応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • ソータがまさかの猫ちゃん!
    そして守れなかった人との再会。
    相手に気づかれなくても、言わずに想うの、切ないですね✨️

  • なんだろうこれ!と思いながら読んでいましたが最後のオチで理解しました!
    こういうのも楽しいですね✨️

  • 永遠の恋人と別れを覚悟している颯太に再会!
    SF物も切なくていいですね。
    再会したときの颯太の顔、想像が膨らみます✨️

  • やっちゃってください!
    私も昔はこれが普通だと思っていました。
    そして、今はそれを許すまいと自分に言い聞かせています。

  • 分かってるね。って言葉が⋯⋯
    知らない世界なのでいろいろ想像しちゃって、こういうのが横行しているのかな?していたのかなって思うと、見たくないあってはならない闇ですし、もうないことを願ってしまいます。

  • 完全に騙されました!
    叙述トリック、お見事です!
    自分で自ら別れを告げる⋯⋯切なくて、思わず最初からもう一度読み返してしまいました。
    この続き、読んでみたいです✨️

  • 猫!まさかのソータが猫!本当に板野さんの作品は予想外な展開が待っていますね。
    吾輩は猫である、ですね。
    レモネードの瓶を両手で抱える仕草が同じ、というのを見て最初に戻ってみたら本当に両手で持っていました。
    今度こそ、と願うソータの横に、いつかは春香がいてくれることを願います。

  • この設定でSFを持ってくるとは思いませんでした。
    時の流れ方が違う二人の悲恋だと思っていたら、最後はまさかのコールドスリープ!
    「俺の永遠の恋人」と言った手前、再会が少し気恥しいですね。でもそんなもの吹き飛ばすくらいの感動の再会を期待しています。

  • 強いけれど中身が空っぽの言葉、とにかく田舎を出て行きたい、出て行かなくてはならないという焦燥感。淡々とした語り口が逆に青春の焦燥感を強調しているようで胸に迫りました。

  • はじまりのレモンチョンから作られたレモネードからして象徴的で、
    春香と颯太、二人の弛まない努力が重ねられた時間とエネルギーが報われたらいいな、と思わされました。

    いつか酸いも苦みも乗り越えて、レモネードのその先にある味わい……二人にとっての輝かしきステージへ、甘いロマンスと共に立てることを祈っております。

    今回も面白く読ませていただきました、誠にありがとうございました!🙇‍♀️✨

    作者からの返信

    こちらこそ、お読み頂きありがとうございます。
    レモンチョンは今回調べて、ぜひ使いたいと思って主要モチーフに入れてみました。二人ともそれぞれに努力を重ね、きっと輝かしいステージに立ってくれるものと思います。

  • Xに本文を貼られていたのを見て惹かれる部分があり、読みにきました。
    存在は以前から知っていたのですが、コンセプトが何やら複雑そうだったり、自分の作品がクライマックスなので余裕がなかったり、なかなか手を出せずにいました。
    読んでみると、なるほど、こういう作品群なのですね。
    1話完結ものとして気軽に読めそうです。
    このエピソードの内容的にも、年齢を重ねたからこそ分かる切なさがあり、静かな美しさがありました。
    ちょっと自分の過去作に似た部分も感じたり……。
    なかなか読む時間も取れず気の利いた感想も書けず恐縮ですが、また他のエピソードも読んでみたいと思います。
    (感想書けないかもしれませんが何卒ご容赦を……)

    作者からの返信

    ありがとうございます。こうした経緯で読みに来て下さるのは本当に嬉しいです。
    この短編を書いたのは若い元アイドルの設定なのですが(笑)、本来はある程度歳を重ねたからこそ書ける話なのかもしれませんね。
    ご無理のない範囲で勿論構いませんので、また興味をお持ち頂ける話がありましたらお楽しみ頂けますと幸いです!

  • 板野かもさん、こんにちは😊

    拝聴、拝読いたしました。

    3月終盤の春の兆しと、寒暖の季節の畝りが、絶妙に表現されていて思わず感嘆の声を上げてしまいました。

    たった二週間の心の葛藤の中の整理が心痛くも、前進する力強さを感じさせます。
    彼の電話じゃできない話?に割り切りつつも、未練の片鱗を覗かせているのかな?と思いました。

    そして......

    『 チャンスをあげる、ただし、分かってるよね 』には、肩を入れた右ストレートをお見舞いしたい気持ちになっていますwww😂
    そんな私は、芸能プロダクションから親友を救い出すとともに、同時に恨みを買った経験がございます。

    どうもありがとうございました。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。
    季節の描写は書いていて楽しいですね。
    青春への未練も抱えながらも、闇多き世界に踏み出す決断をしてしまった春香。その前途が果たして明るいものかは彼女自身にも分かりませんが、帰る場所があることは救いなのでしょう。

  • レモネードを『調合した』と春香が言ったあたりから「あ、逆かも」という感触はしていたものの、颯太の方から「お前が死んでから」というので、春香のほうが霊かと思わせておいて、ひっくり返すという叙情トリックで感情をかき回しますね。
    切なく爽やかな物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    自分が死んだことにも気付かず、春香への未練からこの世に残り続けていた颯太。そんな彼を救うために……という叙述トリックでした。紫子先生はこういう仕掛けが好きなようです。
    お読み頂きありがとうございますと申しておりました。

  • 芸能界の裏側…という感じがしました。
    颯太に対して嘘をついてしまう気持ちも、その嘘に苦しむ気持ちも痛いほど伝わってきます。
    実際、花は摘まれるほど綺麗に咲きますが、それは植物だけであって欲しいですね。

    作者からの返信

    芸能界ではきっとこういう話が日常茶飯事なのでしょうね。
    夢のための決断とはいえ、颯太には明かしたくなかった春香。言えば引き止められると分かっているからでしょう。
    彼女が花と咲けることを私も祈りたいものです。

  • 想定作家ごとに文体から変わっているのは、何と言うべきか、驚愕と言ったらいいのでしょうか。
    どの読者にも何かしら刺さる一作があるだろう懐の広さ。
    すごいです。凡庸な私の語彙ではそれしか出てこないです。
    私はこの猫の話が一番好きでした。
    大きな設定でささやかな話を繊細な筆致。どストライクです。

