第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)07への応援コメント
今回は渡の葛藤が丁寧に描かれていたぶん、終盤の急転直下の展開が鮮やかでした。忍への責任感と、未生の真剣な願いの間で真面目に悩む渡らしさがよく伝わってきたところへ、月希美が嵐のように飛び込んできて一気に空気をひっくり返してしまうのが実に彼女らしいです。そして、甘いようでいて最後は石鹸一つで意識を失うというオチまで含めて、コメディの勢いが最後まで途切れない一話でした。
作者からの返信
ありがとうございます。
コメディはまだまだ苦手です。勢いある文章も苦手です。苦手が苦手なりに頑張りました。温かい目でお褒めいただき恐縮です。板野さんの作品をこれからも読み進めて身体で勉強させていただこうと思います。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)06への応援コメント
今回は未生の存在感がぐっと増した一話でした。朝の騒動をきちんと謝りに来る律儀さや、渡と並んでテレビを眺める穏やかな時間が、とても優しく描かれています。だからこそ、普段はスケッチブックでしか想いを伝えない未生が、自分の口で「わたしの部屋に、来て欲しい」と告げる場面には思わず息をのみました。静かな日常の延長線上にありながら、確かに何かが動き始めたと感じさせる締め方が印象的です。
作者からの返信
なんだかんだ俺の近くに来て、話を聞いてくれる未生ちゃん。彼女のお願いを渡が断れなかった話はこれから野展開に大いに関わってきます。お楽しみください。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)05への応援コメント
前半は広辞苑の一件を引きずるコミカルな空気でしたが、安藤の登場を境に一気に花園亭の世界が広がりました。月希美が本物のアイドルで、忍が数々の競技で活躍する実力者だったという明かしには驚かされますし、それでも気負わず接する渡の自然体な人柄も心地よいです。そして最後、「今夜、わたくしの部屋に来ていただけますか?」という忍の誘いは、少しからかうようなやり取りも含めて、二人の距離が少しずつ縮まってきたことを感じさせる締めでした。
作者からの返信
ありがとうございます。
板野さんはアイドル作品であれだけテンポよく物語を展開させる方なので、私の作品はさぞゆっくりしたものに見えていたことかと思います。やっと動き出した物語をおみせできてうれしいです。
安藤さんの活躍にご期待ください。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)04への応援コメント
今回は完全にドタバタコメディでしたね(笑)。ウメがあれほど深刻そうな顔で送り出した理由が、まさかこんな形で明らかになるとは思わず、渡と一緒に「そういうことだったのか!」と納得してしまいました。寝ぼけた未生の愛らしさから、一気に理性を取り戻して広辞苑片手に追いかけ回すまでのテンポが絶妙で、普段は物静かな彼女だからこそ、その感情の爆発がいっそう印象的です。
作者からの返信
ありがとうございます。
未生ちゃんにはまだまだこれから落ち着いた雰囲気とのギャップで頑張ってもらう予定です。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)03への応援コメント
今回は忍の魅力がぐっと深まる一話でした。冷徹で隙のない佇まいなのに、「マツの料理が美味しいからですわ」と真顔で言ったり、料理下手がまさかのレンジに生卵だったりと、そのギャップがとても愛らしいです。そして最後の「本当にわたくしがここに来たのは、マツの料理のためだけだと思うかしら?」という一言は、それまでのコミカルな空気をふっと変えてしまう余韻がありました。渡を見つめる忍の笑みが、普段との対比もあって強く印象に残ります。
作者からの返信
ありがとうございます。
忍が本当に(色々な意味で)感情の動きを書くのが難しかったです。まだまだ思わせぶりなキャラクターは苦手です。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)02への応援コメント
