第7話 吸血鬼の秘薬への応援コメント
涼香が吸血に慣れつつある一方で、ユウの鋭い視線にはまだ本能的な恐怖を覚えている、その距離感が印象的でした。何気なく渡された「恋が叶う薬」が、前話の吸血鬼の秘薬へ繋がる展開も自然で、日常のすぐ隣に陰謀が忍び寄っている感じがあります。恋を諦めた涼香の手元にこの薬が来るという皮肉も、どこか切ないですね。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
涼香の愛情に対する警戒心の高さに手を焼くユウの構図がこの話では顕著に出ているなと個人的には思っています。
また吸血鬼の秘薬については不明な点も多く、怪しいと思いながらもその場で捨てなかった涼香が本当はどう思っているのかという心理が垣間見えるお話です。
第6話 お騒がせな嵐への応援コメント
アイルの軽妙なお兄ちゃんぶりと、ユウが露骨に嫌そうにしているやり取りが楽しいですね。そこから一転して、涼香を案じる鋭い視線や「ハマり過ぎるな」という忠告が差し込まれ、兄弟それぞれの情の深さが見えた気がします。さらに吸血鬼の秘薬と誘拐事件が提示され、屋敷での穏やかな日常の外側で大きな陰謀が動き始めたのも印象的でした。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
この兄弟がどういう風な家庭環境でどういう考えを持ち生きていたのかを考えながら書かせていただきました。
またお話のキーとなる新たな事件で今後どうなっていくのか気になってくれる様に試行錯誤しました。
第5話 春の訪れと共にへの応援コメント
涼香にとっては恐怖と支配の延長でしかない日々が、ユウにとっては「心を開いてほしい時間」になっている、この認識のすれ違いがとても切ないですね。モーエヴィンの殺人的な料理が重い空気の中で良いアクセントになっていて、このギャグ好きです(笑)。ようやく辿り着いたセンチュラルが自由の地ではなく、新たな居場所と呪縛の両方になる展開も印象的でした。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
同行する経緯が不穏だったが為に第一印象からずっと警戒している涼香、そしてマージナの町からずっと涼香自身を見ていたユウとのすれ違いを書くのはとても楽しかったです。
そしてモーエヴィンのぶっ飛んだ執事ぶりを拾ってもらえて嬉しいです。
これから涼香がセンチュラルでどうなっていくのか私も書いていてワクワクしています。
4.5話 吸血鬼の呪縛(ユウ視点)への応援コメント
ユウ視点になることで、これまでの優しさが「獲物を逃さないため」の計算だった一方、涼香の言葉には本当に心を動かされていたことが分かるのが印象的でした。「建前半分本心半分」という揺らぎに、二百年もの間しがらみに縛られてきたユウの孤独が滲んでいます。冷酷に命を奪う吸血鬼としての顔と、涼香との別の出会い方を惜しむ心が同居していて、この矛盾こそがユウの魅力なのだと感じました。
作者からの返信
感想頂きありがとうございます。
ユウは幼い頃から色々とあり他人を俯瞰して見てしまう様なキャラクターですが、涼香との出会いで対等に向き合おうとする意思が芽生え始める所が今話の見どころなのでそういってもらえて嬉しいです。
第4話血の盟約への応援コメント
プロローグの場面がここで繋がる構成、やはり強いですね。ユウの美しさと恐ろしさ、そして涼香がそれでも彼を庇ってしまう感情の揺れが、とても切なく映りました。最後の血の盟約は痛みを伴う強制的な契約でありながら、「これからよろしく頼むよ、涼香」という言葉に奇妙な親密さが宿っていて、この二人の関係が一気に後戻りできないものになった感じがします。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
此処から物語が始まるんだと感じさせてくれるプロローグになったのではと個人的には思っています。
血の盟約のシーンは個人的にはとても好きなシーンなのでそう言ってもらえてとても嬉しいです。
第3話微かな違和感への応援コメント
