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  • 読ませていただきました。あらすじを読んでから読むと、さらに印象が強まるようなお話でした。「障子越しの朝日がやわらかな金色となって、部屋の畳を照らしていた」なんですよね。あらすじの夜の月光が、本編では朝日の光になっている。冒頭からこの対比が美しかったです。しかも、その朝がものすごく幸福。「この世界のすべて」という表現、この時点ではきっと本当にそうなんですよね。家があり、母がいて、父がいて、ルルがいて、里があって、丘があって……世界がまだ小さくて、その小さな世界が満ちている。だからあらすじにあるように、後に「幼馴染を失った」となったとき、失うのはルルという一人だけではなく、フィオナが世界そのものとして認識していたものになる。この流れが綺麗で、そして残酷でした。

    そして、ルルとの関係がまた良いですね。朝の挨拶から始まり、「待って」と言って追いかける。何気ないのですが、この「追いかける」という構図がかなり象徴的であるように感じられました。「どっか行っちゃいそう」もすごく重い……この時点で、「外に行きたい」と「ここにいてほしい」というものすごく小さなズレが二人の間に存在しているんですよね。でも二人とも、それを深刻な問題だとは思っていなさそうで……これが後々壊れていくと思うと、ものすごく切ないです。ゆっくりになりますが、続きを読ませていただきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    あらすじと1話だけで、そこまで深くて美しい考察をしていただけるなんて...読みながら鳥肌立ちましたw

    かけがえのない日常、その中に潜む小さなズレ...まさにそこを感じ取ってほしくてかなり丁寧に描いた場面だったので、届いてめっちゃ嬉しいです!

    その『切なさ』の予感を胸に、ぜひこの先のフィオナたちの物語も見守ってもらえたら幸いです!
    ゆっくりで大丈夫ですので、またお時間のある時に続きをお楽しみください!
    温かいメッセージ、ほんまありがとうございました!!