ほんの短い場面ですが、激しい目覚めのあとにマツの穏やかな声が入ることで、空気がすっと落ち着くのが心地よかったです。「大丈夫でしたか……?」と心配するマツの控えめな優しさも、彼女らしい魅力がよく表れています。一方で、無意識に腹をさすってしまう渡には思わず苦笑いでした。あの朝の一撃がしっかり効いているのですね(笑)。
作者からの返信
ありがとうございます。
短すぎてお恥ずかしい。勉強させていただくなかで、1話1話が1つの番組になるように作るのがいい気がしてきました。次回作以降の参考にします。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)01への応援コメント
一話の締めが「楽園かもしれない」だっただけに、その翌朝がまさかのボディプレスから始まるのは思わず笑ってしまいました(笑)。月希美らしい勢い全開の登場で、彼女の存在感が朝から炸裂しています。一方で、サブタイトルの「始マリは閉マリ」と冒頭のどこか引っかかる会話が、この賑やかな日常の裏に別の空気を忍ばせていて、不穏さとコメディの同居が印象的でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
タイトルの意味回収は章の最後······または完結まで読み終わってから初めてわかるようになっています。たまたま、同音異義的にできたので、後の章もちょっとチャレンジして、不穏な雰囲気にできました。
先日、本作品の完結予約が準備出来ました。文庫本1冊分くらいでちゃんと完結します。
第1章 楽園へようこそ01への応援コメント
更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧
作者からの返信
ありがとうございます。
先の物語も投稿準備が整いましたので、1日1話、完結まで順次投稿されます。
よろしければ続きもよろしくお願いします。
第1章 楽園へようこそ08への応援コメント
一日を振り返る穏やかな締めくくりが心地よく、それぞれの人物を渡自身の言葉で見つめ直しているのが印象的でした。忍、未生、月希美の魅力が、渡の率直な感想を通して自然に整理されていて、「これからこの人たちと暮らしていくんだ」という実感がこちらにも伝わってきます。そして最後の「うん、いいかもしれない」「楽園なのかもしれない」という独白は、これまで積み重ねてきた「楽園」という言葉が、ようやく渡自身の実感として結びついた美しい締めでした。その穏やかさがあるからこそ、あらすじで示されていた「狂気」の存在が、なおさら気になってきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
章の終わりということもあり、また登場人物が一気に増えたので、整理のページを作りました。テーマの再提示も行いながら、作品のメッセージ性も(露骨かもしれませんが)アピールです。
第1章 楽園へようこそ07への応援コメント
これは見事な再会でした。「大事な家族がやって来る日」というツキミの言葉が、ここで渡へと繋がる構成がとても気持ちいいです。昼間の何気ない出会いが、実は運命的な邂逅だったと分かる瞬間には思わず頬が緩みました。そして忍が冷静さを崩してツキミを引きはがそうとする姿や、未生がスケッチブックで「天国?」「楽園?」と畳みかける場面は、この館の賑やかで愛らしい空気がよく伝わってきます。三姉妹それぞれの個性が揃い、いよいよ「花園亭の日常」が始まるのだという高揚感に満ちた締めでした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
オープニング感が出せていれば何よりです。
月希美と渡の物語に向けてどんどん進んでいく勢いが表現できていれば幸いです
第1章 楽園へようこそ06への応援コメント
一話を通して、渡の「楽園だ~~!」という素直な喜びが伝わってきて、読んでいるこちらまで肩の力が抜けるようでした。兄のことを考えたときも、あえて無遠慮に踏み込まない渡の気遣いには、彼の人柄がよく表れています。そして最後、誰もいないはずの浴場で聞こえた「ワタル……」の一言。穏やかな空気のまま終わらせず、ごく小さな違和感を残す締め方がとても印象的でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます
こんな短い1話でもコメントいただけるんですね!
