2026年6月28日 14:53
第4話への応援コメント
私の企画の方に応募していただいて、ありがとうございました。感想は、『修辞法(文章力)』『キャラクター』『ストーリー』『世界観』『総評、他コメント』の四観点+総評、の形で記述させていただきます。観点の番号は、鑑賞中の比重の重い順です①修辞法(文章力):全体の書き味は個人的に好きです。文体から作品全体の雰囲気が伝わってくる書き方ができているのは、良いと思います。でも、だからこそ、推敲をもう少しちゃんとしてほしいとも感じました。例えば、本編中に「これは昔引っ越した時に友達にもらったものだ」という文が出てきます。この一文は、ほとんどの読み手には、引っ越した主体は一人称の話者(主人公)だと捉えられます。しかし後になって、「ママが言うにはひかりちゃんはお父さんからのぎゃくたいってやつで離婚したから今から引っ越さなきゃ行けないらしい。」と言われて、そっちかい、となりました。これはあくまで本文中の一例です。他にも多々、読みにくく感じる部分があります。また、そもそも、本作を一人称視点で書くことの効果とは、なんだったのでしょうか。恋愛、というのは、人間関係の一種です。人間関係とは、主には長い時間をかけて、様々な出来事を乗り越え、異なる視点(主体)どうしが醸造するものです。その時点で、短編と恋愛というのは、相性が悪そうな気もしますが、まあそれは文章の話では無いので、おいておいて。異なる視点(主体)どうし、というのが重要です。一つの出来事に対する、認識や考え方の対立などを通して、互いを理解していくのです。今、本文では出てくる心情は、ほとんど主人公のものだけです。一人称なので。なら、下手に一人称視点でやるよりは、三人称でそれぞれの心情を同じくらいに描写したほうが、ドキドキできるのでは?と思ってしまいました。一人称視点というのは、文学史上なかなか革命的な文体なのですが、得意不得意はありますね。あと、シンプルにちゃんと句点(。)を使いましょう。これらの、誤読されやすい表現や読みにくさは、そのまま読者の認知負荷となり、適度でない認知負荷は、作品の鑑賞体験の質を下げてしまいます。下書きから、明瞭で明晰な文章である必要はありません。そんなことができるのは、ごくごく一部の大文豪だけです。自分で書いた文を、頭から通読し、推敲する過程をしっかり踏んだ方が良いでしょう。(総評の最後に、今後KANATAさんの執筆活動の糧になりそうな書籍を紹介しています)②キャラクター:修辞法の項でも話しましたが、まず一人称で個別のキャラの感情移入のしやすさに、大きな偏りがあるように感じます。そもそも一番のメインパーソナリティーなはずの、煇ちゃんの登場シーンが相対的に少なすぎます。今のままだと、山本の方がメインヒロインです。読んでいて「山本こいつ彼女いるのかよ!」、「やっぱ山本なんかバカっぽくていいな~」となりました。直輝くんは幼い頃に煇ちゃんと過ごした時間があるかもしれませんが、読者はKANATAさんが描写した量しか煇ちゃんのことを知りません。そしてこれも、短編と恋愛の相性の悪さ、という話に繋がってくるのですが、キャラがストーリーに動かされすぎです。恋愛というキャラたちの主体性に重きの置かれるはずのジャンルが、短編の短くかつ、一つのストーリーとしてまとめたい、という要請と嚙み合っていません。だから、ここはそもそも構造的に難しい部分でもありますが。基本的にストーリーは、キャラが創り動かすのです。日常系、というジャンルでは、キャラ達がなにもない日常を過ごしているだけなのに、それが作品として成り立っています。しかし、キャラが登場しないストーリーというのは、(一部の前衛的な不条理戯曲等を除いて)私は見たことがないです。あと、これはすっごく個人的に、主人公の直輝の性格がちょっと鼻につきました(笑)。なんか、斜に構えてる感じっていうんでしょうか。③ストーリー:ストーリーの展開自体は、良い意味で王道な感じでいいですね。でも、でもこれは、やっぱり、もうちょっと長編で、長いスパンで描くべき作品だったと思いますね。夢っていう身近で、かつ幻想的な空間の描写が定期的に入って、それが現実の出来事とも結びつく、という構造はすごく好きです。でも、やっぱり夢と現実がもうちょっと時間をかけてじわじわ合流していった方が、面白いだろうな~、と。前述のキャラの項でもいろいろ不躾に申しましたが、ちゃんと描こうとするとどうしても長くなるような内容でしょう。(あまりこういう変に横やりを入れるような提案は、個人的にも良くないとわかっているのですが、特に活かせたのは、煇ちゃんは花が好きそうだ、という描写でしょう。なんか、夢の中で気づいたら幻想的な花畑にいて~とかで、そういえば自分は花が好きだった誰かを知っている…。