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  • 企画から拝読いたしました。

    「言いにくいことを伝えるための電話を〜」と始まる出だしがとても良いですね! 春香の心情が的確に表現されているように感じました。

    他にも、「袋の中の二缶のレモネードは、時間を追うごとに重くなる。」や、「開けもせずに乾杯の仕草をした。」など、印象に残る文章がいくつもあり物語に引き込まれました。

    作者からの返信

    ご覧いただきありがとうございます。

    冒頭や春香の心情の部分、丁寧に拾っていただけて嬉しいです。
    缶の重さや乾杯の仕草などが印象に残ったとのこと、励みになります。

    コメントいただきましてありがとうございました。


  •  こんばんは。この度は企画へのご参加、誠にありがとうございます。それではさっそくですが感想を!

     まず一読して感じたのは、詩的で心に残る筆致ということです。恋人関係の春香と颯太、この二人の別れというあらすじに対してストレートな回答の物語ですが、こうも心に残るのはやはりこの筆致があってこそなのではなかろうか、と思いました。
    特長的なのが句点と読点の使い方です。カギカッコの前に句点を入れるこの文章は、私にはとても詩的に写りました。
    「迎え、行ったのに。」
    とくにこのセリフなのですが、句点があるだけで春香の葛藤というか、別れを切り出す辛さみたいなものが浮かんで来てドラマチックに映りました。
    一見して、春香は「自分のやりたいこと」のために颯太と別れようとしていますが、おそらく颯太のためを思ってそうしていますよね。それが文章の端々に表れていて、きっと春香も颯太を大事に思っている、だからこそ別れる決意をしたというのが自然に読み取れます。「優しさに甘える」とか「甘えているのが辛い」とかがきっとそうで、春香は気丈に振る舞おうとしていますが、別れた後で辛いのは春香の方なのではと思えるあたり、二人の愛は本物だったのだなと思えてより切なくなってしまいますね。
    王道って、実は書くのが難しいと思うのです。そこを臆することなく描き切った本作の「切なさ」は、素晴らしい仕上がりだと思いました。
    そしてラッパスイセンに込められた淡い希望がとても良く効いていて、花言葉の「あなたを待つ」という未来への期待が読み取れてすごく素敵でした。

     王道には王道の良さがあって、それを見事に描き切った素敵な作品でした!
     改めてになりますが、この度は企画へのご参加、本当にありがとうございました!

    作者からの返信

    ご丁寧なご感想をありがとうございます。

    句点の使い方まで見ていただけて、とても嬉しいです。「迎え、行ったのに。」の一文は、まさに仰っていただいたような気持ちを込めていたので、汲み取っていただけてほっとしました。

    春香の選択についても、表に出ていない部分まで読み取っていただけていて、読者の方にここまで想像してもらえる形にできたことがありがたいです。

    ラッパスイセンについても触れていただきありがとうございます。小さな希望として添えた部分でしたので、そう感じていただけてとても嬉しかったです。

    改めて、この度は素敵なご感想をありがとうございました。

  • 彼が離れられないことをわかっている、だからこうするしかないという思いと、それでもなかなか告げられない思い。渡せずに重くなっていく缶の描写がつらいです。「どちらのためなんだろう」と考えてしまうのがリアルで切ないですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    渡せずに重くなっていく缶のところをつらいと感じていただけて嬉しいです。
    「どちらのためなんだろう」という揺れも含めて、あの場面の迷いが伝わっていたなら何よりです。

  • やるせないなあ。この状況になるともう⋯ダメですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    やるせなさを感じていただけたなら、とても嬉しいです。

  • 初めまして。

    レモネードの二缶が「時間を追うごとに重くなる」――
    効きますね。物質的な重さ(質量)は変わらないはずなのに、心理的重さが缶を重くしている、というのはきれいで同時に儚い印象を強く受けました。

    愚作ではございますが、当方も企画に参加いたしております。
    お時間許しましたら、ご一読頂きたく。

    嘘と桜とレモネード - カクヨム
    https://kakuyomu.jp/works/2912051598071666749

    執筆活動、陰ながら応援しております。

    作者からの返信

    初めまして、コメントありがとうございます。
    レモネードの重さのところを拾っていただけて、とても嬉しいです。
    あの重さは、言えない気持ちや時間の経過で変わっていく心情を乗せたかったので、そう感じていただけて安心しました。

    作品もご紹介いただきありがとうございます。
    落ち着いたタイミングで読ませていただきますね。

  • お疲れ様です。
    やっぱり王道な別れっていいですよね。
    現実でも遠距離は難しいですから…

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    王道な別れって、やっぱりどこかで身近に感じますよね。
    遠距離の難しさも含めて、共感していただけて嬉しいです。

  • 静かな語り口で進むのに、胸の奥にじわじわと痛みが広がっていくのが印象的でした。春香のつく「嘘」が、自分自身を守るためでありながら同時に相手を切り離す刃にもなっていて、その二重の苦しさがよく伝わってきます。手渡されるレモネードが、言えなかった本音や最後の優しさの象徴のようで切ないですね。桜の蕾と重ねられたラストには、別れの先にあるかもしれない「自由」がほのかに光っていて、静かな余韻が残りました。

    作者からの返信

    読んでくださってありがとうございます。
    レモネードやラストの余韻まで受け取っていただけて嬉しいです。