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  • 書きたいから書く。
    書けるから書く。

    私は、たったそれだけ。

    その時に教養があれば役立つよね。
    教養は読書以外からも得られるよね。
    むしろ、そっちの方が得られるもの深くない?

    そんな話なのかなぁ、と思いました。

    作者からの返信

     コメントをありがとうございます。

     おおむね、そのように受け取っていただければと思います。

     本文中の「金がかからない」という創作動機は、身も蓋もない事実ではありますが、そこに至った経緯があります。

     高校時代の恩師が、年末の「第九合唱会」に毎年参加されていると聞いたことがありました。

     恩師は若いころ、吹奏楽をやりたかったものの、楽器を買うお金がなかったそうです。そこで、

    「声ならお金もかからないだろう」

     と考え、合唱を始められたとのことでした。

     私も二十年ほど前まで演劇に携わっておりました。離れた理由はいろいろとありますが、やはり大きかったのは「お金がかかる」ということでした。

     そこで、

    「では、小説ならどうだろう?」

     と考えました。

     最低限、原稿用紙と鉛筆があれば始められる。実際にはパソコン代や通信費などもかかりますが、それでも演劇よりは続けやすい。

    「よっしゃ、これならいける」

     と、原稿用紙に向かうようになりました。

     書きたいから書く。
     書かなければならないものがあるから書く。

     その出発点まで、誰かの創作論によって審査される必要はないのではないか、という話でもあります。

     また、教養や創作の材料は、小説や娯楽作品だけから得られるものではないと思っています。

     仕事、生活、専門書、歴史、事故の記録、誰かとの会話――何をどこから拾うのかは、人によって違うのでしょう。

     ただし、「小説より現実のほうが上」ということではありません。

    「その棚だけを、世界のすべてにしなくてもよい」

     そのようなつもりで書きました。

     丁寧に読み取っていただき、ありがとうございました。