みたいな伏線的な描写を、私だったら入れたくなりますね。これは、いや、書いてるのは俺だから、と無視してもらって全く構いません。💦)④世界観:世界観については、読んでて変に思う部分がなかったです。むしろ、ここは現実世界とおんなじような世界観だよ~、という描写(説明的でない自然な説明)を上手いことやってらしゃるな~、と思いました。マネしなければ(笑)。⑤総評、他コメント:本編で一番課題となっているのは、『文章力』と、『長編向けな内容だったこと』でしょう。それ以外は、(普段私が恋愛モノを全く見ないからもあるでしょうか?)新鮮に単純に、面白いと感じました。最後に、失礼を承知で、KANATAさんの今後の活動の糧になりそうな書籍を紹介させていただきます。『日本語練習帳(大野晋)』…個人的に、日本語の文章を使って活動をしている全ての人に読んでほしい一冊。‟自分なりの形”を手に入れるために必要な、強い強い基礎、土台を養ってくれます。『知的文章術(サブタイトル略)(外山滋比古)』…こちらも、文章系の一冊。『日本語練習帳』を優先して読んで、その読了後にこっちを読むのが良いでしょう。『チェーホフ短編作品(チェーホフ)(訳者は神西清さんがオススメ)』…ロシア人作家チェ-ホフ氏の作品群。短編ではありますが、恋愛を主軸に置きながら(なぜか)上手くまとめられている作品が多いです。特に『カモメ』、『ワーニャ伯父さん』などがオススメ。改めて、本当に私の企画にご応募くださってありがとうございました!(たくさんの作品を焦って(でも丁寧に拝読してますよ!)捌いているため、一部適当になっている部分があるかもしれません~💦ゴメンナサイ!細かく確認したいことがありましたら、お気軽にお尋ねくださいませ!)
作者からの返信
たくさんのご指摘ありがとうございました!たしかに読み返して見ると読みにくいところが多々ありました。これから作品を書くときに参考にさせてもらいます!
2026年6月26日 21:25
何気ない日常の一幕に、素敵の一言を添えにやって来ましたさらば…
2026年6月10日 15:16
第1話への応援コメント
自主企画参加ありがと~ほんとに、読みやすくて、めっちゃ良かったし、内容もしっかりしてるね!!これからも時間があるときに読んでいくから、是非是非、僕のも読んでってね~
読んでくださりありがとうございました!機会があれば読ませて頂きまます
2026年6月9日 20:36
感動の再会ですな🥹
励みになりますありがとうございます!
2026年6月9日 20:31
第2話への応援コメント
「約束の5分後」ポリシーに思わず吹き出しました🤣
ですよね!僕も自分で書いててクスッと笑ってしまいました
第4話への応援コメント
私の企画の方に応募していただいて、ありがとうございました。
感想は、『修辞法(文章力)』『キャラクター』『ストーリー』『世界観』『総評、他コメント』の四観点+総評、の形で記述させていただきます。
観点の番号は、鑑賞中の比重の重い順です
①修辞法(文章力):
全体の書き味は個人的に好きです。
文体から作品全体の雰囲気が伝わってくる書き方ができているのは、良いと思います。
でも、だからこそ、推敲をもう少しちゃんとしてほしいとも感じました。
例えば、本編中に「これは昔引っ越した時に友達にもらったものだ」という文が出てきます。
この一文は、ほとんどの読み手には、引っ越した主体は一人称の話者(主人公)だと捉えられます。
しかし後になって、「ママが言うにはひかりちゃんはお父さんからのぎゃくたいってやつで離婚したから今から引っ越さなきゃ行けないらしい。」と言われて、そっちかい、となりました。
これはあくまで本文中の一例です。他にも多々、読みにくく感じる部分があります。
また、そもそも、本作を一人称視点で書くことの効果とは、なんだったのでしょうか。
恋愛、というのは、人間関係の一種です。
人間関係とは、主には長い時間をかけて、様々な出来事を乗り越え、異なる視点(主体)どうしが醸造するものです。
その時点で、短編と恋愛というのは、相性が悪そうな気もしますが、まあそれは文章の話では無いので、おいておいて。
異なる視点(主体)どうし、というのが重要です。一つの出来事に対する、認識や考え方の対立などを通して、互いを理解していくのです。
今、本文では出てくる心情は、ほとんど主人公のものだけです。一人称なので。
なら、下手に一人称視点でやるよりは、三人称でそれぞれの心情を同じくらいに描写したほうが、ドキドキできるのでは?と思ってしまいました。
一人称視点というのは、文学史上なかなか革命的な文体なのですが、得意不得意はありますね。
あと、シンプルにちゃんと句点(。)を使いましょう。
