応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 閉店告知が張られることなくマルヨシの毎日が続くことになりほっとした気持ちです。もちろん一時的な凍結であるため、本質的な解決にはなっていないのかもしれませんが、それでもこの結果は京子をはじめとするマルヨシで働く人々の功績だと思えました。初めのころから考えると、変わったものもたくさんあり、その変ったものが新たな影響を次々に生み出し、この結果を出したのだと思えました。京子やハツエ、店長をはじめとするマルヨシで働く人々や、マルヨシを訪れる人々の毎日が守られて良かったと思えました。まだしばらくこの物語を読んでいたいと思いましたが、もうあと少し! わずかな寂しさと共に次回も楽しみに読みたいと思えました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    閉店告知が貼られず、マルヨシの日々がもう少し続くことになったことを、ほっとした気持ちで受け取っていただけて嬉しいです。
    おっしゃる通り、これは完全な解決ではなく、あくまで一時的な凍結であり、まだ店の未来が約束されたわけではありません。

    ちょこっと唐揚げや小さめ弁当、ほしいものメモ、試食会。
    どれも大きな改革ではありませんが、その小さな変化が人を変え、店を変え、次の変化を生んでいく。
    その流れを感じ取っていただけたこと、とても嬉しいです。

    マルヨシで働く人々や、そこを訪れる人々の毎日が少しだけ守られたことを、一緒に喜んでいただけたようで嬉しいです。

    物語も残りわずかとなりましたが、最後まで京子たちとマルヨシ成田台店の日々を見守っていただけると嬉しいです。
    いつも丁寧に読み進めていただき、ありがとうございます。

  • 第30話 最後の試食会[後編]への応援コメント

    試食会を通してマルヨシを訪れる人々の内面がよく分かった回でした。これまで読者である私は京子と同じ視線でマルヨシを見ていたように思います。しかしそれが今回、少しだけ真帆や美羽、乃々花、石動といった人々の視線になれた気がします。皆が日々の生活の中でマルヨシを拠り所のひとつとして認識し、大切に思っているのだと分かりました。そして、その思いが「今日も何とかなる」という言葉に集約されていたのであろうと思いました。その言葉のために、マルヨシが残り続ければいいと思わずにはいられませんでした。人々の決して大それたものではなくとも大切な、ささやかな強い思いを感じることのできる物語だと思いました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    試食会を通して京子だけでなく、真帆や美羽、乃々花、石動たちがマルヨシをどのように見ているのかを感じ取っていただけて嬉しいです。
    これまでは京子が売場に立ち、少しずつお客様の事情や思いに気づいていく形でしたが、この回では、その人たち自身の言葉によって、マルヨシがどんな場所になっていたのかを別の角度から見せたいと思っていました。

    「今日も何とかなる」という言葉は、この店が持っている役割を一番短く表現している言葉だと思っています。
    大きな奇跡を起こすわけではないけれど、仕事帰りや子どもとの帰り道、一人で家に帰る前に、少しだけ今日を支えてくれる場所。
    そういうマルヨシの存在を感じていただけたなら、作者冥利に尽きます。

    決して大それたものではないけれど、それぞれの生活の中では確かに大切な思い。
    いつも丁寧に読み進めていただき、ありがとうございます。

  • 母親の残したレシートの裏の手紙が十年以上の歳月を経て店を守りたいという京子の助けになった素敵な回でした。そして初めのころと比べて登場人物が皆、変わりつつあるということを再確認できました。京子の行動の一つひとつがハツエに休憩を取らせ、店長を少し強くし、神崎すらも変えているような気がしました。
    そしてマルヨシを訪れる人々の思いが京子を変えているのでしょう。緩やかな、しかし確実な変化が頼もしいと思えました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    母のレシートの裏に残された言葉が、十年以上経ってから京子自身を支え、今度は店を守りたいという思いにつながっていく。
    その流れを受け取っていただけて嬉しいです。

    また、京子だけでなく、ハツエや店長、神崎まで少しずつ変わり始めていると感じていただけたことも嬉しく思います。
    京子がマルヨシに来て変わっていくだけではなく、京子の行動や、そこに訪れる人々の言葉が周囲にも小さな変化を起こしていく。
    この作品では、そうした一方通行ではない変化を大切にしたいと思っていました。

