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置きっぱなしの傘への応援コメント
いや、これ、やばいですよ。
読んでて途中で止まれなかった。「傘の骨が父の肩だけ濡れていた」って気づく場面、なんでもないふうに書いてあるのに、じわっと来て。そこで一回「あ、この作品ちゃんとやばい」って思いました。
手帳のくだりは、もうダメでしたね。
運動会、一等賞。自慢の娘。胸を張って歩いた。
この一行のテンポが特に好きで。「胸を張って歩いた」って、父親の照れ隠しみたいな簡潔さがそのまま文体に出てる。父親の地の声がそのまま聞こえてくる感じ。うまい。
あと「あかね専用 濡れるなよ 風邪ひくな」、これはずるい(褒めてます)。三行のぶつ切りが、父親のぶっきらぼうな愛情そのまんまで。泣かせに来てるのがわかるのに、それでも泣かされる。
強いて言うなら、冒頭の「怒ることも少ない。笑うことも少ない。」あたりは少し説明的かなとも感じたけど、後半の密度が強すぎてそれも霞むくらいです。
全体通して「言葉にしない愛」を「言葉で書く」っていうテーマの難しさを、ちゃんと成立させてる。いい短編でした。
作者からの返信
八雲 海先生
素敵なレビューをありがとうございます。
読みながら何度も頷いてしまいました。
「父の肩だけ濡れていた」も、「胸を張って歩いた」も、「あかね専用」のメモも、不器用なお父さんの愛情を書きたくて入れた場面でした。
そこを一つひとつ拾っていただけて、とても嬉しかったです。
「言葉にしない愛を言葉で書く」というお言葉も、作者として忘れられない言葉になりました。
心のこもったレビューを本当にありがとうございました。
置きっぱなしの傘への応援コメント
涙が出ました。
胸が締め付けられるのに、
とても温かな気持ちになりました
とにかく、「ありがとうございます」その言葉しか、見つかりません。
作者からの返信
梨藍先生
読んでいただきありがとうございます。
胸が締め付けられながらも温かな気持ちになったとのお言葉、とても嬉しく拝見しました。
この物語は、不器用な父親の愛情と、娘が伝えたかった感謝の気持ちを書きたいと思いながら綴った作品でした。
「言葉だけが全てじゃない」「声に出さなくても想いはある」というお言葉に、作品のテーマを受け取っていただけた喜びで胸がいっぱいになりました。
大切な人を思い出していただけたことも、とても嬉しく思います。
「ありがとうございます」その言葉しか見つからないと仰っていただけましたが、今度は私の方が感謝の気持ちでいっぱいです。
温かいレビューを本当にありがとうございました。
置きっぱなしの傘への応援コメント
母を亡くして8年。
いまだに母の手帳が読めません。
病室で書かれた、震える文字を見るだけで視界が歪みます。
いつかでいいから、彼女のように、大切な人の残したものに向き合えるようになれたらなと思いました。
作者からの返信
さくらうづき先生
コメントありがとうございます。
お母さまのお話を読んで、胸がいっぱいになりました。
大切な方だからこそ、受け入れるまで時間がかかるのだと思います。
無理をせず、ご自身のペースで、いつか自然に向き合える日が来ることを願っています。
この作品が少しでも心に寄り添えていたのなら、とても嬉しいです。
温かいコメントをありがとうございました。