颯太島と、はるかへの応援コメント
颯太を「島」、春香を「船」として描く発想がとても美しく、共通あらすじの“離れられない/去っていく”関係をやさしい寓話として昇華しているのが印象的でした。橋の話ににじむささやかな嘘や、言葉を濁すはるかの気配が、静かな切なさを生んでいます。
そして最後、こぼれたレモンが海いっぱいのレモネードになる光景は、別れを悲しみだけで終わらせず、どこか温かい余韻へ変えていて見事でした。簡潔な言葉の中に、春と別れの情感が澄んで宿っている一編だと思います。
作者からの返信
板野かも様
お読みいただき、そして丁寧なご感想をありがとうございます!
離れられないもの、去っていくものとは何だろう、と考えていくうちに、このかたちに行きつきました。
橋の話に込めた嘘や、はるかの言葉の濁し方から、静かな切なさを受け取っていただけてとても嬉しいです。
レモネードの海も気に入っていただけて、本当にありがたいです。
絵本をイメージし、一枚の絵に甘さと酸っぱさを込めるように描いてみました。
お読みいただき本当にありがとうございました!
颯太島と、はるかへの応援コメント
面白かったです!
船と島の設定でどうなるのかと思ったら凄く上手な話になっていて「なるほど!」と思いました。
レモネードの海が出来上がる音の部分が事実であり比喩でもあると読んでよろしいでしょうか? この部分がとてもエモいと思いました。
作者からの返信
御金 蒼様
お読みいただき、そしてコメントありがとうございます!
船と島という設定も楽しんでいただけて、とても嬉しいです。
橋ができることでフェリーや貨物船が役目を終えていったころの瀬戸内海の風景に、少し思いを馳せながら書いてみました。
レモネードの海は、颯太が無意識に流した涙……というのが私のイメージでした。
ですので、事実として受け取っていただいても、比喩として受け取っていただいても大丈夫だと思います。
お読みいただき本当にありがとうございました!
颯太島と、はるかへの応援コメント
おおっ、颯太とはるかが童話風に!
鮮やかな色合いで、ラストの光景も絵の具で彩られた一枚絵が目に浮かびました。
瀬戸内海と言えばですし、はるかがあえて平仮名なのにも仕掛けがあるように感じました。私の中では「遥か」に掛けているのかなと感じました。
レモネードの海の上、にこにこ泳ぐはるかと浮かぶ颯太島、きらきらしていて、それでいて爽やかなお話でした!
作者からの返信
たーたん様
コメントありがとうございます!
童話風の雰囲気や色合い、ラストの光景まで楽しんでいただけてとても嬉しいです。
「はるか」という響きが船に似合うなと思っておりましたので、その表記から想像を広げていただけてありがたいです!
悲しい別れを、爽やかな風景の中にそっと包み込むように書いてみました。
お楽しみいただけて幸いです。
ありがとうございました!
颯太島と、はるかへの応援コメント
童話の発想はまったくありませんでした。これはやられた。
橋ができることの意味。はるかが理解してしまったこと。
零れ落ちるレモンが涙の粒のようです。何も知らない颯太はそれでも去っていくはるかに「何か」を感じたのでしょうか。切ない。
作者からの返信
しらすけ様
お読みいただき、そして素敵なご感想をありがとうございます!
「これはやられた」と言っていただけて、とても嬉しいです。
同じお題でも、思い切って童話の形にしたら面白いかな……と思い、颯太を島に、はるかを船にしてみました。
二人のすれ違いの切なさを汲み取っていただけて、ありがたいです。
やさしい童話の顔をしながら、少しだけ酸っぱい余韻が残るお話にしたかったので、深く受け取っていただけて本当に嬉しいです。
ありがとうございました!✨