応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 金時さん、第3話と第4話の更新ありがとうございます!
    待っていました。一気に読ませていただきましたが、今回も心の琴線に触れる描写がいっぱいで、小説ならではの作品ですね。

    まずは学研「ひみつシリーズ」!
    懐かしすぎて、読んだ瞬間に「ああっ、あった!」と声が出そうになりました。図書室の少し古い本の匂いまで思い出させてくれるような、絶妙な小道具であり、『忍術・手品のひみつ』は、今でも私の部屋の本棚にあります。
    そして、風上を知るために指を舐めたいけれど「大人のプライド」が邪魔をする葛藤……。「知識があっても使えないと意味がない」という嘆きが、おかしくも切なくて、金時さんの描くユーモアのセンスが本当に大好きです。
    綿毛の正体を探し当てたシーンでは、描写が本当に美しくて。
    「普段は見えない風の軌跡が、綿毛のおかげで目視できて、何故だかじーんとした」という一節。
    ここ、最高に刺さりました。何気ない自然の現象を、こんなに素敵な言葉で言語化できるなんて。
    スマホで撮っても「あの空気」は写らないというもどかしさも、今の時代だからこそすごく共感します。だからこそ、その景色を心にしまうことにした彼女の選択が、とても豊かに感じられました。

    そして、打って変わって、現実に引き戻される月曜日。
    ここで描かれる「仕事への向き合い方」に、彼女の誠実な人柄がにじみ出ていて、すごく応援したくなりました!
    営業さんの「納期だけ確認して」に対して、先回りして代替案まで聞いておく。あえて恩着せがましくせず、自分の引き出しにしまっておく。なんてプロフェッショナルで、かっこいいんだろう!と思いました。
    事務系のお仕事は分かっていないですが、内容にリアリティがあるだけに、金時さんの仕事の知識が活かされているとお察ししました。
    「急ぎ」の言葉の裏を読む鋭さも、なるほどと頷きながら読みました。
    そして、お昼休みの一人になりたい本音。
    これ、多くの人が心の中で思っていることじゃないでしょうか。仲が悪いわけじゃないけれど、ただ一人でぼーっとしたい。窓枠に切り取られた四角い空を見て、外へ踏み出すシーン。
    休日のあの自由な空を知っているからこそ、窮屈な四角い空から抜け出したくなる……という流れが、心理描写として完璧でした!
    最後に……
    最後の最後、「せんぱーーい!」という呼び声!
    せっかくの一人時間を満喫しようとした瞬間に現れたのは、あの賑やかな後輩ちゃんたちでしょうか?
    『球技大会の真空』『魔除けのカルテット』そして、この『空の拾い方』は同一人物なのですか?
    それとも別の誰か?
    「一人でいたい」彼女の静かな時間がどうなってしまうのか、続きが気になります。
    金時さんの文章は、日常の小さな隙間に光を当てるのが本当に上手ですね。
    第5話も、待っています。

    作者からの返信

    kou様

    第3話・第4話もお読みいただき、とても嬉しいコメントまでいただき、本当にありがとうございます!「待っていました」の温かい言葉から始まる、数々の胸を打つ言葉たちに大変に感激しております。ありがとうございます!
    「忍術・手品のひみつ」。おぉ!なんと所蔵されていらっしゃいましたか!(わたしも持っています笑 ( ´∀`)人(´∀` )ナカーマ) まさかkouさんにそこに共感していただけるとは。描いてよかった笑 
    第3話を描いていて、風上の見つけ方を考えていた時に、子どもの頃の知識がふと頭に浮かんできたんです🤭 
    本当に記憶って不思議ですね。こんな体験がありました。
    場所も、そこにいた人も、その人が言ったことも、その場面自体は覚えているのに、自分がその時に何を発言したのかだけ、忘れていたことがありました。それが、以前kouさんが書かれた『忘れ去られた呪文』でのおまじないの場面で、急に鮮やかに甦ってきたんです。本当に驚きました。
    大切な記憶って、忘れているようで必要な時にちゃんと戻ってくるんだなぁって、思いました。(わたしの中では、文字通り“忘れ去られた呪文”のようで、タイトルと体験とのリンクに震えました)
    「普段は見えない風の軌跡が、綿毛のおかげで目視できて〜」の辺りは、とても描きたい一文でした。どうすれば、この心に浮かんだ気持ちを言葉で表現できるのか、と挑戦した一文でしたので、そこに目を留めていただいたこと、とても嬉しかったです。

