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    夏を知らせる音への応援コメント

    初めまして、瑞唏よう子と申します。
    この度は、オノマトペ文芸部から私どもの作品を、お読みにくださりありがとうございます。naimaze 様の丁寧なコメントを読ませていただき、とても感動しております。
    ご挨拶を兼ねて、naimaze 様の作品も読みに伺いました。

    最初の「チーーーチッチッチ……」から、音が先に飛び込んできて、そのあとに景色がゆっくり立ち上がってくる感覚がとても面白かったです。音って、目で見るより先に季節を連れてくるんだなあと、改めて感じます。

    特に私が好きだったのは、「私を押しのけて飛び込む モアっとした太っちょな空気」という表現です。空気に体格があるみたいで思わず笑ってしまいました(笑)。夏って確かに、細身じゃなくて、遠慮もなく玄関からずんずん入ってくる感じがありますよね。この一文だけで「今年も来たかあ」と苦笑いしている作者さんの表情まで浮かんできました。

    それから「雨が焦げた香りと、緑の蒸された香り」という部分も印象に残っています。私は雨上がりの匂いを漠然と感じることはあっても、こんなふうに二つの香りへ分けて考えたことがありませんでした。今度雨が降ったら、外に出て確かめたくなる衝動に駆られそうです(笑)

    オノマトペを「音」として使うだけではなく、季節そのものを運んでくる案内人のように描かれていて、とても楽しく読ませていただきました。

    素敵な作品をありがとうございました。
    オノマトぺ文芸部に参加されてる他の作品も読みに伺いたいと思いました。

    作者からの返信

    コメントを届けてくださり、本当にありがとうございます。

    瑞稀さんからの言葉の一つひとつが、まるで夏の木陰の心地よい風のように私の胸に優しく染み込んできて、嬉しさで胸がいっぱいになりました。

    最初の「チーーーチッチッチ……」という音から景色が立ち上がってくる感覚を面白いと言っていただけて、とても救われる思いです。
    目にする映像よりも、耳に届く音や肌に触れる空気のほうが、時にずっと早く季節の訪れを告げてくれる気がして、その一瞬をオノマトペとともに切り取ってみたかったので、その意図をこれ以上ないほど美しく受け止めていただけて本当に感激しています。

    「モアっとした太っちょな空気」という表現を、空気に体格があるみたいだと笑ってくださったことも、とても嬉しかったです。
    まさに、あのじっとりとした湿気を帯びた夏の空気が、遠慮もなくずんずんと家の中に入ってくる、あの少し厄介でいてどこか憎めない感覚を伝えたかったので、私の表情まで思い浮かべていただけて、なんだか恥ずかしくも誇らしい気持ちになりました。

    また、「雨が焦げた香りと、緑の蒸された香り」という二つの香りの書き分けについても、印象に残ったと言っていただけて光栄です。
    アスファルトの熱で雨が乾いていくときの少し焦げたような匂いと、生い茂る木々が湿気で蒸される青く濃い匂い。
    私自身が毎年夏の雨上がりに季節感を感じるなと思っていた匂いでしたので、確かめたくなったと言っていただけて、ささやかな日常の景色を共有できたような特別な喜びを感じています。

    瑞稀さんの「天客日和」も、言葉の響きが本当に美しく、キィちゃんの愛らしさや、静かな山道に響く雨の音、頬をなでる温かな舌先の感触などが、オノマトペを通じて瑞々しく五感に伝わってくる素晴らしい傑作でした。紫くんのことは、女の子だと思ってしまってすみません。
    お互いに、今後も色々な表現を通じて、言葉の持つ優しい響きをのびのびと楽しむことができたのだとしたら、これほど幸せなことはありません。

    こうして部員のみなさんと一緒に、言葉の持つ不思議な力や面白さに悩み、楽しみながら作品を共有できる時間は、私にとってかけがえのない宝物です。
    瑞稀さんが、他の部員の方々の作品にも興味を持ってくださったことも、主催者として、そして一人の部員として、この上なく嬉しく思います。

    ぜひ、またいつでものんびりと部室に遊びにいらしてくださいね。
    これからも瑞稀さんの紡ぐ、優しくて美しい物語に出会えるのを心から楽しみにしております。
    温かいお言葉を、本当にありがとうございました。

  • 夏を知らせる音への応援コメント

    オノマトペは、誰もが簡単に使うことができる表現方法ですけど、簡単だからこそ、オリジナリティが必要になってくるわけですね。深い。w

    「ジジジと鳴く〈蝉〉」としてしまいがちですが、〈蝉〉を書かずに想像させるのは、すごい! 勉強になりました。*^-^*

    今回は、お教室の扉をたたける、かな? がんばってみます。

    作者からの返信

    コメントを届けてくださり、本当にありがとうございます。

    「チーーーチッチッチ……」という音だけで、ちゃんと頭の中に蝉の姿や夏の景色を思い浮かべていただけて、ものすごくホッとしています。「蝉」という直接的な言葉を使わなくても、季節の気配がちゃんと届いたんだなと思うと、言葉の持つ力って本当に不思議で面白いですね。

    おっしゃる通り、オノマトペは身近で簡単な言葉だからこそ、「どうすれば自分だけの音になるかな」と、私もノートの隅であれこれ頭を悩ませていました。でも、そうやって一緒に「言葉の深さ」を面白がっていただけて、なんだかとても嬉しくなりました。

    お教室の扉は、いつでも、どんな時でも、両手を広げてお待ちしています。
    上手く書こうと背伸びをせず、ご自身の耳に聴こえる心地よい「音」をそっと置いていくような、そんな軽い気持ちで大丈夫です。ふらりと部室に立ち寄る感覚で、いつでもお気軽にドアを叩いてみてくださいね。

    もし今回の部室に立ち寄る機会がありましたら、押羽たまこさんの紡ぐ、優しくて賑やかなオノマトペの物語に出会えるのを、心から楽しみにお待ちしています。