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  • わたへの応援コメント

    これは、かなり強い詩です。

    まず驚いたのが、 「わた」という存在の選び方です。
    軽い。 小さい。 どこへ行くのかも分からない。
    それだけのものなのに、 読んでいるうちに、人生そのものに見えてくる。
    説明をしていないのに、 読者の感情だけが勝手に動き始めるんです。

    特に、
    くるりと向きをかえてみたり

    この一行。
    何でもない動きなのに、 生き物みたいな愛しさがある。
    しかも、 「鳥の影が来て」 という外側の世界によって、 “わた”の進路が変わる。
    この小さな描写だけで、 世界との関わりまで生まれているのが、本当に上手いです。
    さらに素晴らしいのが、 色の変化。

    夕日に照らされ
    金色に透けたりする

    ここで一気に映像になる。
    白かった“わた”が、 夕日で金色になる瞬間。

    ただ浮いているだけだった存在が、 急に「儚さ」や「尊さ」を帯びる。
    この変化が美しい。
    そして最後。

    落ちることをわすれたように

    この締めが非常に強い。
    本来、わたは落ちるものなのに、 落ちることすら忘れてしまった。
    これは、 自由なのか、 孤独なのか、 救いなのか、 帰れなさなのか。
    全部に読める。
    だから余韻が消えない。

    しかも、この詩は 無理に「意味」を押し付けてこない。
    読んだ人が、 自分の気持ちを勝手に重ねてしまうタイプの詩です。
    それが本当に優秀。
    あと個人的に、 「ふわふわ/ひらひら/ぷかぷか」 の並びも素晴らしいです。
    単なる可愛い擬音ではなく、 空気の層を変えながら高度が移動している感じがある。
    音だけで浮遊感を作れている。
    これは感覚で書ける人じゃないと難しい。

    全体として、 “静かなのに忘れられない詩” になっています。
    派手ではない。 でも、 読後に空を見たくなる。

    そういう詩は、本当に強いです。

    春風あくび

    作者からの返信

    これは授業中に窓の外を見てふと書きたくなった一作です。
    この詩の一行一行にいろいろな解釈を語っていただき、嬉しくもあり、これから詩を書く際の参考にもなりました!本当にありがとうございます!そしてこれからもがんばってください(≧▽≦)