第3話 倭媛と熊襲の地への応援コメント
双子の皇子をめぐる謎と陰謀が絡み合い、歴史ミステリーのような面白さがありました。小碓と大碓の入れ替わりが明らかになる展開には驚かされました。熊襲の地の続きも気になります。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
記紀で大碓の扱いが大きく違うことなどから思いついたものになりま
す。そういった部分などを埋めて行くようなつもりで作った部分もあります。
最終話 朝陽の中へへの応援コメント
最後まで読みました。
最初はヤマトタケルを題材にした歴史ものなのかなと思って読んでいたのですが、「実は生き残ったのは大碓だった」というところから一気に引き込まれました。
大碓が小碓として生き、さらに「建」という新しい名を背負っていく流れが面白く、英雄として活躍するほど本人の中では罪が重くなっていくのが印象的でした。
特に好きだったのは稚足彦との関係です。
最初は頼りなくて兄たちを心配するだけだった稚足彦が、少しずつ政治を学び、最後には太子として自分の立場を使って建を助けようとするまで成長するのが良かったです。
建も口では突き放したり「苦手」と言ったりするのに、結局ずっと弟を気にかけているのが伝わってきました。
弟橘媛の最期や伊吹山で小碓の姿と向き合う場面はかなり切なく、最後に建自身の死を直接描かず白い鳥で「帰ってきた」と表現したところも綺麗でした。
建の最後の言葉が「帯中津日子を頼む」で、その後の成務天皇の後継者につながる終わり方も、史実・伝承を物語としてうまく結びつけていると思います。
建内が最後まで何をどこまで分かって動いていたのか、完全には明かされないところも余韻がありました。
英雄ヤマトタケルの話というより、罪を背負って生きた兄と、その兄を救おうと成長していく弟の物語として読むと、かなり印象に残る作品でした。
作者からの返信
丁寧に読んで頂きありがとうございます。
記紀を読んでいて、意外に相違があること、また矛盾や抜け落ちていると思える部分があることから、もし、物語にして補うとしたら?と考えたのが発端です。
当初は同人漫画でしたが、7話のところで会が閉会。お話自体は最後まで作っていたので文字で完成させることにした物です。
大きな流れは、古事記通りに。
そこに創作のピースを嵌め込んでいく感覚で話を作りました。
少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。ありがとうございました。
最終話 朝陽の中へへの応援コメント
神話を知らなくても楽しめる構成でとても面白かったです。兄弟の関係も、複雑な感情が伝わるようで、ヤマトタケルの話のほんの一部ですが引き込まれました。
個人的には弟橘媛が好きなんですよね。身を投じたという走水神社からの景色を思い浮かべながら読んでいました。
作者からの返信
ありがとうございます。
記紀では大碓の扱いが極端に違うことなどから考えついたものです。
あまり紹介されることはないのですが、稚足彦(成務天皇)の后は忍山宿禰の娘なので弟橘媛の姉妹かと⋯⋯
余談ですが、大阪に水走(みずはい)という地名があり、これを見ると、いつも弟橘媛のエピソードを連想します。