応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 最終章 名前への応援コメント

    最後まで読みました。

    最後の方は、失踪事件の解決というより、凛を取り巻く人間関係が一気に試される展開だったように感じました。特に、母の姿をした存在を前にした凛の迷い、彼女を止めようとする誠司の覚悟、美月を守ろうとするハルの献身が重なり、それぞれの関係が言葉ではなく行動によって示されていて、凄く良かったです。

    そして誠司は、凛の代わりに決定的な罪を背負う形になっており、単なる協力者を超えた重さがあると感じました。また一方で、ハルの死は美月との絆を決定的な喪失として刻み、凛にも「守れなかった」という痛みを残しているところが、この話の良さだと思いました。

    最終話はすべてが綺麗に解決するのではなく、名前と記憶と傷を抱えたまま生きる着地点になっていて、静かですが余韻の深い締めくくりでした。とても楽しめました。ありがとうございました。

    作者からの返信

    最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

    失踪事件の解決そのものよりも、凛を取り巻く人たちの関係や、それぞれが何を背負って行動したのかを見ていただけたのがとても嬉しいです。

    凛、誠司、美月、ハルは、それぞれ言葉では整理しきれないものを抱えていて、最後はそれが行動として表れる形にしたかったので、そこを感じ取っていただけてありがたいです。

    誠司の選択も、ハルの献身も、誰かを守ろうとした結果でありながら、同時に凛たちへ消えない傷を残すものでもあると思っています。

    すべてが綺麗に解決するのではなく、名前や記憶や傷を抱えたまま、それでも生きていく終わり方として読んでいただけたことが、とても嬉しいです。

    最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

  • 第二十一章 残していた話への応援コメント

    ここまで読みました。

    怪異そのものの恐ろしさよりも、それに触れてしまった人々の心の揺れを丁寧に描いてるな…と感じました。特に凛と巴の関係には、祖母と孫としての温かさがありながらも、母・麗華をめぐる長年の沈黙と嘘が横たわっていて、守るために隠した巴の痛みと、知らされなかった凛の戸惑いが伝わりました。

    また美月と薫の親子関係も、猫をめぐる小さな出来事の中に、喪失の記憶や母親としての迷いが滲んでいるのが印象的です。そして誠司との食卓の場面では、異常な出来事の後だからこその、人と人が同じものを食べることの安心感を感じました。

    失踪事件と母の名が結びつくことで、凛の過去と現在が一気に交差しているな…と感じ、この後も楽しみに読ませてもらいます。

    作者からの返信

    ここまで読んでいただきありがとうございます。

    怪異そのものよりも、それに触れてしまった人たちの心の揺れを見ていただけたのがとても嬉しいです。

    凛と巴の関係は、祖母と孫でありながら、母・麗華のことを挟んで長い時間言えなかったもの、隠してきたものがある関係として描いています。巴の痛みや、知らされなかった凛の戸惑いまで感じ取っていただけてありがたいです。

    美月とハルの出来事も、ただの怪異ではなく、喪失や家族への想いが残った話として置いているので、そこを読んでいただけたのも嬉しいです。

    誠司との食卓の場面は、異常な出来事の後だからこそ、同じものを食べるという普通の時間が少し救いになるように書きました。

    凛の過去と現在がここからさらに重なっていくので、最後まで見届けていただけると嬉しいです。

  • 第十六章 忘れ物の声への応援コメント

    ここまで読みました。

    この辺りまでの話で、凛を中心にした人間関係の輪郭がよりはっきり見えてきた感じがしています。誠司は外部の人間ですが、巴との会話や危機への介入を通じて少しずつ藤崎家の内側へ入ってきているように思います。そしてその一方で、巴は凛を導く存在でありつつ、亡き夫への未練を見せる弱さもあり、ただの師匠役に収まっていないな…と感じています。

    ハルは凛を守る相棒として頼もしく、凛自身も周囲との関わりの中で成長しているように思い、続きも楽しく読ませてもらいます。

    作者からの返信

    ここまで読んでいただきありがとうございます。

    凛を中心に、巴や誠司、ハルとの関係性の変化まで見ていただけてとても嬉しいです。

    巴は凛を導く存在でありながら、ただの師匠役ではなく、弱さや未練も抱えた一人の人間として描いているので、そこを感じ取っていただけたのがありがたいです。

    ハルも含め、それぞれの関係がこの先どう動いていくのか、最後まで見届けていただければ嬉しいです。

  • 第三章 帰ってきたものへの応援コメント

    ここまで読みました。

    喫茶店、占い、探偵事務所が一つの場所に重なっている設定が面白いと感じました。そして、日常的な商店街の空気の中に、霊や人間の執着が自然に入り込んでいて、怪異ものなのに生活感がある点に興味を持ちました。

    怪異より人間の方が怖い事や、逆に猫に父親の霊や別の存在が混ざる展開があって、単純な幽霊退治ではないのが良いですね。また祖母の占いから凛の探偵仕事につながる仕組みも分かりやすく、今後いろいろな依頼を広げられそうだな…と感じました。

    そして死んだはずのハルが事務所に居座ることで、相棒のような存在になる予感もあり(まだここまでしか読んでいないので、先を読んだら違うかもしれませんが…)、続きが気になる設定だと思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    喫茶店、占い、探偵事務所が重なった場所の空気を拾ってもらえて嬉しいです。
    単純な怪異退治ではなく、人の想いや執着、見えるものと見えないものの境界を描いていければと思っています。
    ハルもこれから大事な存在になっていくので、続きも楽しんでもらえたら嬉しいです