    作者からの返信

    ここまでお読み頂きありがとうございます。こうした遊びは昔から好きなので、せっかくの企画ということもあり私もはっちゃけています。
    永劫を生きる化猫と少女の交流の物語、お気に召して頂けて嬉しいです。著者の輝夜先生も光栄ですと申しておりました。

  • うわあああ切ない叙述トリック大好きです!!!!結末を知ってからもう一度読み直して「あああ……😭」となるのがたまらないです……!
    二回目に読み直した時、颯太が輪廻転生の話をしたところで「俺達、また会えるかもしれないよな」の台詞がもう本当に切なすぎて泣きそうでした……
    この台詞を一回目に読んだ時は、颯太が消えゆく春香にかけた前向きな言葉と捉えていたのですが、二回目は……二回目は…………泣

    儚くも美しい物語の余韻に浸りながら画面をスクロールをしていたら……著者の左京紫子先生も幽霊でいらっしゃったのですね……!

    作者からの返信

    本作の仕掛けにバッチリ感情を揺さぶられて下さって嬉しいです。
    自分が死んだことにも気付かないまま、それでも春香を案じ続けていた颯太。そんな彼をそれと気付かせないまま成仏させるために、春香も涙を飲んで準備を重ねてきたのでした……。

    紫子先生も自分がそんな境遇だからこの話を書きたくなったのでしょうね。お気に召して頂いてありがとうと申しておりました。

  • 文章が滑らかで美しくて、頭の中に情景がふわっと立ち上がりました。春香の心情もひしひしと伝わってきます。

    夢を追う代償「分かってるよね」……苦いものが胸に残りました。
    春香の危うげな行動力や真っ直ぐな気持ち。この先この子はどうなってしまうの……とドキドキしてしまいました。
    颯太はきっと、素直で優しい子なんだろうなぁ……それ故に春香の隠す嘘に気付けない。切ない関係だ思いました。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。
    夢の代償として後戻りできないものを差し出し、それでも全く成功が保証されるわけではない世界……。春香のこの先も決して順風満帆とは言えなそうですが、それでも帰る場所として颯太がいてくれそうなのは救いでもあるでしょうね。

  • ごめんなさい、滅茶苦茶真面目な文章なのにすごく笑ってしまいました😂
    社会派の正義感が真っ白しろすけに熱い、熱すぎます……!!🔥🗯️

    白山白狼さんに蟹工船的な話題を振ると猫にちゅーるをあげた時くらいにとてつもなく食いついてくれそうです。
    そして、「このお話の春香さんと颯太くんは、いつ労働組合なり心療内科なり精神科なり、もしくは遠洋漁業に行く羽目になるんですか?」とか言ったら激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム(懐かしのマジギレ)をされそうな気も致します……🤗

    とっても面白く読ませていただきました、ありがとうございました!🙇‍♀️✨

    作者からの返信

    笑って頂きありがとうございます!
    この白山弁護士は板野ワールド屈指の変人にして正義の人です。こういうものを書かせると非常に使い勝手が良いのです(笑)

    蟹工船の時代はまさに古き悪しき労働者搾取の象徴として熱くこき下ろしてくれるでしょうね。現代でも遠洋漁業はブラックなんてレベルじゃなさそうですが……。
    この世に蔓延るブラック企業にいつでも激おこぷんぷん丸な白山弁護士をお楽しみ頂き光栄です。

  • この爽やかなアオハル感あふれるお題に、ナナメに切り込んできた発想に爆笑しました!大好き(笑)

    作者からの返信

    せっかくの企画なので思いっきり遊んでみました。
    この弁護士は板野ワールド屈指の変人にして、無類の使い勝手の良さを誇ります(笑)

  • レモネードの色や味の表現が素敵ですね。
    切ない想いと新しい未来への祈りが強く感じられました。

    作者からの返信

    ありがとうございます。輝夜先生が美しく書いてくれました。
    今世でこそ彼女の人生に幸あれかしと化け猫も願っています。

  • お疲れ様です!
    戦争の話も交えて、やはり女流作家という表現が似合いますね!
    今までの作品もそうですが、板野さんの過去作が気になる話しです✨

    作者からの返信

    そういえば私の作品には「女流作家」がやたら多い気がします。この響きが好きなんです。
    この輝夜先生の出典作は短編一本なので、よかったらぜひ著者紹介のリンクから読んでみてくださいませ。

  • お疲れ様です!
    今度はSFですか…
    しかもウラシマ効果という、凄いしっかりした設定!
    何もかもが過ぎて行っても、二人は変わらずにいてほしいですね…

    作者からの返信

    SFでも遊んでみました。
    ウラシマ効果とコールドスリープという、ある意味真逆の要素の取り合わせです。
    周りを置き去りに長い時間が過ぎ去っても、二人の関係は変わらないでしょうね。

  • この物語を描いた輝夜さんが気になりました。
    生まれ変わる、或いは不死の孤独や後悔が物語の中に滲み出ているような。
    輝夜さんは、今、猫さんと一緒におられるのでしょうか。

    作者からの返信

    この話からそこまで読み取って頂けたことに驚きました。さすがです。
    出典作のほうもお読み頂きありがとうございます。そちらでご覧頂いた通り、輝夜先生自身が幾度もの生まれ変わりを経験してきた人物で、自身の経験を重ねてこの話を書いた……という想定でした。
    元の企画はキャラ設定をもとに各作者が自由な設定で短編を書くものだったのですが、この世界線の輝夜さんは恋人のような猫さんと今は幸せに暮らしています。

  • これいいですね。SFでコールドスリープは定番ネタなのに相対性理論的な時間の遅れと重ねてくるとは想像できませんでした。面白かったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。SFの定番ガジェットを組み合わせてレモネードと嘘でデコレーションしてみました。

  • 作法ガン無視で書いていますがちゃんと読みやすいのをどうとらえていいか迷いました笑

    作者からの返信

    メチャクチャに書こうとしても、どうしてもある程度読める文になっちゃうんですよね(笑)

  • 一話前の弁護士さん視点のお話の視点変更Verかと思っていたら、よもやでした。転がり方が予想できなくて面白いです。

    作者からの返信

    同じ「作者の熱意が漏れ出てくる感じ」でも180度変えてみました。よもやよもやです。

  • ふんふんと一つ目から読み進めていたら思わぬ方向性に笑ってしまいました。なるほど、こういうのもアリなんですね。おもしろかったです。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。いわば「普通」寄りの2作を先にお見せしてから、3作目でドカンと振れ幅を出すのが狙いでした。お楽しみ頂けて何よりです!