渡の数少ない平穏シーンです。温泉はまだ登場したと思います
第1章 楽園へようこそ05への応援コメント
未生の登場は、扉越しの攻防からスケッチブックでの自己紹介まで、可愛らしさと不思議さがたっぷりでした。声を使わない彼女が「あなたとは、上手くやれるような気がします」とわざわざ書き足す場面には、静かながらも確かな好意が感じられて胸に残ります。渡とのウインクの応酬も微笑ましく、早くも届いたメッセージまで含めて、二人の距離がこれから縮まっていきそうな楽しさがありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
未生ちゃんは、物語上重要なメインヒロインの一人です。かわいく、知的で、面倒見がいい。書いていてどんどん好きになりました。
第1章 楽園へようこそ04への応援コメント
花園亭の豪奢でどこか現実離れした造りが丁寧に描かれ、渡がいよいよ「楽園」の内部へ足を踏み入れたのだという高揚感がありました。サクラの穏やかさとウメの慌ただしい可愛らしさも好対照ですが、何より忍の登場が鮮烈です。「名前」とだけ告げて呼び方を求める場面には、冷たい外見の奥にある親しさへの願いが覗いて、ぐっと惹かれました。最後に渡の手へ残るぬくもりも、二人の出会いを美しく印象づけています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
メイドさん。設定段階では名前だけだったサブキャラたちですが、書いてみるとどんどん動いてくれて、特にサクラとウメのコンビは嬉しい誤算でした。逆に忍は、設定しっかり作った割に動かすのが難しかったキャラです。
板野さんの律歌のように、静かな雰囲気のキャラにもまた再挑戦したいです
第1章 楽園へようこそ03への応援コメント
ツキミとの別れまでを描いた一話でしたが、軽妙なやり取りの中に「楽園」という言葉の意味が少しずつ輪郭を帯びてくる構成がとても印象的でした。「選ばなくていい、考えなくていい」というツキミの語る楽園像は、優しく響く一方で、どこか不穏な余韻も感じさせます。そして最後、「花園亭」の看板が現れた瞬間に、ツキミの「大事な家族がやって来る日」という言葉と自然につながる流れには、思わず「まさか……」と膝を打ちました。穏やかな読後感なのに、その裏で何かが静かに動き始めている気配が心地よい導入です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
すぎた謙遜は冗長かつ蛇足になると思いますのでこちらで割愛します。
「楽園」を作品全体テーマに敷きつつ、ポップに軽快に物語が続きます。月希美は私、とてもとてもお気に入りのキャラクターでして、これからの活躍を早くお見せしたいです。
第1章 楽園へようこそ02への応援コメント
今回は渡とツキミの掛け合いがとても軽快で、自然と二人の距離が縮まっていく様子を楽しく読めました。名前を巡る「ロマンチック」のやり取りは可愛らしく、ツキミという人物の少し不思議で愛嬌のある性格がよく表れています。そして、「楽園って、どんなところを言うのかな?」という問いが投げかけられた瞬間だけ空気が静まり返る演出には、物語の根幹に触れるような気配があって印象的でした。そこから一転、蛇で全部吹き飛ぶオチも、このギャップが実に好きです(笑)。
作者からの返信
コメントありがとうございます。1話ならず2話まで。たくさん作品がある中でお読みいただいていることにただただ恐縮です。
こちらの狙いが全て読まれているっっ。月希美の考え、軽快な雰囲気の中にさっとシリアスを。今後の展開との絡みがうまく表現できていれば幸いです。
第1章 楽園へようこそ01への応援コメント
導入から「楽園はどこだっ!」という叫びで始まるのが印象的で、過酷な山道とタイトルの「楽園」との落差が楽しいですね。渡の飾らない一人語りは親しみやすく、双子の兄の死という重い事情まで自然に読ませてしまう語り口が心地よかったです。そして最後に現れたツインテールの少女は、まるで夏の日の幻のような存在感でした。芝居がかったやり取りも可愛らしく、一気に物語の空気が華やいだのが印象に残りました。
作者からの返信
ありがとうございます。本当に読んだ作品にコメント書かれているんですね。あんなに作品集まっている中、凄いです·····っ!
コメント内容から脱線すみません。明るい雰囲気が伝わっていれば何よりです。書きたいことは書きつつ軽さを求めようとした作品です。
第2章 はじまりはじまり(始マリは閉マリ)08への応援コメント
今回は派手な出来事こそ少ないものの、静かな一話だからこそ不穏さがじわりと滲んでいました。渡が忍や未生との約束を果たせなかったことを真剣に気にかける姿は誠実ですし、その一方で、月希美からの「何時でもいいので」という伝言に導かれるように部屋を出ていく流れには、どこか運命めいたものを感じます。最後の「何かを決定付けるような鋭い音を立てて、ドアが閉まった」という締めが非常に印象的で、何気ない描写なのに物語の空気が一段階変わったような余韻を残しました。
作者からの返信
ありがとうございます。
2章のタイトル回収です。おっしゃるとおり、扉が閉まる瞬間にて、いよいよ始まります。
「何かを決定づけるような鋭い音を立てて」
ひとつひとつ、こちらが印象づけたい言葉を拾ってくださるのが本当にありがたく、また審美眼の鋭さに驚かされます。コナンのCM間イメージ(笑)