令和日本書紀への応援コメント
うつくしき 君の遺骨ほね 戸喫はみ
振りかえる 黄泉比良坂よもつひらさか 道連れにして
夢見里さんの作風を表すかのようなこの歌が特に響きました。死して根の国の神となったイザナミをイザナギが迎えにいくくだりが、古事記では何故か一番心に残っているので。
神話体系の中では冥界下りと位置付けられるこの神話は、世界の神話でも同じようなケースが見受けられるのも興味深いと思います。
死後の世界を昔の人々は本気で信じていたのでしょうね。
令和の世では中々、死というものを根本的に見つめ直すことは難しいと感じます。
それでも、もうじき迎えるお盆の時期は、亡くなった親族やご先祖様を偲ぶ心を、これからも大切にしていきたいです。
作者からの返信
大宮 葉月様
はわわわっ、大宮様! 大宮様に読んでいただきたいなあとおもっていたので、とても嬉しいです!!
さすがの知識です。そしてこの短歌、私も非常にお気にいりなのです。「振りかえってはいけない」のが冥界下りの定石ですが、道連れにされたいから敢えて「振りかえる」という掟破りの矛盾を短歌にこめました。
そうですね、令和は「死」が不可視になった時代だとおもいます。でも、案外「死」が遠くなったから視えないのではなく、近すぎて視えなくなってしまったのかも…なんて想像したりしています。
でも「死」を視ることで「生」を視ることもできる、と私はおもっております。
ほんとうにまもなくお盆ですね。時が経つのがはやいです。私も今は亡き祖父に想いを馳せたいとおもいます。
令和日本書紀への応援コメント
「喰べるものみな 死でできている」にはっとしました
あらたまの〜だけ誰かわからなかったので教えてください🙏
作者からの返信
案山子様
暖かなご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
保食神の死体から家畜や穀物が生まれたように、私たちは命をいただき、死を食べて生をつないでいるのだなあとおもいます。
「あらたまの」にある「狼の性梟の情」は土蜘蛛のことです。朝廷から異端とされた民族。「あらたまの」は年月と改まる(年月の「魂が改まる」)を表す枕詞なので、転生、魂の輪廻を想起させ、「荒魂の」と表記すればやはり土蜘蛛に結びつくようになっています。
ご興味を持っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。
令和日本書紀への応援コメント
すごく綺麗な10首連作でした! 夢見里先生の言葉選びが大好きだなと、小説を拝読したときと同じ感慨を、短歌に対しても覚えました。
「月曜日 岩戸隠れて ピザ頼む 化粧はしない 電話もでない」の1首が、令和らしさを醸し出していて、拝読しながら笑顔になりました。月曜日というところが、また良いですね……!
「喰べるものみな 死でできている」も。どんな時代であっても不変の真理ですよね。そこに目線を向けられた冴えが素敵でした。拝読できて、よかったです!
作者からの返信
一初ゆずこ様
はわわ、嬉しい御言葉、ありがとうございます。小説と短歌、おなじく言の葉で紡ぐものですが、やってみるとまったく違って、暗中模索でした。もともと文章を長めに書いてしまうタイプなので、三十一音に収めるのがむずかしくて…
でも、一初様にお褒めいただいて、自信がつきました。
月曜日なのに磐戸に隠れているということはブラック職場を退職したのかな…苦笑
「食べるものみな」は保食神と月読のエピソードからきています。日本神話のなかでも印象的でした。
暖かな感想、ほんとうにありがとうございました。
令和日本書紀への応援コメント
好き!本当に凄く大好き💕
ついつい四魂(荒魂・和魂・幸魂・奇魂)を思い出して中臣大祓詞が浮かんじゃった!
夢見里龍先生の不穏で耽美な世界観に凄く響く「いとあはれ」な和語や古語に小躍りして折句や続き詞を探す私…
日本語だけに許される「ルビ自由界隈」がこんなに刺さるなんて最高が過ぎます!
作者からの返信
@3014様
嬉しい御言葉、ありがとうございます。
日本書紀特有の世界観と大和言葉の響きに惹かれて連作短歌の題材に選びました。
折句、続き詞まで探していただいたなんて感激です。
ルビと古語、そして短歌は相性抜群だとおもっています。
重ね重ねになりますが、励みになる御言葉、ほんとうにありがとうございました。これからも短歌書いてもいいのだと思えました。
令和日本書紀への応援コメント
言葉の美しさを身に沁みて感じさせてくれるうたでした。
作者からの返信
Mondyon Nohant 紋屋ノアン様
嬉しい御言葉を賜りまして、御礼申しあげます。
言の葉が好きで創作を続けている身なので、非常に嬉しいです。