背中のお不動さんへの応援コメント
>しかし、濁った眼差しは正気を湛えたものであった。
数十年?ぶりの再会はツネ兄にとっても予想外だったでしょうに、
下手に話をしたら甥っ子に迷惑がかかるかもしれない
なんて考えたんでしょうか。
懐かしさも愛情も押し殺して。
だとしたら、切ない、なんて一言で済ませるでは不足すぎます。この渦巻く胸の内をどう表現すればいいのか……
僕も小学生時代にマリオやアイスクライマーで遊んでた世代なので、いろいろ思い出して泣けるっ(つД`)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ツネ兄としては「こんなんなっても俺はヤクザやからな、さいなら」というものですね。
作者としては物語を進める以上、ある程度残酷でならなければありませんがねえ……掌編(短編?)で詰め過ぎな感もありましたが。
私は友人の兄がファミコンやぴゅう太、メガドライブとか持っていたんですよね。よくピコピコと遊びに行ってました。
郷愁はありますが、反社美化になり過ぎないようにと気を付けてはいます。でも、想い出補正はかかってしまいますねえ……。
読んで下さってありがとうございます。有難い限りです。
背中のお不動さんへの応援コメント
人は皆、老いる。
子どもだった自分の周囲にいた、若かった大人たちが歳をとり、弱って、そして亡くなっていく。
この物語も前半は皆が活気にあふれ、良くも悪くもパワー漲る昭和の日本でしたが、時の流れを止めることは誰にも出来ませんね。戦後の闇鍋の名残のような、誰でも彼でもごちゃまぜの浴槽に浸かっていた時代を懐かしく感じながら読み進めました。思い出補正は過剰に入っているという自覚はあります(笑)
病院の中庭で思わぬ再会をしたとき、ツネ兄はわざと呆けた振りをしましたよね。「お、おう」とどもったのが証拠だと思います。目は正気だったと、大吾も承知の上でそれ以上追わなかったのがまた……ですよね。大吾には妻も、もしかしたら子どももいるから。「普通の」暮らしを守らなければなりませんから。
魔山さんの人間ドラマ、とてもよかったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ぴゅう太やファミコンが名前出て大丈夫かな、と思って全作品を検索したのはナイショダヨ。
銭湯は結構、刺青・彫物のおっちゃん居てましたねー。今にして思えば時代が許していた(暴対法施行前)のもありますが。
老いたツネ兄が吃ったところを見て頂いて猫小路さんの観察眼に平伏しております。
直後の「小学校行くんやでぇ」と言いながら……そうなんですよね。
「大きなったな、せやけど俺はしょせんはヤクザやからな」と。
読んで下さってありがとうございます。
純文学でもないですねー! 文芸かなー! ワハハ。ムズイ! がんばります~。
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おお、ツネ兄。こんな姿に。。しかし、無事に生を全うしたということも言えます。
「小学校行けよ」ですか。なにか盛者必衰と言いますか、世間から隔絶された存在がひっそりと衰えていくのは物悲しいものがありますね。
しんみりしたいいお話でした。
確かに純文学と文芸の中間くらいの作風ですね。丁度いいんじゃないでしょうか。
お星さまも入れておきますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ツネ兄としては〝生き残ってしまった〟というものもあると思います。
しかしながら、抗争にも巻き込まれず組の看板も下ろし病院で余生を送っていた中で可愛がった甥御に会ったのは一瞬だけ嬉しかったものです。
直後に惚けたふりで突き放しますが……。
これは純文学……でもないですねえ。狙って書くと文芸っぽく、人情噺っぽくなりました。
読んで下さってありがとうございます。いや、弁護士の小田島さんの眼から映るとリアリティがどうだったか……。
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>「大吾ぉ、小学校行くんやでぇ」
涙腺崩壊しました。
「半端モンのヤクザ」と、世間、身内からも爪弾きにされているツネ兄の、最後まで残った「私」への愛情にぐっときました。
御作好きでございます。涙が止まりませんっ…!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
最近、a1502dさんや、佐和ネクロさんの小津安二郎リスペクトの純文学に刺激されて「おいらもかくぞっ」となって出来上がったのが今作です。
ツネ兄自身、背中にお不動さん背負った割には大吾とピコピコと遊んでいたのですが流石に法律が施行されてピタッと関係を断ったんですよね。
再会した時にボケたふりで遠ざけたのもツネ兄なりの『最後の愛情』でしたね。
私はヤクザのおじさんはいませんでしたが、銭湯はまだ刺青入れたおじさんとか居たなあ……今は銭湯に行っていないし、刺青は入店不可でしょうし。
読んで下さってありがとうございます。たまにはこういったものも書くんですよ。
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社会や実の兄から爪弾きにされている、ツネ兄。
一方で、自分にはいつまでも優しかったツネ兄。
その両面が描かれた上で、最後のシーンで車椅子に乗るようになってしまったものの優しさは変わらなかったというのが、なんとも言えない切なさが心に残りました。
面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ラストのツネ兄は
「こんなんなってもヤクザはヤクザや。俺には関わるなよ」
とボケたふりをしていた優しさで、それが書いていて「作者は残酷でなくてはならないな」と重くなったのも事実です。
でも、本当は手を握りたかったでしょう……。
読んで下さってありがとうございます。励みになります。
背中のお不動さんへの応援コメント
濁った眼差しは正気を湛えた。
昔のあの人たち、カタギには手を出さない。
仁義というものが、少なからずあったのだと思います。
決して、肩を持つわけではないですが、
必要悪だった部分もあるのでしょう。
彼らという歯止めが無くなり、より犯罪は凶悪になってる気がします😓
ステキなお作品でした🤗⭐✨
作者からの返信
コメントありがとうございます。
仰る通り、決して肩を持つつもりはなく、『昭和の終わりの残り香』を描いたものですね。
銭湯も自由でしたねえ。今では考えられないですが鮮やかな背中のおっちゃんたち。
読んで下さってありがとうございます。レビューもありがとうございます。