2026年9月20日 15:51
《十六》その花の名は、夜珠への応援コメント
仕事とはいえ、はっきりと物を言う夜珠と、そんな彼女を「気に入った!」と請け負ってくれる楼の鴇母。特に鴇母は、海千山千の相手にも引かないところが格好いいですね。気風の良さもある、なかなかの遣り手なのだろうなと感じました。教養や容貌だけでなく、人を惹きつけるものや、それを支える手腕も大切で、仮初の姿であっても、ひとときの夢を見せる高嶺の花であり続けるには、いろいろなものが必要なのだろうな、と。飲んだ酒に理性なんか溶け出してしまう客の「あわよくば」を、夜珠が嫌だと感じるのも分かる気がします。朋輩たちのやっかみも「そりゃそうだよな」と頷く反面、訳を話せばわかってもらえるというのでもないのも、なかなか難しいところですね。長くなってしまいましたが、夜珠も鴇母も好きです。
作者からの返信
ぽん&こすさま。応援コメントありがとうございます。好きな作者さんにコメントまで頂けるなんて夢でしょうか。光栄です。私、書くのが遅いので、お返事大変遅くなりました汗夜珠と鴇母のこの場面は、私も気に入っています。何故夜珠がこうも過剰反応ともいえる行動を取ったのか、というのはおいおい明らかになっていきます。嫌ですとしか言えず耐えるか、逃げるかしかなさそうなところに、色々違和感を仕込んだつもりでしたが、成功してるとはいい難いですね。今読み返して思いました。ここはもう少し手入れが必要ですね。鴇母は内楼の夜伽をする妓女たちと間諜たちの両方を束ねる難しい立場、夜珠もいろいろの事情を抱えて明月楼にたどり着いています。夜珠と鴇母は、それぞれ違う世界ではあるけど、修羅場をくぐり抜けてきたもの同士の匂いをこの瞬間感じ取ったんじゃないか、と思って書きました。内楼の妓女なら言い分が通るはずなく、鴇母にどうにかできることではないんでしょうが、夜珠は間諜なのであっさり、いいよ、と言ってしまえる。普段はくわせものでありつつ、肝心のところは鬼ではない。間諜たち相手には鴇母もちょっと気を抜いているところがある。夜珠はこういう世界でうまく生きるスキルが全くないので、鴇母から渡って行き方を諭されないと分からない。というのを客や内楼の妓女たちとの関係を通して書いてみました。夜珠のような人間から見た落ち着きの悪さ、気持ち悪さを感じられるといいなと思います。次回公開分も別の妓楼の鴇母が出てきます。この人はいかにもなタイプ。明月楼の鴇母と違いが出せるようにしたいと思っています。夜珠と鴇母が好きだと言っていただけて嬉しいです。読者の皆様にとってこれはアリなのか?というのが今まで見えなかったので。二人の場面はこれからもありますので、読んでいただけますと嬉しいです。私もまたお邪魔させていただきます。めちゃくちゃ長くなりました。感想を書くということが異常に苦手なため、おそらくここでのお礼のみとなるかもしれません。申し訳ございません。御作を読み返しては楽しませていただいています。『伯邑考と羹』、『真珠の数』が大好きです。短編であのまとまりは本当にすごい…。いわゆる綺麗なだけの泣かせる話泣ける話って好きではないのですが、ぽん&こすさまのお話は地面の底から来て、静かに心揺さぶられる感じがとても好きです。伯邑考のお話は今まで読んだ中で一番…腑に落とされましたね。なんで食べたのとは思っても思っただけではダメなんだなあ。『父は一片たりとも〜迎えられる。』(原文から一部引用させていただきました)って凄まじい表現です。激しい表現はないからこそ、もう狂っているのか狂いかけているのか冷静なのかの怖さが迫ってくる。息子への、狂気になりかけている愛を感じました。子が先に亡くなることは大抵の親にとって狂わずにはいられない出来事でしょうが、それをこうも静かに描き切られた筆力に感服しました。これからも、読ませていただきます。ありがとうございました!