  • 出だしの”春の光を吸っていた。”に心打たれました。
    そこからの色合いの表現がドロップ飴のような、金平糖のような甘いイメージに、思わずリアルで「うわっ、すごっ」と声が……。

    そして、にゃん様!猫又!!
    レモネードを舐めるシーンが鮮明にイメージできました。ちろちろ舐めててかわいい。でも、長き時を生きてきて、いろんな物を見送ってきたのかなと思うと、胸がきゅっとしました。

    最後の守れなかった大切な人、その想いが切なくて思わずうるっとしちゃいました。もう一度会えて、今度はぎゅっと抱きしめて、撫でてもらえるといいなと願わずにはいられませんでした。

    作者からの返信

    輝夜先生は特にこうした美しい文章が好きでよく書くようです。
    猫又キャラの魅力って「高度な知性を持ち合わせながら仕草は猫」という可愛さですよね。よくわかってらっしゃる……。
    前世で守れなかった人が、今世では平和な世で楽しそうに生きているのを見られて、彼の感慨もひとしおだったでしょう。きっとまた再会できますよ。

  • おおお、今度は宇宙という壮大なスケール。

    最後の2人の時間を慈しむ様子や抱き合うシーンでは思わず、こちらも体が温かくなるのを錯覚するほど鮮明でした。そこからの不穏すぎる展開。まさかのコールドスリープでサプライズ!いたずらの成功を夢見て微笑むような感じで心がじんわりしました。

    作者からの返信

    色んな舞台設定を試したくて、SFが得意なミクニちゃんって子がいたな……と思い出して登板してもらいました。
    時間の流れに隔てられてしまった二人の関係……。と思いきや、最後に炸裂する春香の悪戯心。飛び立った恋人を想い続けていたからこそ、歳を経ても若い気持ちを残したままで居られたのかもしれません。

  • 小説の例文を色々見ながら、勉強している気分になりましたw
    表現方法でこんなにも空気感がライトになるんだなと改めて考えさせられました。

    「【推しの子】なんちゃって」に思わず吹き出しちゃいましたw

    そして、そこからの幽霊!?ええええ!?という物語だったのかぁ。最初の『が?となっていたけど、ここで終わるんだ、ふむふむ。と、思ったら最後に取り憑かれたやつかーい!とツッコミを入れてしまいました。本当に文章のマジックすぎて、爽快な読み応えでした!

    作者からの返信

    本人は紫子センセの真似をしたいのですが、どうやってもライトになっちゃうライトくんでしたw
    唐突にメタネタや作者の好きな作品の話が出てくるこのイタさ、笑って頂けて嬉しいです。
    最初の『もしっかり気付いて頂けて。こんな仕掛けでした。紫子先生にはもっとライトくんを鍛えてもらわないとねえ……!

  • 雰囲気ががらっと変わって、ものすごく優雅な感じの語り口調、でも所々パッションを感じました!

    白狼さんの方はハードボイルドでシャキーンと聞こえそうな感じに対して、フランスさんは優雅に紅茶を飲みながらBGMはクラシックなイメージでしたw

    そして、2人の迷いのある仕草が頭に自然と流れてきて思わず、私にも緊張が……。2人が夢を叶えて、次は甘いレモンチョンが飲めるといいなと思いました。

    作者からの返信

    このラ・フランス先生は原作でも韓流が好きすぎる暴走マダムなので、ここでも思いっきりパッションを迸らせてもらいました(笑)
    これでペンネーム通りおフランスを舞台にした耽美な話でも書けばキマるのでしょうが、この人はどこまでいっても韓流命です。
    しかし彼女ならきっと二人の物語の結末はハッピーエンドにしてくれるでしょうね。夢を叶えてレモンチョンで乾杯する日を願って!

  • ほわー!第三者目線!文章の七変化すぎてすごすぎます!出だしがハードボイルド!所々に感じる熱血漢、そのボルテージが上がっていき、最後の「殲滅すべし」でキラーンと眼光が光る感じがしました!

    しかし、この2人はブラック会社から解放されるのだろうか……ちゃんと恋人として会える時間ができるようになってほしいです!

    作者からの返信

    せっかくの筆致企画なので色々遊んでみました。
    この弁護士はご覧の通りブラック企業の殲滅に命を賭けている正義の変人で、突き抜けたキャラだけあって私もエミュレートがしやすいです(笑)
    二人が依頼してさえくれば、彼は全力で彼らの権利を守るでしょうね。

  • 化猫かー、そう来ましたか。もう一度会えるといいなあ嘘ではなくて。

    作者からの返信

    きっとまた会えますよ。大人になった春香との再会もいいですね。

  • どこか暖かさすら感じる風景が、残酷さを際立たせていて鮮烈ですね。虚像の中でだけでも、颯太と再開できることが、唯一残された細い糸のように感じます。

    作者からの返信

    綺麗な旅立ちのように見せれば見せるほど、自分の中に抱えてしまった「嘘」とのギャップに春香は苦しむのかもしれません。
    しかし仰るように、この先どんなことがあろうとも、帰れる場所として颯太が待ってくれていることは彼女の救いなのでしょう。

  • あらゆるジャンルを自由自在に、すごい😳

    作者からの返信

    SFは昔から好きなんです。

  • 筆致激変でびっくりしました!😳

    作者からの返信

    せっかくの企画なので色々遊んでみました!

  • わあ〜!(すみません、だいぶ被ってしまいました!先にかも様のを拝読してから書けばよかったです💦)

    作者からの返信

    いえいえ! こういうお祭りは被ってナンボですので!
    ひばかり様の作品も素敵でしたよ!

