第10話 烈火への応援コメント
今回は、灯理がついに自分の火を隠さず「烈火」として燃やし始める回でしたね。
自作の詩を歌う恥ずかしさから、これは「私の歌だ」と腹を括る流れがとても熱かったです。
風香と灯理が互いに「負けない」と言い合う場面も、ようやく対等なユニットになっていく感じがありました。
最後の「なってるよ、灯理ちゃんは。」が優しくて、風香にとって灯理がずっと憧れだったのだと改めて伝わります。
作者からの返信
どん底から上げる為に思いっきりコメディにしたので、そこから最終話に向けて締め直すのが大変でした。これまでの努力や行動が一つの点に向かって収束していく、そんなワクワクさせる様な話にしたかったのですが伝わっていれば幸いです。私は風香さんと灯理さんの関係は漸くここから始まるものだと思っています。気をつかわれるでもなく互いが互いに憧れ、負けまいとするこの姿が本来二人のあるって欲しい姿でした。
第9話 バックドラフトへの応援コメント
灯理の絶望が噴き出す場面、これまで積み重ねてきた痛みが一気に爆ぜて、まさに「バックドラフト」でした。
その直後に風香が「貴女の価値を、私が証明する」と立ち上がるのが、ものすごく強いです。
そして、ノーライトスターの正体に風香が辿り着く展開には驚きました。灯理が無価値だと思っていた言葉が、実は風香を何度も救っていたという繋がりが美しいですね。
最後に「もう一回、聞いてもいい?」と言えるところで、消えかけていた火が確かに戻った感じがしました。
作者からの返信
この物語を書く上で最も重要で感情を込めたシーンでした。灯理は私の怒りと悔しさから生まれたキャラクターです。努力の価値、頑張る意味、肯定しようと足掻き続けながらも結局は届かずにどん底に落ちこの世を呪う。でも、無意味なわけがないんです。その為のアイドルです。努力の価値とはなんなのか、ここからの話を書きたいが為にここまで書いていました。
第8話 空気がなければ火は消えるへの応援コメント
灯理が限界を迎えるまでの描写が、静かに息苦しくて胸に迫りました。
「空気がなければ火は消える」というタイトル通り、燃え続けようとするほど酸素を失っていく感じが切ないです。
そして風香が一人で「二人のRERISE」を演じきる場面は、凄まじく美しく、同時に残酷でした。
灯理の火を受け継いだ風香が輝くほど、灯理の居場所が揺らいでしまう構図が強烈です。
作者からの返信
最後の跳躍の前に一番下まで落ちてもらう必要がありました。アイドルにとって一番下は何かと考えた時「居なくても差し支えない」事なんだと思いました。風香さんが灯理さんの火を継ぎました、めでたしめでたし。面開Pの思い描いた最高の展開です。アイドルとはデザインされた感動であるというのが彼の心情です。ここが残酷であると感じてもらえたのは解釈を違えてなかったようで安心しました。
第7話 火は燃え始めるへの応援コメント
復帰後の初ステージで、灯理が「合わせる」から「私を見ろ」へ切り替わる瞬間、ものすごく熱かったです。
これまでの努力や劣等感、そしてファンの声が一気に火をつける流れが鮮やかでした。
風香もまた、灯理を守ろうとして全力で輝いていたのがいいですね。二人とも不器用なのに、確かに相手を思っている。
ラストのファン同士のぶつかり合いまで含めて、火が外へ燃え広がり始めた回だと感じました。
作者からの返信
ここは最終話前の灯理さん第一段階進化シーンです。「ステージに立ち続ける事」よりも「ファンの為の存在であろう」と一歩前に出てもらいました。書ききれませんでしたが灯理さんはマテリアル時代は四人の中で一番人気が低かった子です。なのでいつも引っ込んでばかりだったのが風香ファンに埋め尽くされながらもそれでも自分を推してくれていれる人の為に前に出る決意を固めてもらいました。風香さんはやる事めちゃくちゃですが全て灯理さんへの善意です。分かってもらえてよかった(あまりに独善的な子なので)
第6話 火は迷うへの応援コメント
今回は、灯理が「自分を見てくれている人」に改めて触れる回で、灰塚店長の言葉が本当に温かかったです。
「俺も、君のファンなんだよ」という一言は、灯理の冷えかけた炉に薪をくべるようで胸に残ります。
風香が喫茶店に来て、灯理のファンたちの存在を実際に見る流れもいいですね。彼女の「そんなことないよ」が、不器用だけれど確かな救いになっていました。
最後の詩はまだ自己評価の低さが滲んでいて、火は戻ったけれど迷いは消えていない、その余韻が印象的です。
作者からの返信
灯理さん甘やかし回です。ファンという栄養がなければアイドルは死ぬと思うので無理矢理にでもこの展開は入れなければいけませんでした。それはそれとして喫茶店に風香さんがお忍び(忍べてない)で来る話はやりたいし必須ですね。本当は二人が働く話も入れたかったのですがP数的に断念しました。創作キャラを純喫茶で働かすのは恐らく義務です。
第5話 炉が冷えていれば、火は育たないへの応援コメント
テレビ出演のステージ描写、二人の光と影がはっきり見える構成でとても映えますね。
