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    第1話への応援コメント

    Xからきました。

    お菓子と夏祭りと。
    頑張って読ませていただきました。

    りんご飴やベビーカステラを食べる時のシーンは、言葉のチョイスとして成功していると感じました!
    ただ「美味しい」と書くのではなく、歯触りや口内での変化、果汁の広がり方をかなり具体的に描写しています。お菓子が大好きな主人公という設定に説得力を与える、非常にリッチで魅力的な「食レポ」ができていると思います。文章を超えてこちらまで食べたくなるような美しい文章でした。

    また、待ち合わせ場所での、主人公のそわそわした動きの描写は文句なしに可愛らしく、映像が綺麗に浮かびますね。
    無駄なポエムに逃げず、数年ぶりの学外交流に対する緊張感と、着慣れない浴衣への戸惑いが具体的な動作だけで素敵な表現になっていました。非常に質の高い青春小説の1コマです。

    その反面、逆に良い文章が故に目に付いてしまう事がありました。
    それは文体の二重人格とも言える、発言と地の文の乖離ですね。
    「如何せん」「語を絞り出すように」「我々を包んでいる」「汎ゆるものの締め括り」と、かなり衒学的で回りくどいと感じます。
    青春モノとしての爽やかさは、地の文の固さによって少々掻き消えてしまっている印象です。
    哲学的なキャラクターアークがあるため、固い地の文でいいのかな?とは思いましたが、青春的な爽やかは少々削られてしまい、全体の文章との整合性が取りづらいです。
    特に「我々」というのは引っかかります。状況から考えて、「私達」の方が文章としては合っているかなと感じます。


    主題のお菓子の表現は素晴らしいものでした。ベビーカステラなんかは、本当に食べたくなりました笑

    影ながら応援してます。
    頑張って下さい!