九への応援コメント
こころに重たいものが沈殿したような感覚です……。
不平等の是正や人権擁護を是とする思想を信条とする中で、自分自身の中に存在する「悪性」を認めるのは不可能なのでしょうね。
先生自身が幸せになりたいなら、「信条」を「悪性」にするべきだったのでしょう。東南アジアでの対処がソレだったのかもしれませんが。でも社会にとって幸運なことに、先生は最終的にはそれを選ばなかった。
その選択は誰も幸せにはならないけれど、不幸の拡大を食い止めた先生の判断は立派だったのかもしれないと思いました。
でも、率直な感想を言えば私は先生を好きにはなれませんでした。
作者からの返信
K.Kさん、本作も拝読していただいてありがとうございます。
本家の「こころ」も読後感は正直しんどいので、重さは同じぐらいにしようと思い、現代的なテーマとして小児性愛を取り上げました。なんとも言えないのは、本人がなりたくてそうなったのではないにもかかわらず、それは決して許されない欲望だということです。分類上は精神疾患ですからね。
そして、先生は女性には決して好きになってもらえる存在ではありません。なれるわけがない。なんなら私も嫌いです。精神疾患なのだから、適切な治療にアクセスし、自己の欲望をコントロールする道を歩むべきでした、少女を傷つける前に。
子ども、児童の定義って、実は18歳以下なんですね、法律によると。そして、最近毎日毎日教師の高校生以下の女生徒の対する性犯罪のニュースの多いこと多いこと。この国の男はクズだらけなのか、と内心激怒しています。子どもは大人が守るものです。先生は遂にこの観点に辿り着けなかったのでしょう。私たちは辿り着かなければならない、と思います。
五への応援コメント
人の話を聞くことが政治家の必須条件という言葉には納得できます。
相手の思想に共感するかどうか、肯定するか否かに関わらず、聞いて理解することがまずは必要で、そんな能力がある彼だからこそ先生は手紙を書いたのかなと思いました。
作者からの返信
テレビなどで番組内や、国会での国会議員の討論を見ていると、全然話聞いてないな、と感じる政治家はいますよね。そういう政治家は正直信用ならないと思っています。自分と考えが違う人たちといかに共生していくか、が政治の大きなテーマです。もう一つは複雑な利害調整です。このどちらにも「聞く力」は必須ですからね。これが出来ないなら政治家はするべきではないと思います。そうですね、先生が僕、田村に手紙を書いたのも、その性格、将来性を考えての事と考えていいと思います。同年代ぐらいの仲間に信頼出来る人間がいれば先生の人生は変わったでしょうね…。