リコという人物が、まさかという形で不意を付けたのなら良かったです。
離別(後編)への応援コメント
「帰りたい。……でも。……ごめんなさい」が切ないですね……。陽人を守るために、自分がようやく手に入れた居場所を自分から手放さなければならない蛍の選択は、彼女がずっと他人のために耐えてきた人物だからこそ胸が締め付けられます。
一方で、初老の黒服の「時が来れば。また、お会いしましょう」という言葉が、この離別を完全な終わりにはしていないのが印象的でした。水辺、天の川、図書館と積み重ねてきた二人の時間が「遠い記憶」になってしまう締めも、第一部の大きな節目を感じさせる余韻があります。
作者からの返信
ありがとうございます。
陽人は多分諦めない人物として書いているので、蛍から言わせるようにしています。
初老の言葉が伏線や救いとなればいいなと思い、書いております。
駆け足ですが、第一部を救済があったのにまた落胆があり、翻弄される感じが出ていればいいなと思ってます。
ご丁寧なコメント、すごく励みになります。
離別(前編)への応援コメント
ここで冒頭の「黒服の男たちに車へ押し込まれた」場面に追いつくのですね。なんと朔夜は蛍の兄だったとは……「返してほしい」「大事な人」という言葉の意味が一気に反転するのが印象的でした。
そして、完全に打ちのめされた陽人に店長が手を差し伸べ、五十万円と名刺を「こりゃ、来いってことだろ」と解釈するところが好きです。離別の悲しさの中でも、陽人が早くも蛍を追いかける希望を掴んでくれたのが熱いですね。
作者からの返信
冒頭の黒服に押し込まれたというのは最初書いてなかったのですが、冒頭でそういう何が起こるんだろうみたいな内容を入れた方がいいと思い、書き直しました。
熱いという感想嬉しいです。朔夜が名刺を入れてるのは相手の想いを試しているという観点からわざと入れてます。
簡単に諦めてしまうのも違うと思い、陽人が追いかける展開にしています。
邂逅への応援コメント
なんと、ここでついに蛍の「血」に関わっていそうな人物が姿を現しましたか……。鳥よしでの「蛍はどこで見れる?」という会話が、人と虫の意味を重ねた探り合いになっているのが格好よく、陽人が即座に違和感を察するところも印象的でした。
そして「蛍は、俺の大事な人だ」に対する陽人の「蛍は、物じゃない‼」が実に彼らしいですね。これまで優しかった陽人が、正体も力も分からない相手を前にして、それでも蛍を守ろうと一歩も退かない姿に胸が熱くなりました。
作者からの返信
ありがとうございます。冒頭の「血は…」を匂わせることができてよかったです。
夏祭りの楽しい雰囲気と不穏な雰囲気に差を考えながら書いてます。
この辺りは陽人に感情輸入してくれたらいいなと思ってます。
夏祭り(後編)への応援コメント
陽人の「虫のホタルは綺麗に光る」という言葉が、これまで蛍を傷つけてきた名前を真正面から救ってくれるのが、とても気持ちのいい場面でした。そしてついに「蛍。君が好きだ」――ここまで二人の静かな時間を積み重ねてきただけに、告白が実に鮮やかです。キス寸前で野次馬に止められるところも、この二人らしい初々しさで可愛いですね(笑)。
ただ、その幸福の直後から祖父、学校と立て続けに不可解なほど状況が好転するのが印象的でした。「血は、選べない」で始まった物語を思うと、これは単なる幸運ではなさそうな不穏さがあります。
作者からの返信
ありがとうございます。
虐めについてですが、表現として名前を弄られるのが辛いのではないかというのでそれ関連のあだ名を付けております。主人公が死にたいまで至っているので自己否定や肯定感を低くするために追い詰めてます。
キスをするか、止められるかは色々悩んで書きました。
不穏な展開について印象を与えられたのなら嬉しいです。
夏祭り(前編)への応援コメント
「蛍さん」と呼んでもらえたことで自分の名前を好きになり始めた前回までに続いて、今回は蛍自身が「自分もこんなに綺麗になれる」と知っていくのが素敵ですね。辛い一週間を「あの浴衣」を支えに耐える描写があるからこそ、晴れ姿で現れた蛍に陽人が言葉を失う場面はこちらまで嬉しくなりました。
そして最後、言葉にせず差し出された手に蛍が「ちょん」と乗せるのが可愛いです。二人だけの秘密の場所から、人目のある祭りへ手を繋いで踏み出したことにも、二人の関係の確かな前進を感じました。
作者からの返信
いっぱい褒めていただき、ありがとうございます。
今後の展開のために二人の関係が前進しており、この辺りが二人の楽しい時間の関係のピークとなっております。
私の拙い文章で何か感じていただけているのがすごく嬉しいです。
天の川駅と星の図鑑への応援コメント
前話で陽人に「まだ知らない綺麗な景色がある」と教えられた蛍が、今度は自分から星を見に誘う側になるのが、とてもいいですね。何より「蛍さん」から「蛍」へ呼び方が変わる場面が可愛らしく、名前そのものを嫌っていた彼女だからこそ、その一歩がひときわ大きく感じられました。
そして「冬も、また見に行こうか」という何気ない約束が素敵です。未来を諦めかけていた蛍に、いつの間にか「冬」という先の時間が生まれているのが胸に残りました。
作者からの返信
温かいコメントありがとうございます。
蛍がかなり受動的だったので能動的要素を入れました。心理的距離が短くなる要素として呼び方の変化も入れております。
【1章】水辺での出会いへの応援コメント
冒頭から蛍の日常があまりにも息苦しいだけに、水辺で陽人と過ごす静かな時間が本当に救いのように感じられました。特に「綺麗な、名前だね」から蛍が思わず笑ってしまう場面、自分自身まで嫌いになりかけていた彼女がほんの少し取り戻されるようで、とても好きです。
そして「まだ知らない美味しいものとか、綺麗な景色とか」という陽人の言葉が、死のうとしていた蛍への呼びかけだったと分かるところが胸に残ります。それだけに、最後に再び祖父のいる現実へ引き戻される落差が辛いですね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます。最初の部分は特に二、三回ほど書き直したりしてます。内容も最初は自殺しようと図ってて少年が止める、みたいにしてました。救いの時間を貴重なものとしたいので、しんどい内容も盛り込んでみました。
会議の業務改善(3)への応援コメント
最新話まで読了させていただきました!
ちょっと暗めな雰囲気が一般文芸的で好みです!文章も読みやすく、セリフも自然なので引っ掛かるところがなく読めました。
特に第一話で「学校のいじめ」や「認知症の祖父」を丁寧に描写されていて、ちょっと窮屈で息苦しい蛍の世界を非常に見事に表現されていると思いました。
また続きも読ませていただきますね!
作者からの返信
読んで頂きありがとうございます。初めて書くので構成も文章能力もまだまだなのですが、書き切ることとモチベーション維持のために投稿しました。
今で15万文字位は書き溜めておりますので、良ければ続きも読んでいただけると励みになります。
よろしくお願いします。
【1章】水辺での出会いへの応援コメント
はじめまして!Xより来ました愛xxxです!
とても深い感情が動かされました。蛍と陽人どうなっていくんでしょうか?
蛍には救いがあるんでしょうか。
とても気になります!
続きがまます気になりますね!
また楽しみに読ませて頂きますね
😊✨
ありがとうございました✨🙏
作者からの返信
温かいコメントありがとうございます。気になるコメントも嬉しいです。
もし続きを読んでいただけたらありがたいです。一応、星をテーマにしております。よろしくお願いします。