  • 分かってるよねって言葉、怖すぎます😱どんな目にあうのか想像してしまう

    作者からの返信

    それでも踏み出さざるを得なかった、辛い選択です……。


  • 編集済

    コメント失礼します。
    全編読んだ中でこれが一番好きだったので、ここにコメントを残させて頂きます。
    やはり私はあの世とこの世の境に関する話が好きなようです。

    キャラクターとしての作者様もあの世の存在なのですね。
    「知っているからこそ」書ける話なのかもしれない、と思うと非常に考えさせられる話でした。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。
    現世と幽世のあわいの話は私も好きで、生者と幽霊のコンビものなどよく書いていたものでした。
    本作の紫子さんもまさに自分の境遇を作中に反映したようです。そうしたところまで読み取って頂けて大変嬉しいです……と本人が申しておりました。

  • 最初の“『”はなんだろう?と思って読んでいたらまさかの展開でした。
    自分で比ゆとかフラグとか文章内で説明しちゃっててふふっとなりました。
    こんな書き方もあるんですね。
    引き出しが豊富で面白いです。

    作者からの返信

    まあ、この書き手のことだから、その“『”もミスか何かだろう……と思わせておいてからの、この真相でした(笑)
    ライトくんは自分の技巧に自信がないから「ここはこの技法」って明言しなきゃ安心できないのでしょう。
    こういうのは書いていて大変楽しいです。

  • こちらも独特な語り口で面白かったです。
    レモンチョンというものがあるんですね。
    レモネードの比喩がとてもきれいで印象に残りました。
    カムバック前の沈黙という言葉選びも素敵です。
    厳しい道と分かっているけど、二人とも夢を叶えてほしいですね。

    作者からの返信

    レモンチョンは私も本作のために調べて、味わってみたくなりました。
    K-POPの世界では新曲のプロモーションのことをカムバックというのですよね。厳しい雌伏の期間を経て、ステージで脚光を浴びる二人の姿を見られますように。

  • 『推しの子』かぁ、嘘にはもってこいの元ネタだなぁと思っていたところからの結部の怒涛の展開。
     いやぁ、なるほどですね。これは唸る。
    「わたし泣くよ……? 泣いて成仏しちゃうよ?」まで来てだいぶ耐え切れずに笑いました。
     元ネタが元ネタなだけに、なんともブラックジョークの極み(そして元ネタを知らなければ順当にジョークとしても成立している)
     いやはや、こういう展開もあるんだなぁと思わせられます。

    作者からの返信

    書き手のセンスの寒さを表現するためにぶち込んでみた『推しの子』ネタでしたが、なんだか上手い具合に話と噛み合ってしまいました(笑)
    笑って頂けて何よりです!

  • 一通り読み込ませて頂きました。
    自分の過去作のキャラクターにお題を与えて書いてもらう、という発想自体、積み重ねと技術がなくては実現できないことなので、この時点で唯一無二なのは言わずもがな。
    著作に目を通せておらず、一つ一つに細かくコメントすることを差し控えさせていただいたのが申し訳ないのですが、作中の筆致が一番気に入った『ブラック企業をぶちのめせ!』から順に、いずれお邪魔させて頂こうと思います。
    嘘をテーマに書け、というお題にどれだけ嫌悪感があるのかが良く見えて、まるで「これは嘘だという前提で話を進めますからね」と押し付けられているような面白さが最高でした!

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。
    私は昔からこういう遊びが好きで、今回も存分にはっちゃけさせて頂きました。
    板野ワールド屈指の変人・白山弁護士をお気に召して頂けたなら大変嬉しいです。彼の中で「嘘」といえばまず思いつくものがこれなんでしょうね。

  • スケールの大きな旅立ちと、小さな嘘を仕込んだ再会の約束。遥か未来でも変わらない人間の愛情や悪戯心は身近に感じますね。素敵な二人でした。

    作者からの返信

    歳は若いままなのにスヴェートノートの宿命で達観している颯太と、年老いてもどこか子供心を残したままの春香の対比もポイントでした。再会を祈ってあげてください。

  • うわあ、こういう話ですか……
    明言はされていませんが、どんな交換条件があったのか推察してしまい、そしてまことしやかに囁かれる業界の闇を思って何とも言えない気分にになりました。
    そして、変わらず流れるような筆致がお見事としか言えませんです。
    颯太、止めてやれ! と思わず言いたくなりましたか、颯太には事情何で分からないわけで……
    夢を追うというのが本当に綺麗なだけでは終わらないという辛い現実を真正面から描いた作風に深い感銘を受けました。

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます。
    最近は減っているかもしれませんが、少し前まで芸能界といえばこうした話は付き物でしたからね……。
    颯太も事情を知っていればきっと止めたでしょうね。そしてそれが分かっているからこそ春香も彼に事情を告げないのです。
    彼女の夢が叶うかは分かりませんが、帰れる場所があることを願いたいですね。

  • 思い出のレモネードが除霊薬! 幽霊は飲み物を飲めないと思い込んでいたので、凄く驚かされました。

    颯太くんは善き幽霊かと思いきや、

    >わたしもまた、一度は彼に連れて行かれかけていた。

    と、かなり物騒なことも実行しかけていたことにまた驚きです。
    颯太くんが悪霊にならないうちに、成仏させられてよかったですね、春香さん……!


    また、読み返すと、

    >嗚咽を飲み込んで告げたその言葉は、彼の身体をすり抜けて、静かに空気の中へ溶けていく。

    ここもダブルミーニングになっていたのですね。
    颯太くんが幽霊だからこそ……!

