第七部:変革【美禄視点】への応援コメント
なんてぶっ飛んだ世界観なのでしょう……!
神話の岩戸隠れを「ライブ作戦」として再構成し、そこへアンドロイドの美禄を投入する発想が独特でした。復讐のために動いていた彼女が、照美や月夜見たちとの交流を通じて少しずつ人との繋がりを得ていく流れも印象的です。
第間章1節:勝敗無き祈り【楓雅視点】への応援コメント
なるほど……世界のことだったのか。
第一部:近未来と憂鬱【美禄視点】 への応援コメント
W5って何なんでしょうね……。重要なキーワードそう。
第間章1節:勝敗無き祈り【楓雅視点】への応援コメント
エピソードを分けて、別視点でもストーリーが見れるのはいいアイデアですね!
第間章11節:悪しき科学者の過去【照美&彩︎華視点】への応援コメント
日本神話と近未来SFをここまで大胆に混ぜているのが印象的でした。
岩戸開きをライブにしたり、神様たちがかなり人間臭かったりして、独特の勢いがあります。
美禄も最初は復讐心が強かったのに、照美たちと関わるうちに少しずつ変わっていくのがよかったです。
彩華にも辛い過去があると分かって、単純な悪役では終わらなさそうなのも面白いと思いました。
第三部:失われた光と乱入者【美禄視点】への応援コメント
照美が岩戸に隠れたことで、本当に世界全体から光が失われてしまう展開が印象的でした!
周囲の神々が混乱する中、美禄だけが神話を覚えさせられていたおかげで状況を理解しているのも面白いですね。
辛かった過去の経験が、思わぬ形で彼女の力になっているのが良かったです。
ここから美禄が岩戸の騒動にどう関わるのか気になります!
第五部:求婚と旅立ち【美禄視点】への応援コメント
ここまで拝読いたしました。率直な感想をお伝えします。
「神話✕SF」の世界観がとてもユニークで、その大胆な発想に一気に惹き込まれました。
作者様の日本神話への情熱が行間から伝わり、貴重な読書体験となりました。
端正な言葉を選びながらも、要所では作者様の感性が光り、文体にもこだわられていると感じました。
印象に残っているのは次の文章です。
『思い立った彼女は、祓え給い《はらえたまえ》清め給い《きよめたまえ》神ながら守り給い《かむながらまもりたまえ》幸え給い《さきわえたまえ》と呪文を唱えた。
すると、美禄の身体を靄が包み、その靄は身体に付いた傷も少し癒し、その霧は晴れて少し経ち、彼女は松阪木綿が袖に描かれた白衣と緋袴に下駄という基本的な巫女装束に着替える。
この装束には、ただの巫女装束ではない。言霊を操り、八百万の巫女と禰宜の全ての、荒々しい心…………その力の名を、荒御魂と言い、それを操る。不思議な装束である。
その摩訶不思議な力を秘めた装束が、美禄の身体を生地の肌触りが優しく包み込む。』
名文だと思います。
神話や神道に関連のある単語がバランスよく配置されて、行間から品が漂ってきます。
他作品では味わうことのできない、言葉の響きとリズム感の良さにとりこになりました。
描写力が高いのはもちろんのこと、そこに読みやすさが加わっているのも、作者様の強みであると思いました。
うならされたのは美禄の人物描写です。長くなりますが引用します。
『――――こうして、彼女、美禄という少女は生まれた……名を広隆寺・美禄と言う。栗色のロングヘアに和柄の領布が彼女の頭を彩る。
これは現代で言う頭に身につけるスカーフの様なものであり、このスカーフが美禄の頭を彩っている。
頭に、感情によってコロコロと様相を変える摩訶不思議なお面を頭の左側に身につけ、四葉クローバーの首飾り、切り揃えられた前髪…………
美しく揺れる髪の色に合わせたようなクール顔、顔に似合わぬ静かに燃ゆる炎の様に紅いつり目の瞳が闇夜でカッ!!とひかり、高めの鼻梁とキュッとつぐんだ口元は僅かに微笑みを見せる。』
情報が多く、密度の高い文章が続きます。
しかし窮屈さはまったくなく、むしろゆとりがあって読みやすいです。
他作品で人物描写を読むとき、頭の中での組み立てを強いられることが多いですが、この描写は自然にイメージが流れ込んで、しかも鮮やかです。
作者様の映像喚起力の高さは一級品だと感じました。
また情景描写も得意にされているのではないでしょうか。
『そんな調子で、彼女がふと、あたりを見渡すと、辺りは星々が煌々と暗き夜を照らしていた。
その中で洞穴の周りだけ松明の明かりがうっすらと見えた。そして、ザワザワとした人だかり、悲鳴の様なただならぬ雰囲気が聞こえたので、そこに向かって美禄は歩みを進めた。彼女は小首を傾げつつ言った。』
今回の企画の意図は「作者様の良いところを見つける」ですが、二点だけフィードバックをお許しください。
まず、視点管理を徹底されたほうがいいと感じました。
感じたのは、第一部:近未来と憂鬱【美禄視点】のところです。
神視点の描写が交じったり、地の文に「私」が出てくるなど一人称視点も見られたため、物語の没入感が途切れてしまいました。
唯一無二の作品なので視点管理を徹底されると、作品の質がぐんと上がると思います。
二点目として、ルビの表記がずれている点が気になりました。
私のPCだけがこうなっている可能性もあります。その際は聞き流して下さい。
以上になります。
伝えたいことが多く長文になってしまいました。
素敵な作品に出会えたこと心より感謝申し上げます。
今後のご執筆を応援しております。また遊びに来ます。