第4話 黄金の魔王の噂への応援コメント
今回は王国側の思惑が描かれたことで、「誤解」が単なる勘違いではなく、政治にも利用されていく構図が見えてきて面白かったです。ゴルドは用水路やフェンスを作って理想の暮らしを整えているだけなのに、それが「堀」や「城壁」、「魔王城建設」と解釈されてしまうすれ違いは、毎回発想が巧みで思わず笑みがこぼれます。本人はウイスキーを片手に隠居生活を満喫している一方、王国では勇者召喚へと話が進んでいく温度差が、この作品らしい魅力になっていますね。
作者からの返信
ゴルドもあえて王国に説明していないという落ち度があるとはいえ、王国がこういう態度を取るのはそうした事情があるからです。
これ以上はネタバレになってしまうのでアレですが、王国は敵を常に必要としている国なんです。
第3話 鋼鉄の魔獣への応援コメント
今回は「本人にとっては穏やかな日常、周囲から見れば災厄」という構図が、とても楽しく描かれていました。ブルズアイによる農作業が「鋼鉄の魔獣」、ホバーバイクが「空飛ぶ魔王の玉座」と受け取られてしまうのは、この世界の常識を考えれば納得感があり、思わず頬が緩みます。ゴルドがワインを片手に「明日はサスペンションを調整しよう」と機嫌よく過ごしている裏で、王国中に恐怖が広がっている対比が、この作品らしいユーモアを生み出していて印象的でした。
作者からの返信
ゴルドはこの星に住んでる全ての人以上に、様々な物や人、それこそ怪異も見てきています。
そして、ブルズアイやホバーバイクには武装が搭載されていないので、尚更彼には悪気もないのです。
何より、ゴルドは暴れるつもりは毛頭ないので、本人の視点だけで見れば誰にも迷惑をかけていないのです。実際、かけていませんが、周囲からすればゴルド自身が怪異なので、ものすごく迷惑に見えてしまうというオチですね。
第2話 剣と魔法の惑星への応援コメント
「剣と魔法の惑星」だと判明する流れが、ゴルドの超科学的な観測を通して描かれるのが面白いですね。現地人を「害虫」と呼ぶ高官への嫌悪で、ゴルドの根っこの優しさと誠実さがくっきり出ていたと思います。最強だからこそ戦わなくていい、という安心の仕方も彼らしくて、最後に農作業へ戻る姿がなんとも愛おしいです。
作者からの返信
高官たちの反応は、ある意味で「私の剣と魔法の世界嫌い」を反映させている要素があります。
科学文明じゃないから、文明じゃない、だからゴルドが好きにしていい。ですが、ゴルドは自分が作られた命だからこそ、命のやり取りのむなしさとかを学んだ結果、こういう話に嫌悪を抱くようになったわけです。
で、結局彼自身が無茶苦茶強い上に、それこそヤベー敵と戦いまくって来た経験なども、深く語らなくても分かるように描いてみました。
第1話 黄金の隠者への応援コメント
ゴルドが戦場で培った力を「破壊」ではなく「暮らし」のために使っている姿が、とても心地よく映りました。巨大な施設を黙々と組み上げる場面は、最強の戦士の活躍でありながら同時にDIYやクラフト作品を眺めるような楽しさがあって、この作品ならではの魅力を感じます。完成した拠点を眺めながらワインを飲み、「明日から何を作ろう」と胸を弾ませるゴルドの姿が実に愛らしく、だからこそ最後の一文がいっそう効いていました。
作者からの返信
彼、軍人ですが工兵みたいなことをやっていました。そして、機械好き過ぎて、相手の施設の構造把握して、相手に気づかれないように侵入とか、コア部品だけ破壊して無力化とかをゲーム感覚でやっていました。
ですが、そうやってぶっ壊す生活にウンザリして、作って楽しむ側に回ったんです。
また、この作品はTerra Techというブロックを組んでビークルを作るゲームで遊んでいた時に構想したので、その要素が入ってます。
このゲームは部品のプラントまで作れますから、そういう要素も含めて作ってます。
プロローグへの応援コメント
プロローグとして、ゴルドがなぜ「戦う英雄」ではなく「静かに暮らしたい隠者」になったのかが、とても丁寧に描かれていて惹き込まれました。最強の存在でありながら、彼が心を躍らせるのは兵器ではなく、自分で手を入れた作業車や機械たちという対比が実に魅力的です。最後の「この隠遁生活が大騒動へと発展していく」という締めも、平穏を望む主人公ほど物語に巻き込まれてしまう予感があって、思わず先を読みたくなりました。
作者からの返信
ありがとうございます。
この作品、いわゆるチートを付与された主人公のスローライフのアンチテーゼにしております。
正直、私はチートを付与されるのが好きではないので、初めからチートのような力を持った存在が、戦いに疲れて隠遁して楽しい生活を送ったらどうなるのか?をテーマに執筆してみました。
第5話 押しかけ女房への応援コメント
サラの登場で、作品の空気が一気に賑やかになりました。「旦那様!」から始まる勢いと、ゴルドの「誰が夫だ!」という反応の掛け合いが軽快で、このギャグのテンポはとても好きです(笑)。一方で、盲目だった彼女をゴルドが救い、自ら義眼を与えたという過去が語られることで、サラの一途な想いにもきちんと芯が感じられました。静かな隠居生活を夢見ていたゴルドにとっては災難そのものですが、その理想が少しずつ賑やかな日常へ変わっていく予感も、この作品らしい温かさがありますね。
作者からの返信
ゴルドにとって、サラに義眼を与えたのは部屋のLED電球を交換したレベルの感覚なんですが、サラにとっては文字通り「光」を与えた行為なんです。
見えることの楽しみを知って、恩人の顔も見れるようになった。
しかも恩人の顔がドストライクだったから猶更というか。ですが、こんな彼女はひたすらに重くハチャメチャなので、ゴルドは「こいつ連れてきたら平穏な暮らしできない」と悟って一人で隠遁を選んだんですよね。まあ、サラに押し負けちゃうんですが。