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愛を与えてへの応援コメント
こんにちは、花見さん。
コメント失礼します。
本作はもちろん恋愛の話ではあるのですが、不肖な私には同時にアイデンティティの話でもあるように思えました。
主人公の三咲は、本心では深い共感の形である愛を求めつつも。不調法です。
結果として自分を低く設定して、低いからコミュニケーションを取れずとも良いとしている様です。
関わる相手も自分と同じ迷いある者とは考えないのです。
その誤謬を知りつつ、変える事ができずに日々、当て所もない無為な関係を仮設する人物です。
本作は基本的に会話劇。
関係人物以外は、人物も情景も殆どありません。
浅い被写界深度の画面のように。
トリミングされた画面のように。
絞り込み、読む者に焦点を外させない。
このあえての近視眼的構成には感服させれました。
演出としての〝記憶喪失〟の取り扱いは
驚くほど何気ない。
三咲以外に傍証することもない。
それなのに〝忘れていること〟は、確りと彼女のパーソナリティを形作っているのです。
ここも不思議な印象でした。
このように、語られてきたすべての鬱勃とした情動は、最後に三咲の言葉に繋がります。
この瞬間に、心が躍りました。
物語の行き着きついた場所。結末は、余白なく切り詰められた様です。
ここもまた、好ましい形式でした。
読みつつも諸々と空想が湧いて面白く、この度もまた楽しく拝読できました。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
物語の単調感だったり、アイデンティティの形成などの部分に関しては特に意識した点なので、そこに気づいて頂けて嬉しいです!
三咲のご高察も見事ですね。そうなんですよ、この子『自分は何もできない』を言い訳にして、一方的に尽くされる関係に甘え続けてるんです。それを見抜かれたからこそ悠人との関係も悪化してしまったので、三咲は人間関係が上手くいかないというよりは『上手くする気がない』が正しい気がします。ここら辺はわりとリアリティのある人間像にできたのではないかと私も思っていますね。それを見抜くなんて木山さんも流石です✨
お読み頂きありがとうございました。満足頂ける物語が作れて良かったです!
愛を教えてへの応援コメント
ごきげんよう。
非常に読みやすい文章で、最後まで読めましたわ。
ありがとうございます。
ご内容に関しましても、振り幅が激しいストーリーに。
雨のシーンなど優れた演出が加わって、読み進めやすいです。
キャラクターの数も多く、中編、長編と伸ばせて行けそうな伸びしろを感じます。
短編だけではなく、中編、長編をお書きになられることを期待しております。
優雅で素敵なご作品を読ませていただきまして、感謝申し上げます。
拙い感想でお目汚しいたしました。
失礼いたします。
作者からの返信
安音さん、素敵な御感想ありがとうございます!
いえいえ、そんなことないです!むしろ非常に流麗な文章で感心させて頂きました。
そうですね。短編の方がどうしても早く書けてしまうためそればかりになってしまっていますが、これからは中編・長編にも挑戦をしていくつもりです。雨の演出や振り幅のあるストーリーは書きながら非常に意識した点なので嬉しいです!ありがとうございます!再度になりますが、本当に素敵な感想をありがとうございます!
愛を与えてへの応援コメント
三咲は愛を求めているのにも関わらず愛を見ようとしない。
虚愛を享受する。
そして悠人自身も愛を欲していたようにも見えた。愛するだけじゃなく、三咲からの愛を求めた。
同時に、悠人は自分自身に酔っているように感じらる。
三咲に憶えていてもらいたい、憶えているはずだと考えているが、最初の出会い自体は悠人にとって大きな出来事でも三咲にとっては些細な出来事だった。
だから、記憶を戻した時も出会いを思い出していない。
この物語は2人の未熟者の話であると感じたと同時に、三咲よりも悠人が救済される話に感じました。
長々と文章を書きましたが、とても楽しく読むことができました。
解釈違いだったり、読解不足だったら申し訳ない……
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
そうなんですよね、この物語って三咲よりも悠人が救われる物語なんですよ。プロローグや第1話の内容で三咲が愛を知って救われる物語のように見えて、実際は三咲が自身が貰っている愛を自覚して贖罪する為の物語なんです。なので一周目は三咲に共感ができるように出来ていて、読み返した二周目は悠人に読者のスポットライトが当たるような構造になっています。
悠人が自分に酔ってるのもその通りですし、その酔いが冷めるくらいに不憫な立ち位置なのも事実です。私の書く男キャラは皆不憫で可愛い()
解釈違いなんてことはないです! というか私もわりと勢いで書いた作品なので、読解の正否はあんまり気にしなくて良いです。お読み頂きありがとうございました!