    おっしゃる通り、京子もまた、マルヨシを訪れる人々の思いによって少しずつ変えられているのだと思います。
    大きな出来事ではなく、日々の売場の中で起きる緩やかだけれど確かな変化を感じ取っていただけて、励みになります。

    いつも丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。

  • 閉店告知を前にして京子やハツエをはじめとするそこで働く人々やマルヨシを訪れる人々の間に流れる緊張感にも似たものが感じ取れました。数字だけでは店は残らない。しかし、マルヨシを訪れる人々の中にある感情も決して無視できるものではないと感じました。閉店告知を貼らせないための京子たちの抵抗の行方が気になる回でした。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    閉店告知が現実味を帯びてくることで、京子やハツエたち働く側だけでなく、マルヨシを訪れる人たちの間にも少しずつ緊張が広がっていく。
    その空気を感じ取っていただけて、とても嬉しいです。

    おっしゃる通り、数字だけでは店は残せない一方で、感情だけでも店を残すことは難しいのだと考えています。
    だからこそ京子たちは、マルヨシを訪れる人々の言葉や暮らしを、どうにか「店を残す理由」として形にしようとしているのだと思います。

    本部にいた頃の京子なら、数字だけで判断していたかもしれません。
    けれど売場に立ったことで、現場には現場の思いや数字だけでは見えない理由があることに気づいていく。
    その変化も含めて書きたいと思っていました。

    閉店告知を貼らせないための抵抗がどうなっていくのかは、物語後半の大きな軸にもなっていきます。
    引き続き見守っていただけると嬉しいです。

  • 京子の発案したことがほんの少し、マルヨシの未来を良い方向に導いた回だと感じられました。思い返してみるとちょこっと唐揚げやローストビーフ小皿を始めとして彼女の案が幾つも積み重なっていましたね。そしてそれがマルヨシを訪れる人々ばかりでなく、そこで働く人々をも少しずつ、変え始めていると感じられました。ささやかな変化が確かな物語として胸に届く感覚が大変心地よく感じられました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    ちょこっと唐揚げやローストビーフ小皿、ほしいものメモなど、どれも大きな改革ではありませんが、そうした小さな積み重ねが、訪れる人たちだけでなく、働く人たちの意識や関係も少しずつ変えていく。
    この作品では、そういうささやかな変化を大切に描きたいと思っていました。

    劇的な出来事ではなくても、日々の売場の中で少しずつ何かが変わっていく。
    その積み重ねを「確かな物語」として受け取っていただけたこと、とても嬉しいです。

    丁寧に読み込んでいただき、ありがとうございます。

  • 第22話 ハツエの秘密[後編]への応援コメント

    京子の気遣いもハツエの抱えていた秘密も、マルヨシに来店する人々の言葉も、全てが正確に、わずかな振動を持ったような繊細さで伝わってきた気がしました。人に踏み込み過ぎず、分かった気にならない。京子が大事にしてきたことが今回、少し深化したような気がしました。そこにはきっと戸惑いもあったのでしょうが彼女は一歩踏み出した。そんな構造がここまで鮮明に伝わってくるのは作者様自身に人間の営みや感情の機微を読み解く力があるからなのだと思いました。何処にでもあるかもしれない、しかし、美しく繊細なものを感じ取れる作品だと改めて感じました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    京子の気遣いや、ハツエが抱えていたもの、そしてマルヨシに来る人たちの言葉まで丁寧に受け取っていただけて、とても嬉しいです。

    「踏み込み過ぎず、分かった気にならない」という距離感は、この作品の中で大切にしてきた部分ですが、今回はそこからさらに一歩だけ踏み出す回でもありました。
    相手のすべてを知ることはできなくても、必要なときには「一人で抱えないでください」と言えること。京子にとっても、それは大きな変化だったのだと思います。

    ハツエの秘密も、ただ重い出来事としてではなく、京子との関係やマルヨシという場所のあり方につながるものとして描きたいと思っていました。
    その繊細な部分まで読み取っていただけたこと、本当に励みになります。

