第15話への応援コメント
雪の森で死を受け入れかけていた由紀が、凪斗の鬼火と優しさに救われ、最後には自ら大内家の因習と向き合う姿が印象的でした。
人を喰らうと恐れられてきた鬼のほうが温かく、人の家に迎えられた異形のほうが残酷だったという逆転も面白かったです。凪斗が長靴を譲る場面や、小鬼に由紀を守らせる場面からは、言葉だけではない彼の優しさが伝わってきました。
「あぶらかたぶら」や「ちちんぷいぷい」といった少しズレた呪文が、重い物語の中で温かな息抜きになっているのも好きです。最後に二人で「鬼は外、福はうち」と唱えて因縁を断ち切る場面は、鬼である凪斗自身も口にすることで、単なる怪異退治以上に印象へ残りました。
由紀にとって凪斗との出会いは、命だけでなく未来まで救う鬼火だったのだと思います。二年後、守り人の約束が果たされる日も見てみたくなる、温かい結末でした。
作者からの返信
丁寧に読んでくださって、心に残るコメント・すばらしいレビューまで寄せていただき本当にありがとうございます。
雪の森での絶望と鬼火の温かさ、由紀が偏見や因習に気づいていく過程など、物語で大切にした部分を受け取っていただけてとても嬉しいです。
重い題材の中での小さなやり取りや呪文にも触れていただき、
最後の「鬼は外、福はうち」まで印象に残ったとのこと、励みになります。
温かな読後感を感じていただけてうれしいです、本当にありがとうございました。
第15話への応援コメント
「頬に残る温度だけが、彼が確かにそこにいたことを教えてくれる」←素敵な文章だな~と思いました。
ナメクジ妖怪を退治するときに、凪斗と一緒に由紀が塩をぶつけたシーンも、すごく良かったです! 凪斗が単独で化け物をやっつけたのでは無くて、由紀も頑張って過去を断ち切ったのですよね。
2年後を待たず、それまでの間も凪斗はしょっちゅう由紀に会いに来そうですね(笑)。
最後まで拝読して、とても感動しました!
作者からの返信
( *´艸`)ですよね~。凪斗は由紀にぞっこんなのでしょっちゅう会いに来ると思います。ロマンスを表現するのは難しいです。頭ひねりました。
ナメクジ退治、由紀も一緒に化け物やっつけるのが新しいかなって思いました。凪斗がナメクジやっつけたら、テンプレ通りになっちゃうから、いかに外すか、この話はそこが肝だと思っています。貴重なコメントほんとにうれしい。ありがとうございます。
第3話への応援コメント
企画参加ありがとうございます。
民話的な質感の和風ファンタジーですね! 凪斗や小鬼の素朴な掛け合いが楽しい。ホッとさせられる流れです。他参加者さん廻りながら続けて読んでみますね!
作者からの返信
読んでくださってうれしいです。
第三話のあの場面、私も書いていてすごく楽しかったところです。
凪斗が由紀を連れて里に戻った瞬間、小鬼たちがわらわら集まってきて、
「お嫁さん連れてきたの?」と無邪気に聞くあの空気が好きで……
里の子たちの素朴さや、凪斗のちょっと困った顔が伝わっていたら嬉しいです。
他の参加者さんの作品も巡りながらは、大変だと思いますが、続きも読んでいただけたら励みになります。
貴重なコメントありがとうございました。(*^▽^*)