エピローグへの応援コメント
颯太の目覚めを祝う桜と、春香の別れに花を添える桜。そして春香の目覚めを寿ぐ桜。同じ桜の木なのに、要所要所で微妙に違う意味合いで差し込まれていることで、物語に彩りが生まれていました。
春香と颯太、お互いがお互いを救うために医療の道を志すという展開は王道ではありますが、「コールドスリープによる時間差があることでそれが可能となる」という展開が美しいです。ティーンの颯太をアラフォーの春香が救い、今度はアラフォーになった颯太がアラフォーの状態でコールドスリープから目覚めた春香を迎えることで、お互いが釣り合う年齢になるというのもほっとします。
春香のモノローグもわかりやすく、暗くなりすぎることがないので安心して読むことができる物語でした。
作者からの返信
とても深くお読み下さり、本当にありがとうございます!感無量です。
また、おすすめレビューまで書いて頂いて、、、!
嬉しすぎます、ありがとうございます😭
編集済
エピローグへの応援コメント
時間というのは残酷なもので、誰にでも平等に流れているのに、過ごし方は全然違って、使い方が違いすぎると人間関係すら破綻させてしまいます。
そんな中で30年間、決意を固く努力した春香の意志の強さは素晴らしいですし、それに応えるように春香の目覚めを待っていた颯太にも同じことが言えると思います。
つまり2人はお似合いです、幸せになって欲しい……
自作を宣伝するようで恐縮なのですが、細部や春香と颯太の立場こそ違えど、自分の参加作と似ている部分が多く、驚きました。
医療ドラマは生と死を扱うからこその感動がありますが、コールドスリープによる先の見えない未来をテーマに描くのもまたいいものですよね。
作者からの返信
お読み下さり、ありがとうございます!!
私も他の作者さまの作品を拝読していますが、医療や病をテーマにした作品が多く、びっくりしています。
エピローグへの応援コメント
こんばんは。この度は企画へのご参加、誠にありがとうございます。さっそくですが感想を!
一読して感じましたのは、とても美しい物語だな、ということです。純文に寄った筆致もさることながら、物語自体が本当に美しい。純文学って、私の感覚ですと格式高い文体だけにやや読みづらいところもあると言った印象ですが、この物語は格式高くさらにリーダビリティも高く、文章自体に抜群の吸引力がありました。
物語の中身も、病の治療法が見つかるまでコールドスリープした颯太と、その颯太を病から救うために医学の道を志した春香のお話で、これがまた抜群に美しいと感じました。
このあらすじからこの物語をお書きになるとは、さすがという他ありません。きっちりとあらすじに沿っているのに、強烈なオリジナリティがあって、さらにはそのオリジナリティと「純文学に寄った筆致」が見事に融合していると思いました。
30年眠り続けて目が覚めた颯太と、30年をかけて颯太を救おうと努力し続けた春香には、当然ながら30年という月日の差があります。その時間の流れは残酷とも言えるでしょう。ただその残酷ささえ美しく感じるのです。
この物語では、春香と颯太は幼なじみで恋人だったとあります。当たり前のことなのですが颯太を救ったのは17歳の春香の未来の姿であり、30年経とうともその愛を貫き通した究極の純愛なのですね。
春香は「もうオバサンになっちゃったけど」と言いますが、もちろん年齢は重ねてはいますが、颯太を思うその心はきっとあの時のままで、それがありありと表現されているからこその美しさなのでしょうね。
さらにはこのお話の結末ですが、これも救いがあって素晴らしい。医療系ドラマはやはり悲しいエンドになりがちですが、ここをハッピーエンドに描き切ったその手腕は本物だと思いました。
本当に「美しい」物語でした。改めてになりますが、この度は企画へのご参加、本当にありがとうございました!
作者からの返信
とても深くお読み下さり、ありがとうございます!
仰る通りでして、嘘、桜、レモネード、というモチーフを最大限にに活かしきりながらも、あらすじに忠実になりながらも、極力オリジナリティのある物語にしようと思って書きました。
素敵な企画、本当にありがとうございました!
編集済
エピローグへの応援コメント
颯太くん詩人だったな~。
自分は「浦島太郎の逆みたい」って感想になっちゃう。
春香さんの話をちゃんと聞いてあげるのもしっかりしてるし、
学校でのことも、あれこれ気になる思い出が多くてすごいや。
きっとクラスでも人気者だったのだろう。
三十年も相手を治せるかどうか分からない状態で、
自分の人生を捨てて過ごし続けるというのは…なかなか。
「苦しい」と単純に表現するにはあまりにも長いように思う。
…しかし、これで颯太くんが春香ちゃんみたいに、
三十年頑張ったせいで根治不可能な病気になっていたら…
と、ふと思ってしまった。…次は七十七歳かな?
もしそんなことになってしまったら織姫と彦星よりひどいことに…
…いや、ないよね? 大丈夫だよね?
同じ形で救われるのっていい感じだな…と思いつつ、
「完全に同じ形」になったら、そうなってしまうよなぁ、
などと考えてしまった…いや、ハッピーエンド。ハッピーエンドだから。
前編から通して、綺麗な文を書くなぁと思いながら、読ませていただきました。
僕にはこんな流れるような文章を書くことはできないだろうな。
冷たい地下。満開の桜。こういった筆致の物語こそ、きっと「小説」と呼ぶのでしょうね。
※追記(5月7日)
Fallout4の冒頭に似てるなって思ってたけど、余計だと思って書かなかったのに、
他の方のコメントを見たら本当にFallout4モチーフでマジかよ…ってなってます。
作者からの返信
深く深くお読み下さり、ありがとうございます!
感無量です。この企画に参加させて頂けて、本当に良かったと思います。
エピローグへの応援コメント
公開を心待ちにしてました。とても美しい物語でした…!
桜の老木はずっと数多の別れを見送り、真実の愛を持つ二人の奇跡を彩り見つめていたのだと思うと胸に迫るものがります。
潰れてしまった喫茶店。いつかのためにレシピを教えてもらっていた春香。
30年前と変わらぬ思いを重ねて短い逢瀬を交わす二人。
閉じ込めていた「恋人」としての思いを、2つ分の目覚めのあとに存分に交わしてほしいと願います。
じんわりと染みる素敵な物語をありがとうございます。
作者からの返信
お読み下さり、ありがとうございます!胸に染み入るものがあったなら、こんなに嬉しいことはありません。依近さんのも、これから読みに伺いますね!
エピローグへの応援コメント
三十年の時間差で颯太を起こした春香が、今度はさらに時間を越えて颯太に起こされる――この反復構造がとても美しく、胸を打たれました。レモネードが「過去の味」であり、二人を十七歳の心に戻す装置になっているのも印象的です。春香の嘘は颯太を自由にするための優しさでしたが、眠る直前にこぼれる本音が切なくて、そこからエピローグの再会へ繋がる流れに大きな救いがありました。桜の老木がすべてを見守っている構図も、この物語全体を静かに包み込んでいて素敵です。