これらの、誤読されやすい表現や読みにくさは、そのまま読者の認知負荷となり、適度でない認知負荷は、作品の鑑賞体験の質を下げてしまいます。
下書きから、明瞭で明晰な文章である必要はありません。そんなことができるのは、ごくごく一部の大文豪だけです。
自分で書いた文を、頭から通読し、推敲する過程をしっかり踏んだ方が良いでしょう。
(総評の最後に、今後KANATAさんの執筆活動の糧になりそうな書籍を紹介しています)
②キャラクター:
修辞法の項でも話しましたが、まず一人称で個別のキャラの感情移入のしやすさに、大きな偏りがあるように感じます。
そもそも一番のメインパーソナリティーなはずの、煇ちゃんの登場シーンが相対的に少なすぎます。
今のままだと、山本の方がメインヒロインです。
読んでいて「山本こいつ彼女いるのかよ!」、「やっぱ山本なんかバカっぽくていいな~」となりました。
直輝くんは幼い頃に煇ちゃんと過ごした時間があるかもしれませんが、読者はKANATAさんが描写した量しか煇ちゃんのことを知りません。
そしてこれも、短編と恋愛の相性の悪さ、という話に繋がってくるのですが、キャラがストーリーに動かされすぎです。
恋愛というキャラたちの主体性に重きの置かれるはずのジャンルが、短編の短くかつ、一つのストーリーとしてまとめたい、という要請と嚙み合っていません。
だから、ここはそもそも構造的に難しい部分でもありますが。
基本的にストーリーは、キャラが創り動かすのです。
日常系、というジャンルでは、キャラ達がなにもない日常を過ごしているだけなのに、それが作品として成り立っています。
しかし、キャラが登場しないストーリーというのは、(一部の前衛的な不条理戯曲等を除いて)私は見たことがないです。
あと、これはすっごく個人的に、主人公の直輝の性格がちょっと鼻につきました(笑)。
なんか、斜に構えてる感じっていうんでしょうか。
③ストーリー:
ストーリーの展開自体は、良い意味で王道な感じでいいですね。
でも、でもこれは、やっぱり、もうちょっと長編で、長いスパンで描くべき作品だったと思いますね。
夢っていう身近で、かつ幻想的な空間の描写が定期的に入って、それが現実の出来事とも結びつく、という構造はすごく好きです。
でも、やっぱり夢と現実がもうちょっと時間をかけてじわじわ合流していった方が、面白いだろうな~、と。
前述のキャラの項でもいろいろ不躾に申しましたが、ちゃんと描こうとするとどうしても長くなるような内容でしょう。
(あまりこういう変に横やりを入れるような提案は、個人的にも良くないとわかっているのですが、特に活かせたのは、煇ちゃんは花が好きそうだ、という描写でしょう。
なんか、夢の中で気づいたら幻想的な花畑にいて~とかで、そういえば自分は花が好きだった誰かを知っている…。
みたいな伏線的な描写を、私だったら入れたくなりますね。
これは、いや、書いてるのは俺だから、と無視してもらって全く構いません。💦)
④世界観:
世界観については、読んでて変に思う部分がなかったです。
むしろ、ここは現実世界とおんなじような世界観だよ~、という描写(説明的でない自然な説明)を上手いことやってらしゃるな~、と思いました。
マネしなければ(笑)。
⑤総評、他コメント:
本編で一番課題となっているのは、『文章力』と、『長編向けな内容だったこと』でしょう。
それ以外は、(普段私が恋愛モノを全く見ないからもあるでしょうか?)新鮮に単純に、面白いと感じました。
最後に、失礼を承知で、KANATAさんの今後の活動の糧になりそうな書籍を紹介させていただきます。
『日本語練習帳(大野晋)』…個人的に、日本語の文章を使って活動をしている全ての人に読んでほしい一冊。‟自分なりの形”を手に入れるために必要な、強い強い基礎、土台を養ってくれます。
『知的文章術(サブタイトル略)(外山滋比古)』…こちらも、文章系の一冊。『日本語練習帳』を優先して読んで、その読了後にこっちを読むのが良いでしょう。
『チェーホフ短編作品(チェーホフ)(訳者は神西清さんがオススメ)』…ロシア人作家チェ-ホフ氏の作品群。短編ではありますが、恋愛を主軸に置きながら(なぜか)上手くまとめられている作品が多いです。特に『カモメ』、『ワーニャ伯父さん』などがオススメ。
改めて、本当に私の企画にご応募くださってありがとうございました!
(たくさんの作品を焦って(でも丁寧に拝読してますよ!)捌いているため、一部適当になっている部分があるかもしれません~💦ゴメンナサイ!
細かく確認したいことがありましたら、お気軽にお尋ねくださいませ!)
作者からの返信
たくさんのご指摘
ありがとうございました!
たしかに読み返して見ると読みにくいところが多々ありました。
これから作品を書くときに参考に
させてもらいます!