    第4話は、お仕事のシーンも挟みたくて描いてみました。外勤と内勤、それぞれに違った大変さがあるよなぁと思いながら書いていたのですが、後方支援だってがんばってるんだぞー、という何かが、知らないうちに少し溢れてしまっていたのかもしれません笑
    「窮屈な四角い空から抜け出したくなる」と読み解いてくださり、心理描写として完璧とまで評価してくださったこと、とても嬉しく、ほんのちょっと自信を持てました。ありがとうございます。

    そして。“同一人物なのですか?”のご質問。むふふ🤭
    この後こうなってね、ああなってね、とお伝えしたい気持ちをグッと堪えて笑
    更新済みの第5話を読んでいただいて、ぜひ答え合わせをしてみてください笑

    kouさんに褒めていただいて気づいたのですが、どうやらわたしは、日常の小さな隙間を見つけて書くことが好きなのかもしれません。
    創作はとても楽しく、頭を抱えながらも、基本うきうきして綴っています。
    コメントの冒頭にkouさんが「今回も心の琴線に触れる描写がいっぱいで」と書いてくださり、言葉が出ないくらいに感激しました。
    コメント、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

  • 第2話 予定外のご褒美への応援コメント

    金時まめさん、第2話も楽しく読ませていただきました!
    第1話のラスト、あの「――のだが。」からの展開、そう来ましたか。
    まず、共感から始まりました。
    せっかく楽しみにしていたお気に入りの場所が、インフルエンサーの影響で大行列……。
    これ、現代の「あるある」ですよね。「マーケットを牛耳る能力には恐れ入ったわ」という、ちょっと冷静で毒気のある分析が、大人の女性の独り言らしくてクスッとしてしまいました。愛用していた化粧品のくだりも、身につまされる思いです。
    私の場合は、もう半分以上は卒業してしまったプラモ作りにおいて、YouTubeで「この道具が……」と紹介されると、Amazon売り切れ、100均でも売り切れというのを何度も体験しています。
    みんな流されやすいな~。などと言いつつ、自分もその一人なんですけどね(^^ゞ
    でも、そこから「ここへ入ること自体が目的じゃない」とスパッと切り替える主人公の潔さがかっこいいです!
    「黒いさんと白いさんも本日はドロー」という、前回の設定をさらっと回収する遊び心もいいですね。
    そして、今回の主役は何といってもガパオライス!
    第1話であんなに「素敵カフェごはん」を夢見ていたのに、一気に「ガパオ」へ上書きされるお腹の正直さがたまりません。
    ひまわりのような黄色のキッチンカー、辛さでヒリヒリする唇、それを鎮めるアールグレイのアイスティー。
    五感を刺激する描写がさらにパワーアップしていて、読んでいて本当にお腹が空いてきました。外で食べるからこその「風」の心地よさも、情景が鮮明に浮かびます。
    物語の後半、「綿毛」が登場するシーンからの空気の変化がとても美しかったです。
    「季節を間違えた雪」という表現に、ハッとさせられました。さっきまで空腹と暑さでヘトヘトだったはずなのに、その美しさに目を奪われて、今度は「どこから来てるの?」と好奇心で歩き出す。
    この心の回復の描き方がとても自然で、読んでいてこちらも元気をもらえるような気がしました。
    タイトルにある「空の拾い方」の「拾う」という言葉が、今回は「偶然見つけた景色や感動を拾い上げる」という意味に繋がってきたのかな……なんて想像が膨らみます。
    最後、疲れを忘れて風上へ歩き出す姿にワクワクしました。
    一体、綿毛の正体は何なのか?
    そして、その先にどんな「空」が待っているのか。
    第3話も、楽しみに待っていますね!

    作者からの返信

    kou様

    第2話にも、こんなにも丁寧で温かな言葉を届けてくださり、本当にありがとうございます!
お返事がすっかり遅くなってしまいました。ごめんなさい。
    というのも、嬉しくて何度も読み返していたため、すっかりお返事したものと思っていて……。お返事していないことに気づいた時には「😱」となりました。

    第1話の最後の「――のだが。」から、あの大行列へ。
    「そう来ましたか」と言っていただけて、まず内心で小さくガッツポーズをしていました🤭
    インフルエンサーさんのお話は、プラモデルでもそのようなことがあったのですね。
    そして、「みんな流されやすいな~。などと言いつつ、自分もその一人」には笑ってしまいました。わかります笑

    品切れして困ったこともありますが、紹介された商品を買いに走ったこと、わたしもあります笑

    行列を目の前にした主人公が、目標を切り替えたところを「潔さがかっこいい」と受け取ってくださったことも、とても嬉しかったです。
    お気に入りの場所を諦めるのは少し残念だけれど、欲しかった一つの形に固執せず、また別の「これだ」を受け入れていく。そんな柔軟さも描けたらと思っていたので。
    黒いさんと白いさんにも、この日は仲良く(?)引き分けてもらいました🤭

    そして、今回の主役は何といってもガパオライス! と言っていただけたこと笑
    あれほど頭の中を占領していた素敵カフェごはんが、一瞬ですべてガパオライスへ上書きされました笑 
    ……お腹って、本当に正直ですね。(淀川長治さん風に脳内変換をお願いします。 ……え?ご存知ない?)

