慈雨への応援コメント
「慈雨」拝読させていただきました。
雨宿りの語りかけという形式に惹き込まれつつ読み進めていたのですが、途中で気づいてしまって、一人で震えました。
彼女は「今日、父にきちんと紹介する」と、これから起こることのように語っていますよね。でも実は、彼氏さんはもうとっくにお父様に会っているんじゃないでしょうか。彼女の話し方、優しく語りかけるあの口調そのものが、お父様から受け継がれたものだとしたら――彼氏さんは墓前に立つ前から、彼女の言葉を通してずっとお父様に触れ続けていたことになります。
しかも彼女自身は、それに気づいていない。ここが堪らないんです。読者だけがそのことに気づいて、答え合わせをさせられる。
これだけの仕掛けを、種明かしの一言も使わずに、雨宿りのワンシーンだけで成立させているのが本当にすごいと思いました。素晴らしい作品をありがとうございます。
作者からの返信
丁寧な感想ばかりか素敵なレビューまでいただき、本当にありがとうございます。
読者の方に余白というか空気を感じてもらえるように描いたつもりですので、感想、本当に嬉しいです。
慈雨への応援コメント
お父さんが亡くなったという悲しいモノローグがありますが、全体的に温かく、良い未来が感じられるなと思いました。
素敵です。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
素敵と言ってもらえて嬉しいです。