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  • ①の12.旅立ちの朝への応援コメント

    初めまして御主催の『毎日更新』企画に参加させていただいたご縁で読ませていただきました。

    個人的感想ですが、最初は文体の堅さに正直読み進めるのが難しく戸惑ったのですが、
    あ、これ眼と音で楽しむ漢詩だと思えばいけるわと、途中で気づきました。
    作者様の意図と違うのかも知れないのですが、短い区切りが多くあるので、
    詩を朗読するつもりで目で追いながら口ずさみ,言葉の余韻を楽しみつつ読んでいくと,風景や心証がすーっと入っていく感じで面白い体験が出来ました。楽しませていただきます。

    カクヨム様を利用してまだ一週間くらいですが,まさかWEBでここまで尖った作風が読めるとは,底の見えない深さに掘っていくのが余計楽しみになりました。
    新しい扉を開かせていただきありがとうございます。


    話は変わりますが、御主催の企画が継続は力という趣旨で毎日更新が条件でしたの,参加させていただきました。
    しかし自作がなろう様からの転載でストックあと170話ほどあるため,毎日更新が容易というチートなので,趣旨から外れておりましたらご指摘ください。
    取り下げさせていただきます……とりあえず細々14年ぐらいかいているので、継続は力って条件には当てはまるかなとw
    まだ仕様におぼつかないカクヨム初心者のため、企画参加可能の問い合わせを主催者様にする方法が判らず、いろいろ見ているうちに、尖った唯一無二感がある本作に会えたので、運がよかったなとー。

    問い合わせ部分が問題ある場合はご指摘いただけますと助かります。削除いたします。




    作者からの返信

    タカセ様
    ご感想、誠にありがとうございます。​

    また、カクヨムという物語にあふれる世界へお越しいただき、心より歓迎いたします。

    ■ 作品についての感想、そして「読むこと」について​

    拙作に静かな時間と注意力を傾けてくださったこと、それ自体が今となっては大変貴重なことだと感じております(作品の良し悪しとは別の話として)。静かに本と向き合い、物語の楽しみを味わう――それがカクヨムという場所の一つの在り方でもあると思っています。

    この作品で試みた文体は、私にとって大きな挑戦でした。いわゆる古風な言い回しは、特定の人物の視点と心情の軌跡を表すための選択です。物語が進むにつれ、視点人物が変われば、語り口や描写の感触も変わっていく。

    私は歴史や物語が好きで、古典や故事から得る気付きが多くあります。このような文体を書くにあたっても多くの資料を参照し、日本語そのものの学びの連続でした。温故知新、時にその過程そのものが大きな楽しみになります。

    ■ 創作について、少しばかり​

    これは余談ですが、創作やその目的について(大した見解ではありませんが)。

    私自身、カクヨムで書き始めてまだ2ヶ月余りの、ある意味では新人です。Web小説のプラットフォームで日本語で連載するのは初めての経験で、すべてが「初めて」の感覚です。

    この時期にカクヨムへいらしたのは、おそらくKグループの「テンプレ」に関する方針発表がきっかけでは…と想像しています(違っていたらお許しください)。

    AI創作が盛んな今、「従来の作法」と「未曾有の変化」がせめぎ合う中、カクヨムでも様々な議論が行われているように感じます。

    「テンプレ」とは、おそらく作品を商業的に成功させるための一つの型であり、物語の面白さや魅力を最大限に引き出すための創作力の発揮なのでしょう。

    しかし、それ以外にも多くの道があります。私の場合は、「自分の考えや問題意識を、物語という形を借りて表現したい。現実では難しい有限/無限の可能性を借りて、それを表現するため」​ に書いているところがあります。

    ですから、読みやすく爽快とは言い難いかもしれない拙作に、そのような意図を感じ取ってくださる読者様と出会えたことは、この上ない喜びと光栄です。

    ■ 自主企画について​

    私の開催する小さな企画にご参加いただき、ありがとうございます。毎日何十、何百という新しい企画が生まれる中で、この企画を見つけていただけたこと、とても嬉しく思います。

    「チート」についてですが、全く問題ありません。​ 今や異世界ものの常識となりつつある“無双”が、元々はチートの賜物であったように、チートできる能力や資本があること自体、何ら悪いことではないと思います(笑)。

    この企画を始めた目的の一つは、物語にじっくり浸りたい読者にとって、選びやすくなる「きっかけ」の場を作りたいという思いからでした。カクヨムでは「異世界ファンタジー」タグだけを見ても、毎日更新される作品は膨大な数に上ります。特定の「雰囲気」や「スタイル」を持つ作品を探すのは、大海原で針を探すようなもの。

    その中で「毎日更新を続ける」という行為自体が、一つの自己表現です。しかし、それゆえに努力が報われないリスクも常にあります。報酬のために努力するのを推奨するつもりはありませんが、努力が誰かの目に触れ、認められることで初めて正当な報いとなる――その小さなきっかけづくりが、この企画の最も根源的な目的なのかもしれません。

    ■ 最後に、もうひとつのご提案​

    もしよろしければ、「挑戦」と「挑まれること」​ にご興味がおありでしたら、来週日曜日から開始予定の私からの別の自主企画にも、ぜひご参加をご検討ください。詳細は私の近況ノートにてご案内しております。この企画は第1回を無事終えており、創作する者として、必ずや何かを学べる機会になるはずと思います。

    長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

    今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。