    「どこにでもあるかもしれない、しかし美しく繊細なもの」と感じていただけたことは、この作品にとってとても嬉しい言葉です。
    今回も丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。

  • 京子の発案した予約表が廃棄を減らすだけでなく、訪れる人の安心感をも作り上げていましたね。もちろんそれも良いと思えたのですがそれ以上に石動に対して間に合ったと思える買い物を残すという判断をした京子の繊細な感性に心が動きました。ただ単に便利にするのではなく、誰かの心の動きを繊細に感じ取れないことには描けない表現であると感じました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    予約表の場面について、廃棄を減らすだけでなく、訪れる人の安心感につながっていると感じていただけて嬉しいです。
    この仕組みは便利さのために始めたものですが、同時に「すべてを便利にすればいいわけではない」ということも描きたいと思っていました。

    石動にとっては、塩サバ弁当を確実に予約することよりも、金曜日の夜に売場へ来て「今日も間に合った」と思えること自体に意味があるのだと思います。
    その人にとっての小さな習慣や心の動きを感じ取ることも、また大事なのだと考えています。

    ただ効率化するのではなく、その人にとって残しておいた方がいい余白もある。
    それを表現したい回でもあったので、その部分を読み取っていただけたこと、とても嬉しいです。

    ご感想、ありがとうございます。

  • スーパーで売れ残った弁当が廃棄になる。何処にでもある筈のそんな風景が明確な重みをもって感じられました。誰かのために作られた筈の弁当が廃棄されゆく様が京子の目線を通してよりリアリティを伴って感じられました。
    そしてこれは作品全体に通ずることかもしれませんが、毎回、誰かへの繊細な思いやりを感じる文章だと感じました。京子やハツエの言葉ひとつ、情景描写ひとつにしても誰かへの思いやりを深く感じることのできる文章だと感じました。このような文章は読んでいて非常に心地よいと感じられました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    廃棄されるお弁当の場面は、この回の中でも特に大切にしたかった部分であり、「明確な重み」を感じていただけたこと、とても嬉しいです。
    スーパーでは日常的に起きていることかもしれませんが、誰かの晩ごはんになるはずだったものが届かずに終わってしまう。
    その切なさを、京子の目線を通して描きたいと思っていました。

    また、文章全体に「誰かへの思いやり」を感じていただけたことも、励みになります。
    京子やハツエの言葉、売場や惣菜の描写の中に、踏み込みすぎないけれど無関心ではない距離感を込めたいと思っていたので、そのように受け取っていただけて良かったです。

    今回も丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。

  • 親への感謝や思いはずっと後になってから分かることも多いですね。京子もしばらく経ってから母親の事情を知った訳ですが、結局はそれが正確なタイミングだったのかもしれないな、などと考えました。そしてその思いがこれから誰かに向けられてゆくのかと考えると不思議なつながりを感じられました。半額のシールが京子にとってまるで違って見えた描写が正確でとても心温まると思いました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    親への感謝や思いは、子どもの頃には分からず、時間が経ってからようやく受け取れることもあるのだと思います。
    京子にとっても、母の事情や半額弁当に込められていた思いを知るのは、きっとこのタイミングだったからこそ受け止められた、という面もあるのだと思います。

    そして、その受け取った思いが、今度は惣菜売場で誰かの今日を温めることにつながっていく。
    そうした小さなつながりを感じ取っていただけたこと、とても嬉しいです。

    半額シールが京子の中で違って見え始める場面は、この作品の中でも大切にしたかった部分です。

    今回も丁寧に読んでいただき、ありがとうございます。

  • 閉店勧告を前にして京子の成長がはっきりと感じられた回でした。もちろんその成長は急激なものではなくささやかなものかもしれません。しかし、はっきりと彼女は変化しているという事実が感じられました。その背景にある要因としてハツエの存在が特に大きいのではないかとも感じられました。人に近づきすぎず、分かったような気にならず、でも、無関心でいるのではない。京子にとって大事な要素は全てハツエから提示されているのかも知れませんね。今後、この店がどのようになってゆくのか、幾らかの緊張と共に見守りたいと思いました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    京子の変化を「急激ではないけれど、確かに変わっている」と感じていただけたこと、とても嬉しいです。
    この作品では、大きな覚醒や劇的な成長というよりも、日々の売場や人との関わりの中で、京子が少しずつ自分を取り戻していく姿を描きたいと思っていました。

