あとがきへの応援コメント
歌のとおりに人智を超えた有様で人が死んでゆくのが忌まわしいです。
迷路のような町の辻々には、神が宿っているのかも知れませんね……。
作者からの返信
武江成緒様へ
ご感想ありがとうございます。
効率や利益を優先し、土地の記憶を軽んじる現代人が、逃げ場のない路地の辻で人智を超えたものに絡め取られていく……。
その湿り気を帯びた絶望感を感じ取っていただけて、作者としてこれ以上の喜びはありません。
入り組んだ迷路のような古い路地裏……。その辻々には、効率や合理性といった現代の物差しでは測れない、畏ろしくも何かが今なお息を潜めているのかもしれません。
私たちが忘れてしまった神が息を潜めている。
ただ、あのような歌を流すとしたら、それは普通の神ではなく、《妖神(マガカミ)》でしかない。
そんな街の湿り気や気配までを感じ取っていただけたこと、何よりの喜びです。
また素晴らしいレビューを賜りまして心より感謝申し上げます。
『再開発』という暴力的な光が、静まり返った路地の辻で古代の闇に絡め取られていく。武江さんが描いてくださったその情景の鮮やかさに、圧倒されました。
一人、また一人と惨たらしく消えてゆく者たちの末路を、これほどまでに美しく、かつ恐ろしく表現してくださり、作者としてこれ以上の喜びはありません。
結びの『ほら……』という言葉に、思わず周囲を見渡す。
今もどこからか数え歌が聞こえてくるような錯覚を覚えました。素敵なレビューをお寄せいただき、重ねて御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
あとがきへの応援コメント
『神為歌』
興味深い伝承を描いてくださって嬉しいです。
きっと、『こうなってほしい』という力ない庶民の願いでもあったのでしょうね。
※追伸
お題ワードの『路地裏に消えた歌』で検索してみたところ、本作には『なぜか』メイドが令嬢を押し倒しているイメージイラストが添えられておりました(笑)。
お題ワードで検索すると、ちゃんとカクヨム自主企画として出てきて、作品紹介もされるんですよ。そこにときおり、イメージイラストまでついている。
検索するたびに紹介の仕方がかわるので同じイラストは見られないでしょうが、AIの独自解釈が面白いイラストでした(笑)。
作者からの返信
藍条森也様
コメントありがとうございます。
『力ない庶民の願い』という解釈、現実的に考えるなら、その通りだと思います。法の力では裁けない理不尽や、踏みにじられた人々のやりきれない思いが、当時の人々の『うた』という形になって広がる。
古くから伝わる伝承の裏には、藍条さんがおっしゃるように、人々の切実な願いが隠されていたのかもしれませんね。
ストーリー的に、神為歌の伝承を使用しなくても、話はホラーとして成り立ちますが、あえてこうした伝承を用いることでリアリティが生まれる。
伝奇を楽しんで頂けて、嬉しいです。
追伸のAIイラストのお話には思わず吹き出してしまいました。
『路地裏』と『歌』というワードから、AIはどんなドラマチックな百合展開を想像したのでしょうか。私の書いたホラーとの温度差が凄まじすぎて、AIの自由な発想(暴走?)に完敗です。
Google、yahoo、Microsoft Edge、Firefoxと色々検索を変えてみたのですが、残念ながら百合イラストに出会えませんでした。
畜生! (*≧∇≦)ノ彡
仕方ないので、あからさまに『百合イラスト 押し倒す』で検索して、目の保養にしておきました。
すると、メイドが令嬢を押し倒しているイラストあり。
これか!
などと思いました(*^^*)
あとがきへの応援コメント
歌詞という点だと、お題企画で一番好き。
作者からの返信
さわみずのあん様
ご感想ありがとうございます!
『歌詞という点だと、お題企画で一番好き』というこの上ないお言葉をいただき、感激で胸がいっぱいです。
本作のタイトルが『路地裏に消えた歌』ということもあり、数え歌のリズムや、そこに込めた不気味な意味合いには特に趣向を凝らしました。
文字数の都合上、4、5、6はカットせざるをえませんでしたが、不気味な死を考えたかったです。
そこを一番のポイントとして気に入っていただけたことは、作者として何よりの喜びです。
ありがとうございました。