応援コメント

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  • ここまで拝読いたしました。率直な感想をお伝えします。

    語りの視点は三人称で、基本的にはソフィレーネ視点ですが、ケルッツアに切り替わる場面もありますね。

    特筆すべきは文体だと思います。
    硬質な語彙が選ばれながらも、疾走感があってとても読みやすいです。
    これがアカデミックな世界観と相性が良いと思います。
    前回読ませていただいた時には模索している印象がありますが、ご自身の文体としての手応えを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

    描写力の高さにも驚かされました。
    人物描写、風景描写、心理描写どれを取ってもレベルが高いと思います。

    ――風評雑誌で誉められていた髪の美しさはともかくとして、貴族としては平均、場合によっては失笑、庶民の平均で見るとまあ上だろう、という、特筆して書くに書けない顔を酷く不満に歪め、ワイシャツにベストとズボン、短く切り込み刈り込んだ髪型という、やや痩せ気味の男の子のような容姿で肩を落とし、俯いた。

    たとえばこのような長文でも形容詞・副詞をふんだんに使っているわりに冗長な感じがせず、まるで短歌を読んでいるかのようにリズムが心地よかったです。
    この文体は作者様の作品でしか読めないものになっていますね。
    ここまで達するのに数え切れぬほどの試行錯誤があったと思います。
    この文体を極めていくのか、さらに進化させていくのかわかりませんが、どうなるのだろうと楽しみです。

    アカデミックな話題が展開される中、総館長ケルッツアと助手ソフィレーネの関係も見ものですね。
    ソフィレーネの感情が揺れ動いていく様が読み応えありました。
    あらすじに「少し遅い恋」とありますが、二人の恋がどうなるか楽しみにしています。
    またじっくり読みに来ますね。

    最後に、自主企画として読んでいたのを忘れ、一読者として没頭し始めた箇所をお伝えしているですが、本作では第一話の終盤とかなり早めでした。
    前作も読んでソフィレーネ・ケルッツアになじみがあるのも原因かと思いますが、個人的には独自の文体に惹かれたからというのも大きいと思います。

    以上になります。
    素敵な作品に巡り会えたこと、心より感謝申し上げます。
    今後の作者様のご執筆活動を応援しております。
    ありがとうございました。

    作者からの返信

    カルガモ丼さま

    お世話になっております!
    丁寧なコメント本当にありがとうございます!!!
    文体を褒めていただけたのがとっても嬉しいです!短歌のようなリズムの良さ、と言っていただけて恐縮やら嬉しいやらで小躍りしてます!
    Xの方でも素敵なイラスト付きでほめていただき、朝から有頂天になりました!
    幸福な余韻のまま返信を書いてます……ほんとうに、ありがとうございます!!!

    没頭していただけた箇所が、1話の終盤と聞いて、ほっといたしました。
    改稿をした甲斐、あったのかな、とちょっと不安だったので。

    アカデミックな話題は憧れです(笑)特にこのシリーズは憧れが強く、ちょっと実地でかじった所を最大限活用して書いてました。
    ソフィレーナの心情に寄り添っていただけて嬉しいです!
    二人の恋がどうなるか、また確かめに来ていただければこれほど幸いなことはありません。

    お読みくださりまして、感想までいただきまして、本当にありがとうございました!!!!!