車窓の女への応援コメント
黒い眼窩に視力があるのかが気になりました。
盲目だから白紙の日記帳でも読んでいる動作をしてたのかと。
しかし最後に黒い眼窩で主人公を見ていた。
と言うことは黒い眼窩には視力がある。
では白紙の日記帳は何なのだろう。
白紙の日記帳は白紙ではなく何か書かれているのではないか。
あの眼鏡はキテレ○大百科の神通鏡のようなものではないだろうか。
その眼鏡を見せてほしい。
そして、彼女は本当に幽霊なのでしょうか。
電車の急停止で日記帳を落とした。
幽霊も物理的な干渉を受けるのでしょうか。
鏡の世界を自由に行き来できる能力者かもしれません。
彼女は人間かもしれません。
数々の疑問のおかげで
恐怖より俄然、車窓の女に興味が湧きました。
作者からの返信
@sui_sai様、コメントをお寄せくださり感謝いたします。返信が遅れてすみません。
あるいは実体を伴った怪異なのかもしれませんね。黒い眼窩で白紙の日記帳を読み耽っていた理由は定かではありません。おそらくは常人が理解できる思考ではないのでしょう。
不思議と視線は感じるものであり、多くの乗客が気づかない中、主人公だけが認識していた。見られているという感覚を肌身に感じたのかもしれませんね。
車窓の女への応援コメント
主人公の侮りっぷりから既に不穏なものを感じておりましたが、やはり最後にぞくりとさせられてしまいました。
ぽっかりと空いた黒い眼窩で、何も書かれていない日記帳を読み続ける……死因も行動原理も謎だらけなところが、想像の余地という名の恐怖を掻き立てられて最高でした。
視線が合い、その存在を認識されてしまった主人公はこれからどうなってしまうのでしょうか。
作者からの返信
桐山飛鳥様、ご感想ありがとうございます。
確かに迂闊ですね。自分に関心を持たれないうちにせめて車両を変えるべきでした。
この行為に意味があるとしても、彼女にしか理解できないことでしょう。根本的に生者とは考えていることが違うのです。
もしかしたら、今度は主人公が一挙手一投足を観察されるのかもしれませんね。彼の日常が日記帳代わりになるのでしょう。
車窓の女への応援コメント
二ノ前はじめさま
こんにちは。
その座席には決して誰も坐らないことが当たり前の光景になっているというのがおもしろかったです。人間は目に入って来るものがすべて見えているわけではありません。この座席も、ふだんは乗客たちに「見ええない」ものなのかもしれません。それが窓に映ると鮮やかに見えるということに、ぞくりとさせられました。
ずっとそこにいる、というのがなぜか悲しく思えます。
作者からの返信
佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想ありがとうございます。
認識に影響が及んでいるのは間違いないですね。どうしてかその原因たる姿を、主人公が窓越しに見ました。
座席から動くことはなく、白紙の日記帳を眺めている。彼女の未来はずっと閉ざされているのでしょう。
編集済
車窓の女への応援コメント
コメント失礼いたします。
静かな違和感から始まり、
哀しみを見せられたと思ったら、
最後は「黒い眼窩」で恐怖を叩きつけられました。
喪失感を重視して視線だけ合わせて終えるのではなく、
ホラーとして読むとラストの破壊力は抜群ですね……😱 キャーッ!
他の方の感想欄からお邪魔したので、
カテゴリーを気にせずポチッと。
読み始めてから「ホラー!?」と気づきました😅
余韻が強くて、通勤電車の窓を思わず確認してしまいそうです。
作者からの返信
恋せよ恋様、ご感想ありがとうございます。
自分の作風として、死者が積極的に生きている人間に関わることは少なく、己だけの時間を過ごしています。そのためホラーとしては終始静かな雰囲気かもしれません。
ただ、ほんの少しだけ顔を覗かせた恐怖が余韻をもたらせたのなら、ホラー好きとして嬉しく思います。
車窓の女への応援コメント
とっても面白いお話でした!
