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  • 遺骨と旅をする男への応援コメント

    読ませていただきました。
    しばらく言葉が出ませんでしたがとても良かったです。
    喪失というのはそれぞれのタイミングで何度も訪れるんですよね。あれが最後だったんだ、もう会えないなど、折に触れて感じるたびに、失ったことを認識する。
    兄にしろ父親にしろ、関わりが切れていたように見えて、それぞれに何かを感じているのが胸を打ちます。
    母のいなくなった世界を受け入れた主人公が歩み出すシーンはとても象徴的で良かったです。
    そもそも企画で秋犬さんの作品を推測する補足にと、別のを読みに来たのですが、いいのを読んで得した気分です。ブラインドの方は、ますます分からなくなりましたが!
    とても面白かったです。

  • 遺骨と旅をする男への応援コメント

    胸が一杯です。
    愚かで哀れな母親を兄は捨て、弟は傍に残りました。
    母親を「女」と呼んでいた弟が、最後に「かあちゃん」と呼ぶ場面に、強く心を揺さぶられました。愚かであっても、自分の帰るべき場所であった母親。何がどうであっても、自分の母親であることを、魂が引き剝がされるような思いの中で思い知ったのでしょう。

    >おれは歩き出す。ようやくおれは生まれることができたのだ。

    母親を送り、母親の中に組み込まれていた自分は解放され、新たな人生を歩いて行く。ただ、母親を送る物語ではないところも素晴らしいと思いました。

    作者からの返信

    コメント、評価ありがとうございます(´▽`)
    とても読み込んで頂いた感想とても嬉しいです。主人公のこれからが明るいといいなと私も思います。お読みくださりありがとうございました!

  • 遺骨と旅をする男への応援コメント

    秋犬さん、私の企画に参加していただいてありがとうございます!

    私はあなたの作品を多く読んでいるファンみたいなものなので、作風はそれとなく知ってるつもりですが、本作はとてもいいですね。一人称が「おれ」なのが特にいいです。西村賢太とかをそれとなく思い出します。

    構成も巧みで、過去の回想が自然に描かれていて読みやすいです。凡庸だった母と、一心同体のように生きてきたおれ。最後の寺院で感情決壊する場面が本作の白眉です。ここまで読んできた読者で、ここで胸を撃たれない人間はいないでしょう、素晴らしい場面です。

    こういう作風をベースに書いた作品を公募の新人賞に送ってほしいですね。秋犬さんの「核」がこの作品にあると私は思います。

    それではこれからもお互いに頑張りましょう!

    作者からの返信

    コメント、評価ありがとうございます(´▽`)そして自主企画お疲れ様です!
    たくさんお褒めいただき嬉しいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝一人称「おれ」は「俺」よりも少し舌足らずな雰囲気が出て、結構好きです。構成も読みやすいと言ってくださりありがとうございます。今後も精進してまいります!

  • 遺骨と旅をする男への応援コメント

    秋犬様

    今まで読んだ秋犬様作品の中で、これが一番好きかもしれません。

    >箱になる前は、旅行になんてほとんど行ったことがなかった。

    ここ十年ほどで三度ほど遺骨に臨む機会がありましたが、
    涙よりも「自由になってください」みたいな気持ちが先行したのを思い出します。

    どうにも言葉にならず、肝心なところが拙いレビューですが、
    お納めください。

    作者からの返信

    コメント、そして素敵なレビューをありがとうございます(´▽`)
    私も最近高齢の祖母を見送りましたが、遺骨になってしまうとなんと言うかスっと諦めがつく感じがするんですよね。人によっては棺に納める瞬間、火葬場で点火する瞬間、そしてお骨になって出てきた瞬間と様々な波がそれぞれドラマとしてある気がしました。「遺骨」に注目して読んでくださりありがとうございました!

  • 遺骨と旅をする男への応援コメント

    私は言葉にするのが上手に出来ないので、うまく言葉に出来ませんが、素晴らしい作品ですね。
    それでもコメントを残したく思いました。

    母親との距離感が呼び方で変わっていくところが良かったです。シリアスな話でしたが、最後には希望が見えましたね。

    作者からの返信

    コメント、素敵なレビューありがとうございます(´▽`)
    母と息子の距離感に気づいてくださってよかったです。素晴らしいと言ってくださって本当に嬉しいです!!コメントくださって本当にありがとうございます!!


  • 編集済

    遺骨と旅をする男への応援コメント

    読み終えたあと、しばらく動けませんでした。

    「介護小説」でも「親子愛の美談」でも終わらせない、生々しい生活の重みが胸に残ります。

    母親を“女”と呼び続ける距離感。
    愛情と軽蔑と義務感と情が、全部ぐちゃぐちゃに混ざり合っていて、それでも最後には「かあちゃん」としか呼べなくなる流れが本当に凄まじかったです。

    特に、

    「お前がいたから、俺は安心してヤクザができた」

    この台詞、短いのに兄の人生全部が滲んでいて震えました。

    誰も“理想の家族”じゃない。
    でも確かに愛していた。

    そのどうしようもない現実が、黄昏のローカル線の風景と完璧に噛み合っていて、読みながらずっと終着駅へ向かう振動を感じていました。

    ラストの

    「ようやくおれは生まれることができたのだ」

    まで読んだ時、これは“母を送る物語”であると同時に、“息子が人生を始める物語”だったのだと気付かされます。

    静かな作品なのに、読後の感情の揺さぶりがとんでもない。
    名作でした。

    作者からの返信

    素敵なコメントとレビューありがとうございます(´▽`)
    夕方から夜になる情景を書くのが好きなので、情景とストーリーが噛み合っているというお言葉大変嬉しいです。とても丁寧に読み込んでいただきありがとうございました!!