2026年8月9日 10:10
幸福な喧噪への応援コメント
笑い合っているすぐ隣には、全く別の時間を生きている人がいるのだ。陽と陰が実に巧みに描写された、素晴らしいストーリーでした。犬も食わぬと言われる、ちょっとした夫婦間の揉め事。ピンを倒して歓声が上がるボーリング上。そこには、一縷の曇りもない陽の世界が広がっている。その一方で、人生の絶頂と自覚していたまさに陽の時期。最愛の身内からのSOSを見過ごし、存在を失ってしまったこと。立ち直れないわけでも、立ち直らないのでもない。賑やかなボーリング場、そこにはその日から別の人生を歩く人がいる…。残酷なまでに誠実で、かつての自分を滅失し続ける清水さんの独白。暗い部屋で命の最後の時を迎えた妹と、明るい場所で彼との時間を過ごしていた自分…これほどまでに陽と陰を鮮やかに描写されたこと、本当に素晴らしいストーリーだと思いました。
作者からの返信
いつも作品を深く読んでくださり、温かいコメントをありがとうございます。今作は過去作の構図を踏襲した習作だったのですが、陽と陰の対比という意図を、拙いテクストから汲み取っていただけてとても嬉しいです。清水さんに色々属性を盛りすぎてしまった(笑)かなと思いつつも、主人公(早瀬)の日常と清水さんの抱える暗闇の対比を、どちらかの生き方を否定したり正当化したりすることなく描きたいと思って執筆した次第です。職場や街中ですれ違う何気ない人々の中にも、それぞれが抱える不可侵の領域や不幸が存在しているのではないか、という思いが執筆のきっかけでした。作品の根底にあるテーマに寄り添っていただけるコメントに、いつも大きな励みをいただいております。今回も素敵な感想を本当にありがとうございました。
幸福な喧噪への応援コメント
笑い合っているすぐ隣には、全く別の時間を生きている人がいるのだ。
陽と陰が実に巧みに描写された、素晴らしいストーリーでした。
犬も食わぬと言われる、ちょっとした夫婦間の揉め事。ピンを倒して歓声が上がるボーリング上。そこには、一縷の曇りもない陽の世界が広がっている。
その一方で、人生の絶頂と自覚していたまさに陽の時期。最愛の身内からのSOSを見過ごし、存在を失ってしまったこと。立ち直れないわけでも、立ち直らないのでもない。賑やかなボーリング場、そこにはその日から別の人生を歩く人がいる…。
残酷なまでに誠実で、かつての自分を滅失し続ける清水さんの独白。暗い部屋で命の最後の時を迎えた妹と、明るい場所で彼との時間を過ごしていた自分…これほどまでに陽と陰を鮮やかに描写されたこと、本当に素晴らしいストーリーだと思いました。
作者からの返信
いつも作品を深く読んでくださり、温かいコメントをありがとうございます。
今作は過去作の構図を踏襲した習作だったのですが、陽と陰の対比という意図を、拙いテクストから汲み取っていただけてとても嬉しいです。
清水さんに色々属性を盛りすぎてしまった(笑)かなと思いつつも、主人公(早瀬)の日常と清水さんの抱える暗闇の対比を、どちらかの生き方を否定したり正当化したりすることなく描きたいと思って執筆した次第です。
職場や街中ですれ違う何気ない人々の中にも、それぞれが抱える不可侵の領域や不幸が存在しているのではないか、という思いが執筆のきっかけでした。
作品の根底にあるテーマに寄り添っていただけるコメントに、いつも大きな励みをいただいております。
今回も素敵な感想を本当にありがとうございました。