面開の圧迫感のあとに、風香がドアごと空気をぶち破ってくる場面は、このギャグ好きです(笑)
灯理の家族との電話は温かくて、彼女の炉を冷やさないものがちゃんとあるのだと感じました。
そして最後、風香の不器用な怒りが灯理への情の表れになっていて、危ういけれど可愛いです。
作者からの返信
本当はずっとこういうノリのコメディ展開書いていたいんですがそうもいきません。面開Pは嫌なキャラですが彼の行動は全て風香さんの為にやっています。それでも灯理さんを虐めないで欲しいので本体はそのまま眼鏡にだけ死んでもらいました。
第4話 火を育てるへの応援コメント
今回は、灯理の悔しさがそのまま火力になっていく回でしたね。
風香の無邪気な発想でPV撮影がどんどん無茶になっていく軽さと、その後のレッスンで突きつけられる才能差の重さ、その落差が鮮やかでした。
「やりたいからやるの」という灯理の言葉は、この物語の芯に触れる台詞だと思います。
最後に二人の動きが噛み合う瞬間、風香の中にも火が移ったようで、とても熱かったです。
作者からの返信
ここは風香さんが灯理さんの人間性に惹かれるきっかけになるとても大事なところだったので一回作り直すぐらい推敲を重ねた箇所です。何故努力するのか、というこの作品の根幹に関わるテーマでしたが結局は人の持つ欲求を叶えたいという欲なのではないかと思いました。結局は理屈ではなく気持ち、そう結論付けたら色々スッキリしました。
第3話 木屑に火を移すへの応援コメント
衣装を前にした灯理の喜びが、とても静かで切実でした。
八雲との再会は痛みを伴いながらも、別れた道の先でまた支え合える感じがあって胸に残ります。
そして風香の圧倒的な才能に合わせる灯理が、「影」としてではなく、自分の積み重ねで食らいつこうとしているのが格好いいですね。
最後の「やってやろうじゃない」に、灯理の火が確かに移った感じがしました。
作者からの返信
こういう静かな場面こそ丁寧に心情が書けるところだったので、皆の心が動いていく様をしっかり見ていただけで嬉しい限りです
第2話 風は火を起こすへの応援コメント
風香の天才性が、ただの眩しさではなく「努力を信じていない危うさ」と一体になっているのが面白いですね。
灯理にとっては救いの手でありながら、同時に自分を人形のように感じさせる存在でもある、その複雑さが胸に残りました。
灰塚店長との別れの場面も温かくて、灯理がここまで折れずに来られた理由がよく伝わってきます。
最後の「光」が希望であり火傷の予感でもある締め方、静かに不穏で好きです。
作者からの返信
風香さんは灯理さん燃焼装置として設定を捏ねましたがこの子もこの子ですごく危うい子になってしまいました。二人共なんか危ういので書いててずっとハラハラさせられました。灰塚さんは作中唯一の灯理さん甘やかし要員です。演出も気に入ってもらえて嬉しいです!
第1話 灰の中で眠る種火への応援コメント
冒頭の夢のステージから、灯理の「消えた光」と「まだ残っている種火」が一気に伝わってきて、静かに胸を掴まれました。
喫茶店の接客すら訓練に変えているところ、彼女の執念と痛みが同時に見えて、とても印象的です。
そして星川風香の登場が眩しいですね。灯理の影の濃さに対して、風香の光が強く差し込んでくる感じがありました。
最後の「RERISE」結成は、タイトル通り灰の中の種火がもう一度燃え始める瞬間で、ぐっと来ます。
作者からの返信
初感想ありがとうございます!!!!この日をずっと待っておりました。意識して書いたところ感じ取っていただけるのはこんなに嬉しいんですね!話がローペースで進んでいきますので途中で飽きられない事を切に願います…!!
第11話 この火を、あなたにへの応援コメント
最終回らしく、灯理がついに「自分の価値」を観客の声の中で掴む回でしたね。
倒れかけた彼女に「立て」と叫ぶ観客たちの場面は、これまで灯理が届けてきた火が一斉に返ってくるようで胸が熱くなりました。
八雲の「火は移る」という言葉も、この作品全体を貫く答えのようでとても印象的です。
最後に面開まで少し変わり、風香と灯理がまた走り出していく締め方が、明るくて眩しい余韻を残してくれました。
熱い物語ありがとうございました。読ませて頂いて良かったです!
作者からの返信
八雲さんはあの言葉を言う為だけに作ったキャラでもあります。最後の背中を押すのは、彼女しかあり得ませんでした。会場が燃え上がるあのシーンは私が最初に思い描いたものでありこの物語の始まりです。努力の唯一不変の価値とは、人の心を動かす事だと思いました。題材がアイドルでなければならなかった最大の理由がここです。努力している姿は心を動かします。そこに生まれるのが熱です。その熱が人を動かしステージが生まれる。故に、スターと呼ぶには才能も魅力も乏しいちょっと色々出来る普通の人、火野灯理でもあの場に立たせることができました。ここまで読んで頂き本当にありがとうございました。私の伝えたかった事を一つもこぼさない様にと丁寧に読んでいただけた経験は今後の物書きとしての人生に残る有難い事だと思います。本当に、本当にありがとうございました。