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  • 終章 雪解けの音への応援コメント

    一気に読んでぼろぼろと泣いてしまいました。今日も飲まなかった、という小さな雫。それは自分が過去につけられた傷や、大切な人達に付けてしまった傷への贖罪や癒しには到底足りないけれど、それでも何かを少しだけ変える。素敵なお話をありがとうございました。

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます。

    「一気に読んでぼろぼろと泣いてしまいました」—この一文をいただけたことが、書き手にとって何よりの報いです。読んでくださった方の涙に届いたのだと知って、作家冥利に尽きるというのはこういうことかと思い知りました。

    「今日も飲まなかった、という小さな雫」。まさにそこを受け取っていただきました。あの一日は、過去につけられた傷も、大切な人につけてしまった傷も、消すには到底足りません。足りないまま、それでも積み上げるしかない。贖罪にも癒しにも届かないけれど、何かを少しだけ変える—そう書いてくださった言葉が、この物語で一番書きたかったことそのものです。

    雪解けは一気には来ません。音がするだけで、足の下はまだ凍っている。けれどその音を聞いた人間は、もう一日だけ歩ける。そういう話として置いたつもりでした。それを過不足なく掬い上げていただけて、本当に嬉しく思います。

    素敵な感想を、ありがとうございました。

    なお、10月9日(金)19時より、現代ドラマの新連載『拍手のあとに残るもの』を毎日更新で掲載いたします。人が人を支えることの難しさを正面から扱う話です。

    また、完結済みの「柚木刑事シリーズ」第一作『八月の蛍』も、感動作としてお届けしたい一編です。もしよろしければ、こちらも併せてお読みいただけましたら幸いです。