特に霊に対する人間の解釈と、本当の霊の考えてることが全然違うっていうのはとってもいいですよね‼️
霊の考えてることなんて人間には分からない。意味のわからない恐ろしいことを考えていた、というのはホラーの到達点の1つだと思っております。
面白いお話をありがとうございました☺️。
作者からの返信
香森康人様、コメントに感謝いたします。
やはり生者と死者では見えている光景が違うだけに、根本から価値観が異なるのだと思います。彼女にとって意味のある行為でも、人間にはそれがわからない。
そういう未知の存在であり続けてほしいという願望があるのかもしれませんね。
こちらこそお読みくださりありがとうございます。
車窓の女への応援コメント
二ノ前さん。拝読致しました。ニノ前さんらしい、実に気味の悪い作品でいいですねえ。眼球がない彼女から見つめられた最後のシーンはゾクっとしました。きっと飛び込みで亡くなった人なのでしょう。
にしても最後じっと見つめられた彼は、その後無事だったのでしょうか。車両変えた方がいいような気がしますね。もう遅いかもだけだど。
それにしても二日間で☆100超とは、大ヒット御礼中じゃないですか。
もちろんわたくしもパラパラしておきますー。
作者からの返信
小田島匠様、ご感想とお星様に感謝いたします。
ホラー書きとしてはとても嬉しい評価です。彼女の死因がどうあれ、電車に関連する出来事があったのでしょう。
主人公は人ならざるものを侮り、あろうことか退屈しのぎとして観察していました。見ることと見られることは通じているというのに。
皆様の応援を賜り、本当にありがたい限りです。
車窓の女への応援コメント
二ノ前はじめ 様
とても静かで、じわじわと迫る恐怖が何とも言えない不気味さを感じました。
そして、事故のときに見えた、本の空白の一頁に引かれた罫線が、まるで今起きた事故を予知していたかのような余韻の残る描写がお見事です。
また、事故の衝撃の時に眼球も一緒に転がってしまったのではないかと思うと、ゾッとしました。
作者からの返信
天音空様、コメントをくださり感謝いたします。
あるいは予見していたのかもしれませんね。身を投げた後に残るのは空白で、もう続きが記されることはない。
眼球が床に転がっていたとしたら、きっと主人公を見上げていることでしょう。
恐怖を味わっていただけたなら、ホラー書きとして冥利に尽きるというものです。
車窓の女への応援コメント
拝読させていただきました。
非常に密度の高い作品を、ありがとうございます。『見ること』と『見られること』の逆転が衝撃的でした。
死後も何かを読み続けていると思っていた本が、実は一文字も書かれていない白紙の日記帳だったとは…。これこそがただ『見ていた』という事実を印象付けていると思いました。
そこに、この作品の静かな、死後も続く残酷さがあるように感じました。
作者からの返信
ぽんぽこ解放太郎様、ご感想ありがとうございます。返信が遅れてすみません。
ある意味では、「見る」という行為そのものをしていたのかもしれません。それこそ白紙の日記帳でも構わなかった。生前に残されていた感受性は全て消え去り、その意味さえ忘れてしまった。
見られてしまった主人公は、あるいはその代替品にされるのかもしれませんね。
車窓の女への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
何も書かれていない日記帳。洞の眼。何も映していないように思える目に、「自分を見ていた」と感じる主人公。
理屈抜きで怖いです。どうしたらいいか分からなくて、叫ぶことも出来ない怖さが……二ノ前様の書かれるどのお話も、読んでいる内にいつの間にか息をつめちゃってるのです。
とても怖面白かったです。
作者からの返信
遠部右喬様、こんばんは。コメント返信が遅れて申し訳ありません。
きちんと恐怖を描写できていたならホラー書きの冥利に尽きます。
失われた眼窩の奥から、視線を感じてしまったのでしょうね。底から這い出てきて、絡みつく。主人公はその暗い眼差しを忘れられないでしょう。
車窓の女への応援コメント
眼球のない彼女が眺めていた日記帳……次に事故が起こる日付が書き記されているのかもと想像を逞しくしました。事故が起きれば日付に罫線が引かれ、また次の日付が書き入れられるとか。
たとえ虚ろな眼窩でも「見られている」のはわたしもなんとなくわかりそうだなと思いました。目が合った後はどうなったのか。車窓と同じくらい暗く、ぞっとする掌編でした。
作者からの返信
猫小路葵様、ご感想をありがとうございます
もしかしたら死神に近い存在なのかもしれませんね。日記帳は、日時を想起させるものです。淡々と死を告げているのだとしたら、語り手が抱いた印象はまるで見当違いということになります。
見えていないはずの状態でも、彼女は自分に関わる存在を見出すのかもしれません。この後はどうなるか、月並みですが読者様のご想像にお任せしております。
車窓の女への応援コメント
拝読しました。
ただ読書に没頭しているだけの小柄で童顔な幽霊めいた存在。読書好きとして勝手に好感を抱いてしまいましたが、最後の一行で印象が反転しました。
白紙の日記帳と黒い眼窩というのがなんとも意味深です。
語り手はどうもロックオンされてしまったように見えますね。これから大丈夫なのでしょうか……。
作者からの返信
仁木 一青様、コメントに感謝いたします。
そうやって読み耽っているあいだは、席を占有するだけの無害な存在だったのでしょう。人身事故をきっかけに、彼女は自分の存在に気づいている生者と目が合ってしまった。
この後、どういう行動に出るかはわかりません。ただ語り手にとっては、この世のものではない存在と関わるべきでないという教訓を得たかと思います。
車窓の女への応援コメント
こんにちわ。
拝読しました。
地下鉄の車窓は、私も良く見てしまうのですよ。
本当にそこに映っているものは、こちらの世界と同じなのかなと思いながら、ぼんやりと突っ立っていることが多いので、この作品はそうした私の思いを見事に昇華させてくれたように感じました。
常に空いている席に違和感を抱かないというのも、暗黙の了解なのでしょうが、妙に納得できる雰囲気がありました。
彼女の死因(もしかしたら死んでいないのかもしれない、別の存在なのかも)は分かりませんが、あちらの世界とこちらの世界が最後に瞬間で交わったことに、ゾクリとさせられました。
面白かったです、ありがとうございます。
作者からの返信
みなかみもと様、日常の恐怖を綴ってくださったレビューコメントに感謝申し上げます。
自分も地下鉄を利用していて思いついたお話となります。窓が暗くなると鏡の代わりになるのは、少し不思議なことですね。
普段は此方側と交渉していなかった存在が、『見る』という行為を通じて自分を認識する者に気付いてしまいました。
日常に紛れこんだ恐怖を描けたなら、ホラー書きとして嬉しく思います。