    生者と幽霊の認識が反転する叙述トリック、とっても面白かったです☺️🙏✨

    作者からの返信

    「お供え物をしていると少しずつ減っていく……」みたいな怪談もあるので、飲食物の摂取ができる霊もたぶんいるんだろうなーと。
    春香が「連れて行かれた」というのは、颯太が悪意をもって引っ張ろうとしていたというより、彼の未練に引き寄せられて自らそっちに一歩を踏み出そうとしていた……という感じかと。悪気がなくてもそうしたことが起きてしまうのが霊の悲劇なのでしょう。

    「彼の身体をすり抜けて」の箇所も気付いて頂けて嬉しいです。
    こうした仕掛けに気付いた報告を頂けるのが、叙述トリックを書く側としての醍醐味ですね。(と紫子先生が言っていました)


  • 編集済

    静かな暖かい滑り出しから、「出てきてくれた」の部分で一瞬の不穏な空気。

    前半部分でほわぁぁ、まさかの!?と驚き、後半を読んでそっちだったか!と思わず膝を打ちました。

    自分への未練で颯太の魂を引き留めてしまった、愛しているからこそ自分の手で送り出す。それまでの葛藤と覚悟、胸にグッときました。

    また生まれ変わった時に出会えたらいいなと、願わずにはいられませんでした。そして、次こそは寿命が尽きるまで一緒に過ごして欲しいです。

    作者からの返信

    「出てきてくれた」「生きてた頃」などの強調で読者を誘導し、後半でひっくり返す悪戯心でした。
    颯太の死にもその後にも春香は責任を感じていたはずで、でも救済を師匠任せにせず自分でカタをつけることを選んだのが、彼女の強さなのでしょうね。
    霊がいるなら来世もある……のかな。次は幸せになれるといいですよねえ。

  • ひりっと。
    そして心がヒヤッとさせられます。
    「分かっているね」と言葉に出す、それは悪辣かもしれない。
    でもその閾さえ教えずいきなり引き込む大人の方が実は多いのだ。
    若者だから愚かなのでもなくて。
    現実が嫌すぎて、騙されたふりをするんじゃないよね?
    やはり「夢」が優先なんだよね。


    でも颯太にも設計プランはあるだろうし、なかなか悩ましい。
    とりあえずレモネード飲んで考えよう。なんかまだあるだろうし。
    (すいません、OBなので第三の方法ってないんかなあつい・・)

    作者からの返信

    そうですよね……悪い大人、汚い大人として分かりやすく振る舞ってくれる分、まだマシな部類なのかもしれませんね。
    交換条件に乗って梯子にできる余地はまだあるというか。春香もそのあたりを理解してしたたかに利用できるようになればいいのですが。

  • まさかの第三者目線で来るとは思っていなかったので驚きました。
    こういう視点で始まるストーリーもいいですね。
    「殲滅す」と書いて「ぶちのめす」と読む、とてもいいです。
    好きですこの弁護士先生。
    ぜひやっちゃってください!!

    作者からの返信

    せっかくの企画なので色々な書き方の作者陣を連れてきました。
    原作のタイトルからして「ブラック企業をぶちのめせ!」ですからね、この人は筋金入りです。
    ひとたび依頼を受ければ徹底的に殲滅しに行くでしょう。

  •  韓国のプロデューサーの方のインタビュー番組を思い出しました。
     尋常じゃない努力と緻密なマーケティング。
     グローバルで勝負するとは、そういうことなのだなと、大いに感心しました。
     その世界に飛び込むのだと思うと、自然と背中を押したくなりますね。
     抑えつつ抑えきれない熱量のような物が滲んでいて読み応えがありました。
    「カムバック前の沈黙に過ぎないのです」この表現、とても良いと思います。端的に言って、好きな表現です。

    作者からの返信

    かの国のアイドルのシステマチックな訓練・選別システムと徹底したマーケティング戦略は凄まじいものがあって、日本のアイドル界も見習うべき部分が多くあるなと思わされます。
    「カムバック」というのもK-POPでは独自の文脈を持った用語で、そうしたものがサラッと出てくるのがこのラ・フランス先生の持ち味ですね。

  • 他の作品も読ませていただいた流れだったので、なんだか違和感があったのですが、なるほどこういう意図か! と最後に笑わせてもらいました。
    いろいろな引き出しがあって、単純に「凄いな」と思わされます。

    ガンバレ! 雷斗くん! 君の師匠は凄い人だぞ!

    作者からの返信

    他の作品でまともな(?)作家陣の筆力を見せてからのこれでした。(笑)
    こういうメチャクチャな文章、たまに書くと楽しいんですよね。
    ライトくんの将来にご期待ください……?

  •  なるほど、こうきましたか。
     コメントを拝読するに、原作もこんな感じなんですね。
     表現の仕方もいろいろありますね。
     いかにも法廷陳述調でありつつも、ところどころに法というよりも信念の情が同じ語り口で入ってくるところが、硬質なテキストに主人公の人間としての味を感じました。
     生々しくないがゆえに、却って溢れ出るパッションが滲んでいる感触があり、不思議な読後感が残る作品ですね。
     そして、まず冒頭の一文がとても良いと思います。
     短く、一文一撃で読者を作品世界に叩き込む。素晴らしいです。

    作者からの返信

    白山白狼は原作でもこんな感じの変人です。しかし絶対的に正義の人でもあり、彼に文章を書かせるとそのギラついた正義感が地の文を突き抜けて主張してくるんですね。
    冒頭は私も気に入っている一文です。昔、別の企画でも同じように彼に地の文を語らせたことがあり、その時もこの一文から始まっていました。

  • 好きです叙述トリック!鮮やかな反転に思わずうなってしまいました。
    颯太によって生きながらえたのに、自分の手で送り出さなければならないのがつらいですね。
    未練に縛られたままではいられないからこそ、これはお互いを救う別れだったのかなと感じました。
    レモネード味の除霊薬という発想も新鮮で印象に残っています。
    余韻の残る素敵なお話でした。

    作者からの返信

    こういう仕掛けのある短編が昔から好きでして……紫子さんも好きなようです。
    愛する人、救ってくれた人を自ら送り出す辛さ……しかし現世に縛られたままでは彼も幸せとはいえないので、こうすることが唯一の正解だったのでしょう。
    レモネードは生前の思い出の味だからこそ効果を発揮したんでしょうね。

  • お話の空気感がとても美しくて、情景と心情の重なりに引き込まれました。
    半ば儀式のように買ったレモネードが、最後には氷が解けて味が変わっていくところが、二人の関係の変化と重なっているようで切なかったです。
    閉ざされた部屋での「分かってるよね」という一言も印象的でした。
    それでも夢に進もうとする春香の選択が、どこかで報われてほしいと感じました。
    レモネードのような甘い未来が待ってますように……。

