応援コメント

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  • 第四幕:毒を飲んだ王への応援コメント

    混乱の中でフィンドレーが即座にアンナ王女を医師として立たせ、自分は迷わずその指示に従う場面が格好いいですね。とりわけマーサへ「見るんだ! 悲鳴は後で上げろ!」と言い切る冷徹さには、命を救いながら同時に真相も逃さない彼の覚悟が表れていました。最後に、その顔へ怒りと悲しみが滲むことで、国王が単なる主君ではなく、かけがえのない友なのだと改めて伝わってきます。

  • 第三幕:王との晩餐への応援コメント

    温かな家族のような晩餐が、そのまま惨劇へ反転する流れが鮮烈でした。とりわけ、国王がフィンドレーへ寄せる二十七年分の信頼が丁寧に描かれた直後だからこそ、序幕で彼が「裏切り者」と呼ばれていた残酷さが胸に迫ります。王の異変を察した瞬間、フィンドレーの視線が盃や皿へ素早く走る描写も、彼の観察眼の鋭さがよく表れていて格好いいですね。

    作者からの返信

    板野かもさん

    ありがとうございます。
    丁寧に読んでくださって、背筋が伸びる思いです。
    このシーンは、関係性を描写するための演出でした。
    毒を使った犯罪は名探偵コ●ンを思い浮かべがちですが、思考と経験値は高校生(工藤新●)とは異なるはず。だと思いました。
    成熟した成人男性としてどう振る舞うかを強く意識したシーンでした。

  • 第二幕:嘘つきの証明への応援コメント

    この一話で、マーサとフィンドレーの掛け合いがぐっと板についてきましたね。マーサの遠慮のない正直さと、それを面白がりながら受け止めるフィンドレーの余裕が心地よく、二人の会話だけで場面が生き生きと動いています。終盤の「礼より行動を信じます」という一言は、マーサの人柄を端的に表す台詞として印象的でしたし、ラストで何気なく描かれたベインが、そのまま王毒事件へ繋がる予感を帯びていて、非常に巧みな締め方だと感じました。

    作者からの返信

    板野かもさん

    いつもいつも丁寧にありがとうございます。
    45歳男爵と18歳侍女。
    立場・年齢・性別が異なる2人がほぼ対等に、恋愛関係でも支配関係でもない、バディとして健全な関係を深めていくためには、どのようなやり取りをさせるべきかと悩んだ最初のシーンです。
    フィンドレーをあれ以上マーサを揶揄いすぎると、今度は庇護関係になってしまう。塩梅が難しいところです。
    毒を舐めるくだりは、「嘘つきのパラドックス」をそのまま転用しました。

  • フィンドレーとの最初の出会いが、想像以上に散らかった部屋から始まるのが面白いですね。飄々として掴みどころのない男爵と、本音がそのまま顔に出てしまうマーサの対比が、一連のやり取りだけで鮮やかに立ち上がっています。最後の「……最悪」の一言には思わず笑ってしまいましたし、この率直さこそがマーサという主人公の大きな魅力なのだと感じました。

    作者からの返信

    板野かもさん

    ありがとうございます。
    「鼻の強い従僕はいなかったのか?」というセリフを言わせたいがために、水タバコと散らかった部屋設定にしました。あまりにも変な匂いにしてしまうと、貴族としてのフィンドレーの品を落としかねないなと思ったので(今でも十分、落ちていますが)

  • 序幕:処刑台の嘘つき男への応援コメント

    処刑台から物語を始める構成がとても印象的でした。フィンドレーという人物が、死を目前にしてなお矜持を失わず、それでいて恐怖や未練を隠しきれない姿が、人間味にあふれていて胸を打ちます。とりわけ、マーサの「落ちた首を拾う作法など、侍女は教わっておりません!!」という脳裏の言葉には、二人の関係性がまだ描かれていないにもかかわらず、その絆の深さが鮮やかに伝わってきました。

    作者からの返信

    板野かもさん

    ありがとうございます。
    こちらから提案させていただいた身ではありますが、読んでいただけてたいへん嬉しく思っております。

    「落ちた首を〜」と言うセリフについて
    彼の首が落ちた時、彼女ならどうするか?と考えた結果、彼女なら拾いかねないと思って、何度も書き直したセリフです。

    編集済