応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • かーすけ様、最終話まで読了いたしました。

    最後まで夢中になって読ませていただきました。
    改めて文句なしの星3つ、本音を言えば星10個贈らせていただきたいくらい、今も胸が熱く震えています。

    33歳という、社会の中で葛藤する微妙な年齢。
    都会のスピードや効率という鎧を着て一度すべてを失い、プライドを抱えたまま故郷でぶつかり合う由紀の姿は、まるで私自身の人生そのもの、自分史を見ているかのようで、由紀の揺れ動く心に何度も胸が締め付けられました。

    特に最終話、かつての由紀自身のような女性を無人駅のホームで出迎えるシーン、そして1日6本の汽車を「温もりを共有するための空白の時間」と捉え直す由紀の心の変化に、胸が熱くなりました。
    作られた営業スマイルではなく、泥にまみれて生き直したからこそ出てきた由紀の穏やかな笑顔と、「美味しいお水と、温かいご飯と、綺麗なお星様ならたくさんありますよ」という言葉のあたたかさが、今も胸に残っています。

    「ここは、敗北者が行き着く終着駅などではない。 傷ついた人間が本当の自分を取り戻し、新しい人生へと足を踏み出すための、かけがえのない始発駅だった」

    この言葉の持つ圧倒的な重さと優しさに、私自身も、深く、深く救われました。
    由紀の進む線路には、もう迷いも暗闇もないのだと信じられる、本当に美しい、ヒューマンドラマの極みのような素晴らしい結末でした。

    こんな極上の読書体験と、前を向く勇気を本当にありがとうございました。
    なかなか読むのが遅く恐縮ではございますが、これからもかーすけ様の紡がれる世界を一読者として、他の作品も大切に追いかけさせていただきます。

    本当にありがとうございました!

    作者からの返信

    最高の応援コメントをいただき、胸が熱くなる思いです。
    最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
    実は私自身も昔、夢破れて都会から逃げるように帰郷した経験があります。無人駅のホームに降り立った時、故郷の風の匂いや懐かしい言葉に触れ、「ああ、生きていていいんだ」と救われた記憶が、この物語の原点になりました。
    由紀の旅路や『始発駅』の言葉が、四矢様にしっかり受け止めて頂いたのだと知り、執筆してよかったと感無量です。
    温かいお言葉を糧に、これからも心に響く作品を大切に紡いでいきます。
    また次の物語でもお会いできたら嬉しいです。

  • 第9話 鳴らない電話への応援コメント

    圧巻の一言です……。

    婚約破棄、仕事の喪失という由紀の絶望的な状況。深夜の暗い部屋で、スマートフォンの画面の光だけが彼女を照らしている情景…思わずこみ上げてくるものがありました。

    そこからLINEの履歴を遡るという日常的な動作だけで、彼女が東京でもがいていた10年間と、弟の健太が地元で家族のために「何かを諦め、淡々と日常を支え続けてきた10年間」の残酷なまでの対比を描き出す手腕がすごすぎます。

    健太の短い「了解」「気にしないで」という言葉の裏側にあった本当の重み。
    それに気づき、自分だけが背負っていると思い込んでいた由紀の心が揺らぐ描写は、痛いほどリアルで胸に刺さりました。

    たった一言『ありがとう。いつも、ごめんね』と送るまでに、彼女がどれほどの痛みを伴って時間をかけたのか。
    そして最後に「ダイヤグラムの隅の小さなレール」と表現する美しさ。

    すべてを失った夜に、見過ごしてきた身近な愛に気づく。
    最小の言葉で最大の感情を揺さぶられる、本当に素晴らしい物語です! これからも執筆応援しております!

    作者からの返信

    素敵なコメントをありがとうございます!

    深夜の暗い部屋でスマホを見る由紀、作者の私も息を潜めて見守っておりました。 健太の塩対応すぎる「了解」の裏にある10年分の重みや、ラストのダイヤグラムの描写まで……作者以上に作品の真意を鮮やかに解剖していただき、驚きと嬉しさで降参です。

    健太も「気にしないで」と言いつつ、画面の向こうでドヤ顔をしているかもしれません。 由紀が絞り出した一言の重みをここまで愛していただけて、夜な夜な執筆した甲斐がありました!

    いただいたエールを励みに、これからも彼らの歩みを大切に描いていきます。

  • 第一話、拝読いたしました。

    三色のインデックスシールや窓から見える新幹線の高架など、情景がまざまざと目に浮かぶ緻密で美しい描写に圧倒されました。
    文章がすっと心に入り込んできて、思わず「プロの方だろうか」と驚嘆しながら一気に読み進めてしまいました。

    分刻みで構築された由紀の「完璧なダイヤグラム」が、これからどのように狂い、そして彼女が故郷でどう変化していくのか。
    先の展開が気になって仕方がありません。

    同じく小説を執筆している身として、非常に大きな刺激をいただきました。
    これからも、彼女が人生の始発駅を見つけるまでの軌跡を一人の読者として追いかけさせていただきます。

    引き続き第ニ話以降も追いかけさせていただきます!
    執筆、応援しております!

    作者からの返信

    コメント、本当にありがとうございます。
    情景描写をお褒めいただき、嬉しさのあまり私の人生のダイヤグラムまで少し狂ってしまいそうです(笑)。
    「プロの方だろうか」なんてとんでもないです!普段はただの趣味として、夜な夜な静かにキーボードを叩いているだけの素人でして……。もし主人公の由紀(プロの編集者)に私の原稿を読ませたら、きっと無言で真っ赤に直されてしまうと思います。
    これから由紀の完璧なスケジュールがどう「脱線」していくのか。一緒に彼女の旅を見届けていただけたら嬉しいです。
    ご自身も執筆されているとのこと、お互い楽しみながら書いていきましょうね!引き続きよろしくお願いいたします。