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    自主企画に参加いただき、ありがとうございました。^^
    文学的な導入からまさかの運び屋オチへつながる展開には、素直に驚きました!
    この意外な組み合わせは、とても面白い発想だと思います。

    少し気になったのは、一人称小説であるにもかかわらず主語がほとんど出てこないため、視点人物が分かりにくい点でした。
    ただ、これは主人公が複数人いるというギミックのためなのだと後半で気づきました。
    とはいえ、読者にとってはその構造が少し分かりづらく、最初にカメラマンの章が続くことで「同じ主人公の物語なのだろう」と思って読み進めてしまうかもしれません。
    その後、一人称が「俺」「私」と変わり、職業や境遇も章ごとに異なることで主人公への違和感が生まれ、最後に運び屋のオチへ一気につながるため、読者はやや置いてけぼりになってしまう印象がありました。

    また、文章は文学的な断片を積み上げるスタイルなのに、ラストは薬の運び屋というショートショート的なオチで終わる構造になっています。
    私は、このお話の根幹は”ショートショート”であると判断したのですが、だとすればこの驚きをより効果的に伝えるためには、繰り返しの回数や、運び屋と出くわす人物をもう少し絞ると、より読みやすくなるのではと感じました。
    複数人の人生を描くよりも、一人の主人公が何度も同じ赤子連れの夫婦と遭遇する方が、「あれ、何かおかしい?」という違和感が主人公と共に読者も積み重なり、最後の種明かしがより鮮やかになると思います。

    文学的な語りはとてもお上手なので、ショートショートとしての構造、たとえば「伏線の置き方」や「繰り返しの意味づけ」などを少し意識されると、こういうショートショートはより書きやすいものとなると思います。^^


    <追記>
    すべて同一人物だったのですか!? すみません💦
    カメラマンの「俺」、バリ島に恋人と来ている「俺」、ライターの「私」、求職中の「私」と受け取りました。
    一人称も仕事も違う後半2件は少なくとも冒頭のカメラマンの「俺」とは別人だと思いました。💦
    同一人物とするなら、人称と仕事を統一する。あるいは、年齢を増していく、カメラマンの仕事からライターに転職した。定年で無職になったなど書けば同一人物と分かりやすくなるかと思います。

    作者からの返信

    天城らん様

    コメントありがとうございます。

    とても丁寧に読み込んで頂きありがとうございます。
    脱字の指摘に関してもありがとうございます。修整することができました。

    主人公が複数人いるという解釈をさせたのは初めてであるためとても驚きました。
    同時にそのような解釈があるのかという新しい発見がありました。

    読んで頂いた形によって新しい解釈が生まれとても嬉しいです。

    今後ぜひ他の作品も読んで頂きたいです。
    この度はありがとうございます。