邂逅への応援コメント
短編ながら起承転結がしっかり入っており、分かりやすい構成でした。
健一の後悔や最後の自首を決めた清々しさはよく描かれていて、胸にきます。読後感もしんみりと、でもどこかスッキリとするものでした。
暮らしに困窮していわけでも、何かこだわりがあったわけでもないのになぜ魔が差してしまったのか、実行してしまったのか、そこの描写がもっとあると健一の人物像がもっと立体的になるかもしれません。
面白いお話でした、ありがとうございます。
作者からの返信
応援、コメントくださり有難うございます。
特に現実に不満があるわけでもないのに
魔が差してしまうことが普通に起きた方が怖いのでは、
というのが発端でした。
なぜ人は過ちをおかすのか。
深い理由を自覚していない人間ほど苦しむのではないかと思っていますが、そこは私も悩んだ部分で答えがでなかったのと、読者にゆだねる形にしたかったので描けなかったところではあります。
丁寧に読みこんでいただき、有難うございました。
大変勉強になりました。
今後、答えが出たら改稿しようと思っております。
編集済
邂逅への応援コメント
罪を犯したことで失われたはずの「過去の自分」の残像に、最後は救われる物語だと感じました。
犯行のきっかけとなるジュラルミンケースに反射した人工的な光と、終盤の朝焼けの自然な光の対比も印象的です。前者が一瞬の欲望や誘惑を象徴する光なら、後者は罪を消すのではなく、それを背負ってもう一度生きていくことを選ぶための光のように思えました。
タイトルの「残像」が、母の記憶や警察官に憧れていた頃の自分、そして失って初めて気づく平凡な日常すべてに重なっているのが美しかったです。
面白かった、で終わらない作品をありがとうございました。
作者からの返信
はじめまして。
応援、コメントにレビューまでいただきまして有難うございます。
光の描写など細かい部分についても感想をお伝えくださり、
本当に嬉しく思います。
タイトルは初めから決めていたのですが、仰る通り健一の過去と現在、
未来への希望を全て含めたものを残像として描き、余韻を残したかった
ので、読み取ってくださり大変うれしかったです。
また、面白い作品と言っていただいたことも励みになります。
ご丁寧にお読みくださり大変感謝しております。
有難うございました。