境の掃除係への応援コメント
決着をつけ過ぎない塩梅がとても興味深かったです。
結びの一文にあるように、入ってきたものをどうするかはサカイ個人の判断基準によって決められる。それは社会通念的な道徳ではなく、個人的な感情が混ざる。
ホテルの回で顕著だったように、本人の罪ではない罪を時として被せるような判断は、人間らしくて生身の温度を感じました。
あちら側の存在たちの立場がバラバラであるのもすごいと感じました、直接的な被害者のみならず、見守るものもいる。その見守るものたちの中にも、関係者と部外者がいて、少しずつ立場が違うというのは一遍一編、人物の感情を新たに推し量る余地があって良かったです。
一番好きなのは踏切の回で、現世の想いが解放を妨げる、サカイはそれに何もしてやれないというやるせ無さで、万能ではないサカイへの共感が増しました。
寄る辺ない死者に寄り添う、温かさと仄暗さが両立した不思議な読後感でした。
作者からの返信
丁寧に読んでくださって、本当にありがとうございます。
ミステリーホラーを書くのは今回が初めてだったので、構成や表現など、まだまだ稚拙なところもあったと思うのですが、こうして一編一編の人物やサカイの判断についてまで細かく受け取っていただけたことが、とても嬉しかったです。
特に「決着をつけ過ぎない塩梅」という言葉が印象に残りました。サカイが万能な存在ではなく、できることにもできないことにも限界がある、というところは自分なりに大事にしていた部分なので、踏切の回についてそう感じていただけたことが嬉しいです。
死者に寄り添う温かさと、どうしても拭えない仄暗さ。その両方を感じ取っていただけたことも、とてもありがたく思います。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。
密室への応援コメント
読み合い企画から来ました。
淡々とした主人公が人の邪な心や、良心を見極め成敗に近い対処をしていく。
モブの登場人物が複数いる際は。丁寧に追わないと誰のことを言っているのか一瞬迷いますか、おおむね読みやすい構成でした。
やはりホラーはいいですよね。死者に敬意を払えない者は、それなりの罰を受けて当然だと思いますので。
評価もさせていただきます。
作者からの返信
読み合い企画からのご訪問、そして最後までお読みいただき誠にありがとうございます!
淡々とした主人公のキャラクター性や、死者への敬意という本作のホラーテーマに共感していただけて、作者として大変嬉しいです。
また、複数のモブキャラクターが登場するシーンについて、貴重なご意見をありがとうございます。
読者の方を迷わせてしまう箇所があったこと、真摯に受け止めております。誰の描写かがスムーズに伝わるよう、該当部分の構成や書き分けをしっかりと修正・推敲させていただきます。
評価までいただき、今後の執筆の大きな励みになりました。丁寧なレビューを本当にありがとうございました!
境の掃除係への応援コメント
サカイが万能ではないところが良かったです。
全員を完全には救えない。でもサカイなりにできることをする。良い距離感だと思います。
似た文言を各話でリフレインすることで、この作品が何をテーマとして大切にしているのかがわかりやすくて良いな、と思いました。
淡々としていそうで、ちゃんと感情を持っているサカイ。好きです。
読みながら「やったれサカイ!目にもの見せてやれぇ!」と応援しちゃいました。
高確率で吐く輩が出るのがリアルで笑っちゃいました。
最後の水子の霊たちが可愛いくて、父性を刺激されました。ありがとうございます。