    作者からの返信

    ご来訪ありがとうございます。
    夢への一歩なのに切ない、その心情を春先の情景とレモネードに託しました。
    春香の選んだ道は果たして夢に繋がっているのか……。あれも必要な犠牲だったと笑って話せるくらい成功してくれたらいいんですけどね。

  • むちゃくちゃ和希くんらしい小説!!!
    芸能界の闇をリアルに描き出したデビュー作の説明まで読んだ瞬間、鳥肌が立ってしまいました。
    芸能界なんてそんなもの、そんな彼の声が聞こえてくるようでした。

    捨て、賭け、踏み越えた、という春香の覚悟が重いですね。
    2週間の間にあったであろうことが、代償、裏切りという言葉に代えられて、胸に刺さります。
    それでも、青春を置き去りにした選択は彼女のもの。嘘をつくのも彼女の選択。
    この街で桜が咲くのは既成事実かのようなのに、春香の蕾が開花する保証は……。

    作者からの返信

    和希にこのお題で短編を書かせたら絶対こういうの出してくるだろうな、と思いながら。
    しかし「芸能界の裏側なんてどこもこんなもんだよ」と嘯きつつ、それでも、僅かに希望がないわけではない――というのもまた、彼が無意識に作品に込めてしまう本音のようなものかもしれません。

    微かな可能性のために大事なものを犠牲にする決断をしてしまった春香。せめて夢破れたときに帰る場所があり続けてくれることを願いたいですね。

  • 先にライト君ver.を読んでしまいました(笑)。
    こっちを先に読めばよかった……。

    前半と後半の意味の反転が鮮やかで、とても切ない嘘でした。
    『わたしは、その言葉を遮らずに聞く』
    ここは、颯太の勘違いに配慮して敢えて遮らない、そういうことだったのですね。
    春香と颯太の関係性が反転しているのが分かってから読み返すと、「ごめんね、颯太」のセリフや、地の文での春香の覚悟がより切なく感じました。

    作者からの返信

    紫子さんは原作で「叙述トリックはそれと知って読んでも面白くなるように書くもの」と言っていた人なので、大丈夫ですよ(笑)

    颯太に真実を伝えないまま送り出すための優しい嘘でした。霊を祓うだけなら他にもいくらでも方法はあったのでしょうが、こうして彼を見送りたいというのが春香の願いであり、また彼にとっても本望だったのでしょう。

  • 元の小説を読んでいなくて申し訳ないのですが、読んでいないがゆえ、登場人物の言動ご予想外で、文章の面白さや驚きの展開を楽しむことができました。楽しいお話でした。

    作者からの返信

    むしろ知らない方にこそ「何だこりゃ!?」でお楽しみ頂ける仕掛けだったかもしれません。
    ここまでお読み頂きありがとうございます。

  • 活弁士が社会派なツッコミ入れているみたいで、大変面白かったのです。
    そして、この二人に穏やかな幸せが来ることを祈ります。

    作者からの返信

    ああ、活弁士とは上手いたとえですね。これと次の話はまさに筆者の人格が出しゃばって演説をぶっている感じで個性を出しました。
    ブラック労働から解放され、幸せになってほしいですね……。

  •  前半から後半への展開が見事ですね。
    「生きてた頃は」、この部分の強調がそのまま伏線になっているのは、なるほどと思いました。
     全体にテキストはあっさり気味な文体ですが、そのことで却って結部への流れの意外性が引き立っているように感じます。
     次の文へと自然に移行できる、敢えて一文を読み込ませるような密度でないからこそ、「次の瞬間、彼の姿は完全に消えた。」この部分の転換がよりドラマティックに印象に残る。そんな作品だと思います。
     完全に純文に振り切って情景・情念を多層的に加えていってしまうと、ここの部分までの流れが重たくなるようにも思いますので、まさに構造に合わせた文体といったところでしょうか。

    作者からの返信

    恐れ入ります。こうした叙述トリックは好きで、短編の小技としてよく使っていました。
    文体についてはご指摘の通りで、あまり重たくしすぎると読者はそれ自体に気を取られてしまい、却って仕掛けへの気付きを阻害してしまうかなと……。物語以上に作者の計算の部分にまで思いを馳せて下さり、たいへん身の引き締まる思いです。

  • すごいという言葉しか出てこなかったです。いつも語彙力どっかに落としちゃうので困ります(最大の褒め言葉)

    そして、読んでいて曖昧な気持ちが上手く混ざりきっていないレモネードみたいに感じました。

    夜景が見えて、閉ざされた部屋……大切な人を裏切ってしまった苦しさ。レモンの皮を齧ったかのような気持ちになりました。

    うぅ、幸せになってほしいし、ちゃんと甘いレモネードになってほしいです。

    作者からの返信

    こちらにもありがとうございます。
    春香自身も何が正解か分からないまま、それでもがむしゃらに夢に手を伸ばしているところ……なんでしょうね。
    彼女が歌手として大成できるかはともかく、いつか苦しみの果てに、本当の「幸せ」とは何だったのかを悟る機会は来るような気がします。

  • なんと、これは斬新な設定で板野かもさんの「これまで」を生かし、嘘と桜とレモネードを描く短編集なのですね!?発想が凄いです。この先以降のお話も楽しみに読ませていただきます!

    颯太の正体、驚いて最初から読み直しました。春香にとってとても苦しい日々が続いていたと思うと込み上げてきます。この日の為に、人の力を借りずに自分で颯太と離れるために日々を積み重ねてきたと思うと…。
    胸に染み入る物語でした。

    作者からの返信

    ご来訪ありがとうございます。過去作に物書き属性のキャラがたくさんいたので、いっちょ遊ぶか、という試みでした。今後も作品が増えていくかと思います。

    きっと師匠の力ですぐに霊を祓うこともできたのでしょうが、自分で別れを告げたいというのは春香の願いでもあったのでしょうね。この悲しみを背負って、彼女は人を救うために歩みだすようです。


  • 編集済

    和希⋯⋯いや、霧江先生が小説を書くとこういう感じになるのですね。
    アイドライズ初登場時の生意気な印象が強かったため、とても大人びた文章でギャップに戸惑っています。
    夢を叶えるために東京にいく春香、それを応援する颯太。
    「分かってるよね」に全てが集約され、後戻りのできない片道切符の列車に乗ってしまった不穏な空気を感じました。