    また、ハツエの存在にも触れていただけて嬉しいです。
    おっしゃる通り、京子にとってハツエは、惣菜売場の先輩であるだけでなく、人との距離感や、見守ること、踏み込みすぎないことを教えてくれる大きな存在です。

    「近づきすぎず、分かったような気にならず、でも無関心ではいない」という距離感は、簡単なようで難しく、この作品全体でも大切にしたかった部分です。

    閉店の話が出てきて、物語としても少し緊張感が増していきますが、引き続き京子たちとマルヨシ成田台店を見守っていただけると嬉しいです。

  • 半額シールの存在で普段の売り場が少しだけ複雑になる。そんな様子がリアリティを伴って感じられました。そこにはそれぞれの事情があるには違いありませんが、それだけに直ぐに解決できる問題ではないのでしょうね。

    人に言ったことほど、自分には難しい。そんな覚えが私にもあります。京子が少しでも誰かに掛けた言葉を自分自身にも向けられることができてほっとしました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    半額シールは、ただ商品が安くなるだけのものではなく、誰かにとっては助けであり、同時に売場の空気を少し複雑にしてしまうものでもあると思いながら書いていました。
    おっしゃる通り、それぞれに事情があるからこそ、簡単に正解を出せる問題ではないのだと思います。

    また、「人に言ったことほど、自分には難しい」という部分にも触れていただけて嬉しいです。
    京子自身が少しずつ自分にも向けられるようになることは、この物語の中でも転換点の一つであり、大切にしたかった変化でした。

    今回も丁寧に読んでいただき、本当にありがとうございます。

  • マルヨシが内包する繊細な人間の営みがはっきりと伝わってきた気がします。人は誰しもが何らかの複雑な事情を抱えている。そこに深入りし過ぎず、無関心にもならず絶妙な距離感を保って接することのできる登場人物たちが愛おしく思えました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    「深入りし過ぎず、無関心にもならず」という距離感に気づいていただけたこと、とても嬉しいです。
    まさに私がこの作品で表現したかったことで、誰かの事情をすべて知ることはできなくても、惣菜売場やイートインのような場所で、少しだけ支え合える関係を描きたいと思っていました。

    京子はスーパーの店員という立場なので、お客様個人の事情に深くは立ち入らない。
    乃々花もまた、事情を抱えていますが、京子の視点で判明するのはごくわずかです。

    マルヨシという店の中にある、人それぞれの生活や小さな事情を丁寧に読んでいただけたことも嬉しく思います。
    引き続き、京子たちの日々を見守っていただけると幸いです。

    編集済
  • 毎回、からあげや弁当、ローストビーフといった商品がそれを取り巻く人間と幾らかリンクしているような心地よさがあります。何処にでもあるかもしれない、しかし貴重でささやかなドラマチックを感じた気になれました。

    作者からの返信

    ご感想ありがとうございます。

    からあげやお弁当、ローストビーフといった惣菜が、それぞれの人物の生活や気持ちとつながって見えたとのこと、とても嬉しいです。

    この作品では、特別な料理ではなく、どこにでもありそうな惣菜や半額弁当の中に、その人だけの小さなドラマが宿るように描きたいと思っていました。

    「貴重でささやかなドラマチック」と言っていただけて、励みになります。
    引き続き、マルヨシ成田台店の日々を見守っていただけたら嬉しいです。

  • 物語全体にある心地よい余白が特徴的だと感じられました。それは人の生活かもしれません。或いは人物の息遣いかもしれません。とにかくそんな余白に宿るストーリーがとても魅力的だと感じました。これからも少しづつ読み進めてゆこうと思いました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。

    「余白に宿るストーリー」と感じていただけたこと、とても嬉しいです。
    この作品では、派手な事件よりも、惣菜売場や半額弁当のような日常の中にある、人の生活や小さな息遣いを大切に描きたいと思っていました。

    少しずつ読み進めていただけるとのこと、本当に励みになります。
    京子やマルヨシ成田台店の人たちの日々を、ゆっくり見守っていただけたら嬉しいです。