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遺骨と旅をする男への応援コメント
読み終えたあと、しばらく動けませんでした。
「介護小説」でも「親子愛の美談」でも終わらせない、生々しい生活の重みが胸に残ります。
母親を“女”と呼び続ける距離感。
愛情と軽蔑と義務感と情が、全部ぐちゃぐちゃに混ざり合っていて、それでも最後には「かあちゃん」としか呼べなくなる流れが本当に凄まじかったです。
特に、
「お前がいたから、俺は安心してヤクザができた」
この台詞、短いのに兄の人生全部が滲んでいて震えました。
誰も“理想の家族”じゃない。
でも確かに愛していた。
そのどうしようもない現実が、黄昏のローカル線の風景と完璧に噛み合っていて、読みながらずっと終着駅へ向かう振動を感じていました。
ラストの
「ようやくおれは生まれることができたのだ」
まで読んだ時、これは“母を送る物語”であると同時に、“息子が人生を始める物語”だったのだと気付かされます。
静かな作品なのに、読後の感情の揺さぶりがとんでもない。
名作でした。
作者からの返信
素敵なコメントとレビューありがとうございます(´▽`)
夕方から夜になる情景を書くのが好きなので、情景とストーリーが噛み合っているというお言葉大変嬉しいです。とても丁寧に読み込んでいただきありがとうございました!!
遺骨と旅をする男への応援コメント
私は言葉にするのが上手に出来ないので、うまく言葉に出来ませんが、素晴らしい作品ですね。
それでもコメントを残したく思いました。
母親との距離感が呼び方で変わっていくところが良かったです。シリアスな話でしたが、最後には希望が見えましたね。
作者からの返信
コメント、素敵なレビューありがとうございます(´▽`)
母と息子の距離感に気づいてくださってよかったです。素晴らしいと言ってくださって本当に嬉しいです!!コメントくださって本当にありがとうございます!!