    作者からの返信

    こんな大人びた文を中学生で書いていたからこそ編集部の目に留まったんでしょうね。
    夢への道はまさに片道切符。愛人として消費されて終わるか、本当に夢を掴めるか……まあしかし後者の可能性も少しはあるというのも筆者の無意識の願いなのかもしれません。

  • 変わらず青いままの(或いは、若さとイナカの青みへ置き去りにされた)颯太くんと、
    青い春から苦いレモネードのような光と闇の混ざり場(都会と芸能界)へ踏み出した、春香さんとの対比がお見事でした。
    二人のすれ違いと決断が切なく、痛ましくも、面白く読ませていただきました。

    作者からの返信

    颯太は大人になっても子供のような純真さを残した人で、対して春香は大人の世界に背伸びしてしまった子なのかもしれません。
    光と闇の渦巻く芸能界でこの先彼女は生きていけるのか……。捨ててしまったものが無駄にならないことを願いたいですね。

  • ふん、ふんと読んでいたらまさかの……最初とお話変わってた。びっくりしつつも食いしん坊な私はレモネード味の除霊薬が気になってしまいました。おいしそう。幽霊じゃないけど飲んでみたい。これから悲しみを抱えつつさまよえる魂を救いに行くのか、これを幕引きとして終わるか。どちらにしてもわくわくしてしまいます。x(Twitter)からお邪魔いたしました。他の文章も楽しかったです。最後の中学生は、昔の自分が創作を始めた時の気持ちを思い出してしまい勝手に恥ずかしくなったり忙しかったです。

    作者からの返信

    ご来訪ありがとうございます。この話はちょっと読者をびっくりさせてみました。
    たぶん除霊薬自体は他のものでも作れるのですが、生前の思い出の味であるレモネードに託して送り出すというのが大事だったんでしょうね。
    彼女はきっとこの悲しみを乗り越えて多くの人を救っていくでしょう。
    他のエピソードもお読み下さりありがとうございます。ライト君のハチャメチャ文は刺さる人には刺さるようですね(笑)


  • 編集済

    冒頭のまだるっこしさに、吹き出してしまいました。
    「・・・そうか」って2回言ったっけって、と探してしまい、これも嘘か、とまさにライトくんに振り回されてしまった気分です(笑)
    ってか3点リーダーですらないことに今気づきました。いろいろ探すの楽しいですね、これ。
    描写の意図に説明が入っていく様子は、新鮮で、ある種のツッコミのようなおかしさがありニヤニヤしてしまいますね。でも内容が分かりやすくて、浅学の私には勉強になったりも。
    実は幽霊というオチはびっくりでしたが、冒頭からそうであるように、終わらせ方に彼なりのエモさを貫いているんだなと、読み返して感じました。
    終盤の種明かしでは、ライトくんが間違える人物だということが滝のように一気に流れこんでくる様がとても爽快でした。これカタルシスっていうらしいです。

    作者からの返信

    こういう破綻した文を書くのってちょっと楽しいんですよね。
    三点リーダもダッシュもちゃんと使えないし「再開」とかの誤字もやらかす、メタも寒いし実在作品ネタも寒すぎる、でも何かを書きたいという気持ちだけは一人前にあるという……そんな空回りしっぱなしの熱意を表現してみました。ラストのは楽屋オチって言うらしいですよ。

  • 夢に一歩踏み出す前の漠然とした不安と、淡い恋心を抱く相手との別離の寂しさをレモンの皮に含まれる苦さで表しているところが心に響きました。
    飲んでもいないのに舌にほろ苦さを感じる様な物語、これを書ける和希君は中学生でデビューするというのも頷けますね。

    作者からの返信

    不安も寂しさも後ろめたさもありながら、それでも彼女は夢に手を伸ばすのですよね……それが不安定な道と分かっていても。
    和希は芸能界の暗部を多く見てきたので、こういうシニカルな話で世に問いたいものがあるようです。


  • 編集済

    オーディション受かったのか?……まあ、そんな感じ。のやり取りが、もう切なくて切なくて。もしも正規でオーディションに受かっていたら、春香はどんな表情で、どんな声のトーンで颯太に東京行きの報告をしたんだろうなと思うと、本当に胸が締め付けられるというか、やるせないです。

    オーディションに落ちることと、分かってるよね、と誘われて上京すること。読者としては、彼女にとって本当の幸せってどっちのルートだったのだろうと考えずにはいられません。

    颯太は、もしかしたら春香の置かれている状況や決断を全て分かった上で、それでも春香の選択を尊重しているのかもしれない、とも感じました。言葉を選ぶようにゆっくりと続ける、という一文に、彼なりの思いや優しさが垣間見えるようです。

    不確かなチャンスと分かっていても縋ってしまうこと、それでも夢を諦めたくないという春香の強い意志。夢追人て本当に儚いです……
    あ、【儚い】って、にんべんに夢で【儚い】になりますね……(最後にどうでもいい話をすみません笑)

    作者からの返信

    きっと正規でオーディションに受かっていたら、その日のうちにラインや電話で喜びを伝えていたでしょうし、なんなら颯太にも一緒に東京に来てほしいとダメ元で言ってみたりしたのかもしれません。
    後ろめたさを孕んだ決断だから、とてもそんなテンションにはなれない……その苦々しさを象徴するのにレモネードは最適のモチーフだった気がします。
    颯太も何か察してはいるのかもしれませんね。それでも彼は春香の決断を尊重して夢を応援するしかないのでしょう。なんだか私も第三者目線で春香の成功を祈りたくなりました。

  •  中盤頃にはおおよそそのような結末になるのだろうと思いつつ、最後まで読む手が止まりませんでした。
     そしてその通りの結末の苦さと切なさを感じつつ、どこかで春香の決心を否定的に感じることもできず、同時に颯太の歯がゆさもある。そのもどかしさの中間に、どこにも残っていないレモネードの後味を感じる読後感でした。

     現実だからと言い切るには無情でもあり、夢のためだからと割り切るには残酷で、それでいてなお前に進もうとする姿。それは人の業の愚かさを含みつつ、最終的には無邪気な颯太がいるこの街が、きっと心折れた時に戻れる唯一の街になるのだろう。そんな気がします。

    作者からの返信

    何が正解かも分からず、誰も何も保証してくれない中で、それでも叶えたい夢のために戻れない道へ一歩を踏み出す……。決して快哉ではないこの決断が、レモネードの苦さには合うかなと。

    そうですね、きっと夢破れて帰ってきても颯太は優しく迎えてくれる……。それは逃げ道ではなく、それがあるからこそ安心して飛べる命綱のようなものかな、と思いました。

  • 表現だけ変わるのかと思って読んでたら設定も違ってた。
    これは面白い!

