27への応援コメント
こんにちわ。
ぐるんぐるんin福岡と申します。(*´ω`*)
さていつも、Xで拝見させていただいているお名前なので、
作品を読んでみようかと思いまして、27話まで一気に読ませていただきました!
まず率直な感想として、展開と構成力が非常に高く、ターゲット層の心をがっちり掴むフックが見事に機能している作品だと感じました。
Web小説によくある「途中でテンプレ展開に逃げて物語の軸がブレてグダグダになってしまう」ということが全くなく、日常のラブコメ感から一転して「呪いの人形」「寺の隠蔽」という本格的なオカルトミステリへと引き込まれる骨太な展開は、本当に面白かったです。
特に27話の形代蔵(※かたしろぐら)に入るシーン、
『扉を開けた瞬間、冷ややかな空気が中からすっと流れ出してくる。そして一瞬遅れて、古い歴史の残り香のような、重苦しい匂いが鼻腔を突いた。』
といった情景描写などは、映像が頭に浮かんでくるような確かな筆力を感じて引き込まれました。
ただ、その高い筆力と面白いストーリーがあるからこそ、Web媒体で読むには「少しもったいないな」と感じてしまう部分がありました。今後のさらなる飛躍のために、一読者として少しだけ気になった点を書かせてください。
1つ目は、「画面の密度(レイアウト)」です。
情景や心理描写がとても丁寧で語彙も豊かなのですが、その分1つの段落や一文が長く、スマホ画面で見ると文字が「ぎっちり」詰まって見えてしまう箇所がありました。修飾語が重なって一文が長くなっている部分を短く切ったり、意識的に「空行(改行)」を多めに入れるだけで、読者の視覚的なハードルが下がり、この作品の魅力がもっとダイレクトに伝わるようになると思います。
2つ目は、「視点のブレ」です。
物語に没入している途中で、ふと「作者の視点からの説明(メタ情報)」のような地の文が唐突に挟まることがあり、それが少しノイズに感じてしまう瞬間がありました。せっかく友呂岐くんの視点でハラハラしているところなので、地の文をあくまで「友呂岐くんの目線と思考」だけに絞ると、ミステリとしての没入感がさらに増す気がします!
ベースの物語の面白さや、キャラクターの魅力(特にポンコツ気味な正統院さんと、苦労する友呂岐くんのやり取り!)は本当に素晴らしいので、文章のレイアウトや見せ方を少し「Web(スマホ)向け」にダイエットさせるだけで、作品の良さが何倍にも跳ね上がるポテンシャルを秘めていると感じました。
すごく楽しい読書時間でした。今後の展開も応援しております!
作者からの返信
お世話になります。
こちら第七管区稀少台です。
ご丁寧な感想、精読痛み入ります。
特に苦戦したオリジナリティの部分を評価して頂き、報われた思いでございます。
文章や視点についてはまったく、ぐるんぐるん様のおっしゃられた通りで、スマホで描いたり、出張で電車に揺られながら描いたり、あとで辞書引こうと思って忘れてたり、
アップしながらも『大丈夫か?』と思っていた次第でございます。
本来であれば、AIに視点のズレなど、確認させればよいのですが、不動産の仕事も忙しく、おざなりになってしまったところは反省しきりです。
また、Web向けのダイエットは非常に苦手なところ。
ご覧に鳴っていただいたとおり、1,000文字の話があれば9,000文字の部分もあり、どうしていいやら苦悶しているところでございます。
風景の描写をダイエットするのも苦手です。
私、浅田次郎の小説が大好きで、風景の描写をたっぷり4ページもして、かわりに主人公の心情に当てるというのが大好物です。
普段旅行しながらも、そんな一人遊びをしている次第で、削らなければんらないのは重々承知の上で、削りきれない。
いま描いている作品についても、ダメだなあと思いながら膨らみがちな風景描写です。
ぐるんぐるん様にこのように丁寧なご感想を頂き、元気100倍です。
引き続き、アドバイスを胸に精進してまいります。
ありがとうございました。
1への応援コメント
点滴を調整し、死に向かっていくところでぞわりと鳥肌が立ちました。
数度、全身麻酔を経験したからでしょうか。ゆっくりと液体が身体の中に入ってきて意識が失われていく感覚を思い出し、死を身近に感じました。(実際は毎回十数える前に眠ってしまい、すぐ病室の上で目を覚ましていましたが……)
読みたい、けど読みたくない描写で初めての体験です。
作者からの返信
ありがとうございます。
先日、僕の母も集中治療室で点滴が繋がれておりました。母は回復していますが、この体験が文章をリアルにしたのだと思います。
このシーンはプロローグです。
全体的にこの作品は『こういうものですよ』と知らしめる目的であり、第一話からはガラッと雰囲気が変わります。
そして、最終話に向けて、ふたたび『死』について物語は転がっていきますが、
今度はプロローグとはまったく逆の展開を見せる対比構造にしてあるのです。
読みにくいですけれども
ぜひ、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。