    ガパオライス・マイブームは、まさにわたしのことでして🇹🇭
    簡単に作れるし、美味しいし、ご飯が進む。
    直人くん(@高校生キャンパー)のおにぎりに次ぐ『マジで悪魔的なうまさ』と喜んでくれること請け合いの、悪魔的おいしさでございます🤭

    「五感を刺激する描写がさらにパワーアップ」
    「本当にお腹が空いて」
    「風の心地よさ」
    「綿毛からの空気の変化がとても美しかったです」
    とのお言葉の数々に、震えるような気持ちで拝読しました。

    食べて、飲んで、風に吹かれて。
    身体の力が少しずつ抜けていくことで、ようやく、それまでなら通り過ぎていたかもしれない小さなものへ目を向けられるようになる。そんな変化を書けたらと思っていたので、
    「この心の回復の描き方がとても自然」
    というお言葉が、とても嬉しく胸に残りました。
    それを“自然”と受け止めていただける綴り方ができていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。しかも、「読んでいてこちらも元気をもらえるような気がしました」と言っていただけたこと。
    そんなふうに受け取っていただけるとは思っていなかったので、こちらこそ元気をいただきました。

    そして。
    「空の拾い方」の「拾う」に触れてくださったこと。
    
わたしもこの先を綴っていくとき、心に置きながら物語を進めていきたいところです。
    「季節を間違えた雪」という言葉にも目を留めてくださって、ありがとうございます。
    あの綿毛がどこからやって来たのか。そして、風上へ歩いた先に何があるのか。わたしも彼女と一緒に、もう少し歩いてみたいと思います。

    今回も、物語の中を一緒に歩きながら、たくさんの小さなものを拾ってくださり、本当にありがとうございました。
    
第3話を楽しみに待ってくださっていること、とっても嬉しいです。
    kouさんから、もりもり勇気をいただいたので、第3話以降も楽しんで綴りたいと思います!
    本当にありがとうございました✨

    編集済
  • 第1話 休日の公園への応援コメント

    金時まめさん、作品読ませていただきました!
    夏の入り口の公園を歩いているような、心地よい物語ですね。
    日焼けしたくないけれど暑さに負けてカーディガンを脱いでしまう葛藤や、「自分との会話」を楽しみながらのひとり歩きなど、多くの人が日常で感じる「小さな心の揺れ」が丁寧に描かれていて、とても共感できました。
    特に、「焼きたくない」と「暑い」の真剣勝負で、前者が勝った試しがないという一節には、思わずクスリとしてしまいました。
    心理や思考の描写は小説ならではの表現だけに、小説の魅力を見せて頂きました。
    それから、買い物のスタイルの描写がすごく丁寧で素敵ですね。
    お目当てじゃない柴犬の本を「これだ!」って直感で買っちゃう矛盾とか、扇子を選ぶときの「風の柔らかさ」や「重さ」を確かめるこだわりとか。金時さんの綴る言葉から、主人公が一つひとつのモノや時間を大切にしているのが伝わってきて、読んでいて温かい気持ちになりました。
    思えば、ここ何年も書店を歩くことをしていないと思いました。書店の中を散策し、思わず手にとってしまう。本屋は、そんな楽しみのある場所だったのを思い出しました。
    個人的に一番好きだったのは、「黒いさん」と「白いさん」のやり取りです!
    伝承では人には守護天使という存在がいるとされます。守護天使は最下位の9番目の階級に属する存在で護衛、後見役、奉仕などを行うとされる。
    人一人に、1人の守護天使とされますが、初期キリスト教のいくつかの文献(『エルマスの牧者』など)では2人の天使でした。一人は右手にあって善に導き、一人は左手にあって悪に導くとされる。
    自分の中の葛藤をあんなふうに擬人化して描くと、独り言よりもずっと賑やかで楽しくなりますね。最後にお腹の音に負けて、白いさんが真っ赤になって旗を降ろしちゃうシーンは、可愛い。
    公園の描写も、五感に響くというか……。
    都会の喧騒が遠くで鳴っていて、近くでは鳥の声がする。そんな「静かな賑やかさ」の表現がとても上手で、読んでいてリラックスできました。
    ……で、最後の「――のだが。」ですよ!
    あんなに美味しそうなランチを想像して、足取り軽く向かったのに、一体何が起きたんですか!?(笑)
    お店が休みだったのか、大行列だったのか、あるいはもっと別の何かが……?
    すごく気になるところで終わっているので、もう完全に「次が読みたすぎる!」という読者心理にさせられちゃいました。
    この続き、どんな「ご褒美時間」が待っている(あるいは待っていない?)のか、楽しみにしていますね!