    作者からの返信

    各作者ごとにガッツリ違う作品にしてみました!

  • Xでお見かけし、作家キャラクターに書かせる、という設定がとても面白いなと全作思い読ませていただきました。
    同じ題材をここまで書き分けられるなんてすごいです。
    それぞれのキャラクターが出てくる元のお話も気になります!

    作者からの返信

    お読み頂きありがとうございます!
    まさに各キャラの出典作の宣伝にもなったらいいなと思って書いた作品群でして、気になる作者がいましたら各作品も覗いてみて頂けると嬉しいです。

  • とても苦い、飲むほど渇くようなレモネードでした。
    自分にとって望ましいものではなく、誇れるような輝かしいものでもなく、まだたくさん痛みを受けるかもしれませんが、それでも「諦める」以外のどんなことでも、と踏み出した春香の選択を讃えたいです。
    それを飲み干して彼女にしか歌えない歌があるでしょうし、その歌がいつか颯太に届き、そして他の誰かにも届くのなら、それはそれでよいのだと思えました。
    大人になっていく者たちに幸あれかし。

    作者からの返信

    レモネードって却って喉が渇きますよね……そうなんです。
    この道がどこに繋がっているか、何一つ信用できるものはなくても、それでも賭けるしかない。切実な渇望。応援してくれた人にいつか成功で返せればいいのですが。
    お読み頂きありがとうございます。

  • 一気読みしてきました。
    題名と話の流れは一緒なのに、背景の使い分けでここまで異なるのですね。

    作者からの返信

    恐れ入ります。せっかくの面白い企画なので色々遊んでみました。

  • きゃああああああああああ♡白狼先生ぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!
    待ってたわ、まってたわよおぉおぉぉぉ!
    他のがかすんでしまうほど白狼先生だわぁっぁぁぁあぁあぁ!(興奮)
    これをまたあの真っ白な事務所で真っ白な牛乳を飲みながら報告書を書くのね。
    そして二人の勤めるブラック企業を殲滅するのねぇぇぇぇえ!
    いやもう今日は白狼先生に会えただけでもいい日ですわ!
    しかもこの相変わらずの言い回し、単語の選択、白狼先生ならではだけど、それにしてもパワーアップしてませんか?それもまたますますいいけど。

    作者からの返信

    このタイトルを付ければきっと来て下さると思っていました(笑)
    先日Xのポストでもちょっと遊んだのですが、何でもブラック企業批判に持っていってしまう白狼先生の語り口は久々に書いても楽しいですね。
    この二人もきっと彼に救済されたことでしょう。
    パワーアップというか私がエスカレートしているんですね……よしみんも白狼先生愛がヒートアップされていて安心しました。

  • 同じ条件でそれぞれクオリティ高く書き分けていて脱帽するしかありません。
    だからこそ落差が引き立ちますね。

    作者からの返信

    恐れ入ります。最後のは思いっきり遊びました。
    まだ増えるかも……?

  • 第三者の語りで別れる前の定番的な二人のやりとりの印象が全然別物になりますね。よくある話で片付けてはいけない問題だと思い知らされます。

    作者からの返信

    泣き寝入りを強要されてしまう空気こそが良くないんですよね。法知識の啓蒙は大事だと思います。

  • お疲れ様です!
    ちょっと崩した様な文体でも、モノになっているのが流石だなと思います!
    どれも板野さんの手腕がフルに発揮された、素晴らしい作品だと思います✨

    作者からの返信

    本当にヘタに書こうとしても、どうしてもどこかちゃんとした文章になってしまうんですよね(笑)
    ここまで一気読みありがとうございました!

  • お疲れ様です!
    推しがNCTの仲本悠太くんであり、宮脇咲良のいるLe Sserafimが好きな俺には、1番ツボな物語でした(でも推しはユンジン)。

    作者からの返信

    なんとそういう刺さり方をするとは!
    今回頂いたコメントの中で最も$oulja-50さんの「素」が見えて嬉しかったです。

    編集済
  • お疲れ様です!
    今度は舞台調というか、仰々しいようなセリフ回しで、世界観がまた一変しましたね。
    原作に興味が湧く一作でした!

    作者からの返信

    この弁護士は原作でもずっとこんなキャラですw

  • お疲れ様です!
    今作は生死の別れですね。
    より婉曲的で緻密な描写が、本当に作者同じか?と思わせます!

    作者からの返信

    このお題で片方が幽霊というのは割とみんな思いつくと思うので、少し捻ってみました。
    書き分け遊びは昔から好きなんですよー。

  • お疲れ様です!
    作品によって著者が違うとは、さすが板野さんだなと思いました✨
    今作はオーディションと後継と恋という王道な話でしたね。
    やっぱり外さない話しはいいですね!

    作者からの返信

    ありがとうございます。せっかく物書きキャラが沢山いるので遊んでみました。
    少し毒の入った王道です。

  • どれもあらすじに忠実な「王道」展開でありながらこの筆致で変わる七色の味わい!!さすがとしか言いようがありません!これぞ筆致企画ならではのご回答ですね。
    そしてそれぞれの作家のキャラクターが文の後ろに立ち上がってくるのがまた読み応えがあります。面白かった!!

    作者からの返信

    ここまで一気読みありがとうございました!
    作品ごとの筆致の使い分けは元々好きで意識していた部分でして、今回の企画は本当に楽しいです。
    まだまだ個性的な物書きキャラは沢山いるので、時間が許せば今後もエピソードを追加すると思います。