《十六》その花の名は、夜珠への応援コメント
仕事とはいえ、はっきりと物を言う夜珠と、そんな彼女を「気に入った!」と請け負ってくれる楼の鴇母。
特に鴇母は、海千山千の相手にも引かないところが格好いいですね。
気風の良さもある、なかなかの遣り手なのだろうなと感じました。
教養や容貌だけでなく、人を惹きつけるものや、それを支える手腕も大切で、仮初の姿であっても、ひとときの夢を見せる高嶺の花であり続けるには、いろいろなものが必要なのだろうな、と。
飲んだ酒に理性なんか溶け出してしまう客の「あわよくば」を、夜珠が嫌だと感じるのも分かる気がします。
朋輩たちのやっかみも「そりゃそうだよな」と頷く反面、訳を話せばわかってもらえるというのでもないのも、なかなか難しいところですね。
長くなってしまいましたが、夜珠も鴇母も好きです。
作者からの返信
ぽん&こすさま。
応援コメントありがとうございます。
好きな作者さんにコメントまで頂けるなんて夢でしょうか。光栄です。
私、書くのが遅いので、お返事大変遅くなりました汗
夜珠と鴇母のこの場面は、私も気に入っています。
何故夜珠がこうも過剰反応ともいえる行動を取ったのか、というのはおいおい明らかになっていきます。
嫌ですとしか言えず耐えるか、逃げるかしかなさそうなところに、色々違和感を仕込んだつもりでしたが、成功してるとはいい難いですね。今読み返して思いました。ここはもう少し手入れが必要ですね。
鴇母は内楼の夜伽をする妓女たちと間諜たちの両方を束ねる難しい立場、夜珠もいろいろの事情を抱えて明月楼にたどり着いています。
夜珠と鴇母は、それぞれ違う世界ではあるけど、修羅場をくぐり抜けてきたもの同士の匂いをこの瞬間感じ取ったんじゃないか、と思って書きました。
内楼の妓女なら言い分が通るはずなく、鴇母にどうにかできることではないんでしょうが、夜珠は間諜なのであっさり、いいよ、と言ってしまえる。普段はくわせものでありつつ、肝心のところは鬼ではない。間諜たち相手には鴇母もちょっと気を抜いているところがある。
夜珠はこういう世界でうまく生きるスキルが全くないので、鴇母から渡って行き方を諭されないと分からない。というのを客や内楼の妓女たちとの関係を通して書いてみました。
夜珠のような人間から見た落ち着きの悪さ、気持ち悪さを感じられるといいなと思います。
次回公開分も別の妓楼の鴇母が出てきます。この人はいかにもなタイプ。明月楼の鴇母と違いが出せるようにしたいと思っています。
夜珠と鴇母が好きだと言っていただけて嬉しいです。読者の皆様にとってこれはアリなのか?というのが今まで見えなかったので。
二人の場面はこれからもありますので、読んでいただけますと嬉しいです。
私もまたお邪魔させていただきます。
めちゃくちゃ長くなりました。
感想を書くということが異常に苦手なため、おそらくここでのお礼のみとなるかもしれません。申し訳ございません。
御作を読み返しては楽しませていただいています。
『伯邑考と羹』、『真珠の数』が大好きです。
短編であのまとまりは本当にすごい…。
いわゆる綺麗なだけの泣かせる話泣ける話って好きではないのですが、ぽん&こすさまのお話は地面の底から来て、静かに心揺さぶられる感じがとても好きです。
伯邑考のお話は今まで読んだ中で一番…腑に落とされましたね。なんで食べたのとは思っても思っただけではダメなんだなあ。
『父は一片たりとも〜迎えられる。』(原文から一部引用させていただきました)って凄まじい表現です。激しい表現はないからこそ、もう狂っているのか狂いかけているのか冷静なのかの怖さが迫ってくる。息子への、狂気になりかけている愛を感じました。子が先に亡くなることは大抵の親にとって狂わずにはいられない出来事でしょうが、それをこうも静かに描き切られた筆力に感服しました。
これからも、読ませていただきます。
ありがとうございました!