    作者からの返信

    kou様

    『空の拾い方』をお読みくださり、そして、こんなにも丁寧で温かなコメントを届けてくださって、本当にありがとうございます。
    第一話の中を主人公と一緒に歩いてくださったことが伝わるお言葉の数々を、嬉しくて何度も読み返しました。
    「焼きたくない」と「暑い」の真剣勝負。あれはもう、ほとんど実体験と言いますか……(⌒-⌒; )
    毎年、日焼け対策を貫こうと思うのですが、暑さを前にすると、わたしの決意はあっさり負けてしまいます。そんな小さな葛藤にクスリとしていただけて、嬉しいです。
    柴犬の本を「これだ!」と選んでしまう場面も拾ってくださり、ありがとうございます。
    目的の本を探しに行ったはずなのに、まったく別の本を手にして帰る。書店では、そんな出会いが起きることがありますよね。
    「ここ何年も書店を歩いていない」と気づかれたというお話を読んで、書店の中を目的もなく歩き、背表紙を眺め、予定になかった一冊に呼び止められる時間を、わたしも改めて思いました。
    デジタルはとても便利ですが、アナログの偶然でしか出会えない本や言葉もありますよね。わたしの描いた場面が、kouさんの中にあった書店の記憶を少しでも呼び起こせたのなら、とても幸せです。

    そして、「黒いさん」と「白いさん」を一番好きと仰っていただけたこと!
    二人の姿には、『雨の夜に、少女は魔女になる』で描かれた“魔女”と“聖女”の存在も、どこかで響いていたのかもしれません。
    けれど、わたしの中へやって来た二人は、日焼けやランチをめぐって真剣に争い、最後には空腹に負けてしまう、ずいぶん生活感のある存在になりました笑
    二人の天使についての、右手と左手のお話も、とても興味深く読ませていただきました。
    そこから浮かんだのは、南アジアなどに伝わる「右手は清浄の手、左手は不浄の手」という文化です。
    もちろん、初期キリスト教の伝承とは起源も意味もまったく異なるものだと思いますが、「右」と「左」に象徴的な意味を与えてきた文化が世界のさまざまな場所にあることを思い出し、なんだかおもしろいなぁと感じました。
    同じ「右」と「左」という文字から、こんなにも多様な世界が広がっているのですね。
    右手に善へ導く天使、左手に悪へ導く天使。
    黒いさんと白いさんへ、新しい背景を一つ贈っていただいたような気持ちです。これから二人を思う時、守護天使のお話も、きっと頭の片隅に浮かぶと思います。

    公園の風景を「静かな賑やかさ」と受け取ってくださったことも、胸に残りました。
    遠くには街の音があり、近くには鳥の声や、それぞれの休日を過ごす人たちがいる。
    静かだけれど、決して無音ではない。
    わたしが描きたかった空気を、その言葉で見つけていただけたように感じました。
    そして、最後の「――のだが。」に、こんなにも反応してくださるとは🤭
    (内心:🙌💃⤴︎)
    お店がお休みなのか、大行列なのか、それとも別の何かなのか。いろいろ想像してくださっていることが、とても嬉しいです。

    一人の女性が本を選び、扇子で悩み、公園を歩く。そんなささやかな休日から始まる第一話でしたのに、
    「もう完全に『次が読みたすぎる!』という読者心理にさせられちゃいました」
    というお言葉には、胸がいっぱいになりました。
    大きな事件が起きなくても、主人公ともう少し一緒に歩きたい、その先を見てみたいと思っていただけたのなら、書いた者として、こんなに嬉しいことはありません。
    主人公がこの先、公園で何を見つけ、どんなものを“拾って”いくのか。これからも見守っていただけましたら嬉しいです。

    物語の細部まで大切に拾いながら歩いてくださり、続きを楽しみにしてくださっていることを、大切に胸へ置きながら、次のお話を綴っていきたいと思います。
    本当にありがとうございました。
    とっても嬉しかったです。