ユウの優しさに少しずつ心を揺らされていく涼香の様子が、とても繊細で良かったです。「私は光りませんよ」と真面目に返してしまうところ、涼香の不器用さが出ていて可愛いですね。けれど最後に、その優しさや甘い言葉が“手段”だったと示されることで、一気に不穏さが差し込んでくる引きも印象的でした。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
多くは語れませんが涼香の不器用なところも今後の展開でどう変化していくのか楽しみながら書かせていただいております。
この辺りからアクセル全開で書いていますね。
第2話明かせない真実への応援コメント
今回は涼香の「明かせない真実」がいくつも見えてくる回でしたね。母の形見の簪を手放せない場面がとても切なく、旅人として強く生きている彼女の奥にある寂しさが胸に残ります。危機の場面で恐怖に震えながらも冷静に反撃する涼香も格好よく、そこへ現れたローブの青年の紳士的な振る舞いが鮮やかでした。
作者からの返信
お返事頂きありがとうございます。
この簪は彼女の支えでありそして物語のキーになってくるアイテムなのでそこに着目してもらえて嬉しいです。
ローブの青年のヒーロー感とヒロインの逞しさが光るお話になっています。
第1話吸血鬼の噂への応援コメント
旅立ちの第一話らしい空気が心地よく、異国を巡る物語の始まりに自然と引き込まれました。アントニーとの軽妙なやり取りが良いアクセントになっていて、情報収集を生業のように続ける涼香の旅慣れた一面や人柄がよく伝わってきます。冒頭で語られた氷宮家の始まりという伝承と、噂として語られる吸血鬼の存在が少しずつ一本の物語へ収束していきそうな構成も魅力的で、「まさかあんな出来事に巻き込まれてしまうだなんて」という締めが次話への期待をしっかり高めてくれました。
作者からの返信
お返事頂きありがとうございます。
一話は爽やかで美しい情景をイメージして書かせていただきました。
アントニー個人的にはとてもお気に入りのキャラクターなのでまた何処かで機会があれば出してあげたいなと思っている今作の道化担当です。
また主人公の出生にまつわる話はもう少し先でやる予定です。
今後この特殊な生まれがどう絡んでくるのかご期待ください。
プロローグへの応援コメント
物語の幕開けとして、とても惹きつけられるプロローグでした。正体を知られてしまった者と、知られてしまったからこそ手を下さなければならない者という構図が切なく、特に「その手付きは何処か憂いと慈悲を感じさせた」という描写が印象に残ります。主人公も死をただ恐れるのではなく、自分の人生を静かに受け止めているからこそ、二人の間に流れる空気がどこか美しく、この出会いがどのような物語へ繋がっていくのか期待が膨らみました。
作者からの返信
お返事頂きありがとうございます。
この分に二人の考えや思いが詰まっていると個人的には考えております。
そしてこの後の出来事で二人がどうなっていくのか期待させてくれるプロローグになったのではと思っています。
第2話明かせない真実への応援コメント
女の子のバックパッカーなんて普通に危険ですし、涼香が男装して旅をしている理由にも納得でした。
実際にその判断が正しかったと証明されるような展開で、旅の厳しさや世界の治安も伝わってきました。
最後に現れた男性が今後の事件、吸血鬼に関係してそうな引きですね。
第8話 御意のままにへの応援コメント
ユウの「仕返し」が、実際には涼香に抱きつかれたことを嬉しく思っていた裏返しなのが可愛いですね。けれど涼香は自分を「ただの食料」と捉えており、ユウの想いがまるで伝わっていないため、二人のすれ違いが一層切なく感じられました。さらに見合い話の登場で、ユウの家柄と背負う責務が恋心にまで踏み込んできたのが印象的です。
作者からの返信
お返事ありがとうございます。
今回は二人のすれ違いがとても切ないお話になっております。
また結婚は好きな人としたい派のユウが家の主として振る舞うべきという責務との間で揺らいでいるシーンは今後のキーにもなる大切なシーンです。