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  • 慟哭への応援コメント

    自主企画へのご参加……ではありませんが、営業に来られたので拝読しました。

    あらかもです!w

    短編ということもあり、今回は最後まで読ませていただきました。

    先に結論から申し上げます。

    技術的にはまだかなり荒削りです。

    ですが、良いものを見せてもらいました。

    特に本作は、作者様が「何を書きたいのか」が最後まで明確です。

    義母を救いたい。

    そのために主人公が行動する。

    しかし、その善意から始まった選択が取り返しのつかない結果へ繋がり、最後には自分自身を責め続ける。

    この感情の流れ、特に終盤のパッションは本作の大きな魅力だと感じました。

    一方で、その感情をさらに読者へ届けるために、いくつか「間」を意識してみても良いと思います。

    まず冒頭。

    「私は義母が大好きだ。」

    この入りは強いです。

    だからこそ、改行や空行を使って、読者に一拍置かせてみてください。

    また、文章の緩急は改行だけでなく、読点「、」でも作れます。

    一息に読ませるところ、少し止めるところ、大きく間を取るところ。

    本作は終盤になると、短い文章や改行、言葉の反復によって主人公の感情を表現できています。

    つまり、この感覚自体は既に持っていると思います。

    これを前半から意識して使えるようになると、文章全体の緩急がかなり変わるはずです。

    そして、個人的にもう一つ欲しかった「間」があります。

    主人公が薬を盗む直前の躊躇いです。

    計画には少年らしい危うさがあります。それ自体は悪いとは思いません。

    むしろ本人には「綿密な計画」に見えているけれど、読者から見ると危うい。

    このズレは人物描写として使えると思います。

    だからこそ実行直前に、ほんの僅かで構いません。

    「本当にこれでいいのか?」

    と、自分自身を疑ってほしいです。

    それでも母を救いたいから踏み越える。

    そうすれば終盤の後悔が、

    「知らなかったから失敗した」

    だけではなく、

    「一度は疑った。それでも自分で選んだ」

    という、さらに重いものになります。

    また、終盤にある注釈については、個人的には必要ないと思いました。

    ここは場面転換ではなく、主人公の認識そのものが幼い頃へ沈んでいくところだと私は読みました。

    であれば、作者様が先回りして説明せず、文章そのものに任せても良いと思います。

    読者をもう少し信用してみてください。

    そして最後。

    ここが今回、私が一番「もったいない!」と思ったところです。

    「ぼく、死ぬのかな?」 「ママと一緒のところにいけるといいなぁ」

    主人公が最後に母を求めていることは十分伝わっています。

    ですが、本作が最後まで描いてきたものは、それだけではないはずです。

    『幸福を願うのは罪なのか?』

    この言葉を、最後にもう一度思い出してみてください。

    主人公は母の幸福を願った。

    そのために行動した。

    罪を犯した。

    そして、最も望んでいなかった結果へ辿り着いた。

    最初にタイトルを見たときと、この物語を最後まで読んだあとでは、この問いの意味が全く違って見えます。

    それなのに最後を「〇〇は死んだ」という事実で閉じてしまうのは、非常にもったいないです。

    答えを出す必要はありません。

    最後に問いを読者へ渡して、そのまま物語を閉じてもいい。

    本作には、それができるだけのタイトルと物語が既にあります。

    技術的に改善できる部分はまだ多いと思います。

    ですが、今回私が一番良いと思ったのは、それ以上に「これを書きたい」という熱量が文章から伝わってきたことです。

    その熱量を削る必要はありません。

    既にあるものを、技術でもっと読者へ届かせる。

    今回挙げた「間」「躊躇い」「読者へ委ねること」も、そのための工具として使ってみてください。

    最後に一点だけ。

    既にお気付きでしたら申し訳ありません。

    私の見間違いでなければ、あらすじの「思い税」など何ヶ所か、誤変換に遊ばれてしまったのではないでしょうか?

    こいつら、推敲をすり抜けるのだけは本当に上手いですw

    良いものを読ませていただきました。

    営業ありがとうございました!

    作者からの返信

    アドバイスありがとうございます。
    誤変換には気づいていませんでした。ご指摘助かります。

    助言していただいた通り、「間」や「ためらい」、「読者を信じること」も取り入れてみようと思います。

    重ね重ねありがとうございました。