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第1話・諦めへの応援コメント
自主企画に参加いただきありがとうございます!
まず、文章が非常に濃いですね!説明過多な文章とは真逆で、非常に知的な書き方だと感じました。
冒頭の真鍮の天球儀から始まり、リメンの服装、両親の職業、都市の構造までを、説明台詞を使わずに「風景」として描写している。
これによって、「画面の端々まで情報が詰まっている」快感がでています。
次に、リメンの身体的特徴と、内面での「僕」という一人称の混在。ここがこの物語のフックとして機能していて、続きを見たくなりました!
単なる「中性的な少女」ではなく、両親の無関心や、国家の「特務設計技師」という冷徹なシステムの中に置かれた「未分化な個体」として描かれている。
これが後の天文学、つまり「星」と「身体」を繋ぐ伏線になるんだろうな、と期待させますね!
勝手ながら、意見もさせてもらっていいですか?
気に入らないなら無視してもらって大丈夫です。
すみません。
一つは、描写として「蒸気の吐息」や「鐘の音」が出てきますが、これをもっと「リメンの不快感」や「生活の不自由さ」と直結させてみるのはどうでしょう?
例えば、鐘の音が鳴るたびに「国家の心臓の鼓動が、自分の思考を遮る」といったように、街のシステムそのものがリメンを抑圧している感覚を強めると、読者はもっと彼女に共感しやすくなると思います。
二つ目は、両親についてです。この両親、単に冷淡なんじゃなくて「リメンとは見ている次元が違う」存在としてもっと突き放して書くと良くなるんじゃないでしょうか?
彼らにとっての朝食のオムレツは、愛情ではなく「栄養素の供給」でしかない。
リメンが「僕のことなんか興味ない」と怒るのに対し、両親は「興味を持つ必要がどこにある? 順調に育っているじゃないか」と本気で思っている。
この「価値観の断絶」が深ければ深いほど、リメンの孤独が「哲学的な深み」を帯びてくるのではないかと思います。
とても面白いお話で、1話なのに内容も濃くて、とても見やすかったです。
ありがとうございました!
お互い頑張りましょう!
作者からの返信
こんなに長いコメントをいただいたのは
初めてで、驚いています。
貴重なご意見をありがとうございました。
この物語は既に完結まで書き切っていまして、ご提案くださった部分はあとあと、感じていただける部分が出てくることもあると思います。
特に、両親がリメンとは見ている次元が違う、というところです。
一話目にしてここまで興味を持ってくださる方がいらして、とても嬉しいです。
第2話・心友への応援コメント
読んでもらっているので、こちらからも…
まず、偉人の顔をした校舎に見守られ、同じ髪色、同じ瞳、同じ制服というこの均一性を思わせる描写がいいですね!
子供たちが「部品」として出荷されるのを待つ工場のような世界観。この均一性の描写がなんとも生理的な良い気持ち悪さを伴っていて素晴らしいですね。
次に、論理に特化したリメンと、感情を吸い取りすぎるイリス。その社会に適合できない二人が、排気筒の虹という「無駄なもの」に美しさを見出すのもエモーショナル!
この二人だけの描写の仕方が、思春期の特権的で、かつ閉鎖的な空気感を完璧に捉えてていると思います。
最後に、愛情ではなく「性能」や「成果」しか見ていない親たち。すごく面白いですね。現代風刺的な要素もあって、見ていて若い世代なら必ず共感できるし、大人なら耳の痛い話になっている。
「学校という巨大な歯車から外れた二人の部品が、迷路を通って世界の果てを見に行く」というテーマの一つが見えました。
これからも頑張ってください!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
親から見放されているようなふたりの感覚は実体験から書いているので、気づいてもらえて嬉しいです
普遍的というか、人間、生きてたら誰しも遭遇するかもしれないつらさがないと物語を書き進められない性質なので、読む人によっては重たいと取られるかもなと思いながら書いています
今日もありがとうございます