嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
好きです叙述トリック!鮮やかな反転に思わずうなってしまいました。
颯太によって生きながらえたのに、自分の手で送り出さなければならないのがつらいですね。
未練に縛られたままではいられないからこそ、これはお互いを救う別れだったのかなと感じました。
レモネード味の除霊薬という発想も新鮮で印象に残っています。
余韻の残る素敵なお話でした。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
お話の空気感がとても美しくて、情景と心情の重なりに引き込まれました。
半ば儀式のように買ったレモネードが、最後には氷が解けて味が変わっていくところが、二人の関係の変化と重なっているようで切なかったです。
閉ざされた部屋での「分かってるよね」という一言も印象的でした。
それでも夢に進もうとする春香の選択が、どこかで報われてほしいと感じました。
レモネードのような甘い未来が待ってますように……。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
むちゃくちゃ和希くんらしい小説!!!
芸能界の闇をリアルに描き出したデビュー作の説明まで読んだ瞬間、鳥肌が立ってしまいました。
芸能界なんてそんなもの、そんな彼の声が聞こえてくるようでした。
捨て、賭け、踏み越えた、という春香の覚悟が重いですね。
2週間の間にあったであろうことが、代償、裏切りという言葉に代えられて、胸に刺さります。
それでも、青春を置き去りにした選択は彼女のもの。嘘をつくのも彼女の選択。
この街で桜が咲くのは既成事実かのようなのに、春香の蕾が開花する保証は……。
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
先にライト君ver.を読んでしまいました(笑)。
こっちを先に読めばよかった……。
前半と後半の意味の反転が鮮やかで、とても切ない嘘でした。
『わたしは、その言葉を遮らずに聞く』
ここは、颯太の勘違いに配慮して敢えて遮らない、そういうことだったのですね。
春香と颯太の関係性が反転しているのが分かってから読み返すと、「ごめんね、颯太」のセリフや、地の文での春香の覚悟がより切なく感じました。
元の小説を読んでいなくて申し訳ないのですが、読んでいないがゆえ、登場人物の言動ご予想外で、文章の面白さや驚きの展開を楽しむことができました。楽しいお話でした。
活弁士が社会派なツッコミ入れているみたいで、大変面白かったのです。
そして、この二人に穏やかな幸せが来ることを祈ります。
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
前半から後半への展開が見事ですね。
「生きてた頃は」、この部分の強調がそのまま伏線になっているのは、なるほどと思いました。
全体にテキストはあっさり気味な文体ですが、そのことで却って結部への流れの意外性が引き立っているように感じます。
次の文へと自然に移行できる、敢えて一文を読み込ませるような密度でないからこそ、「次の瞬間、彼の姿は完全に消えた。」この部分の転換がよりドラマティックに印象に残る。そんな作品だと思います。
完全に純文に振り切って情景・情念を多層的に加えていってしまうと、ここの部分までの流れが重たくなるようにも思いますので、まさに構造に合わせた文体といったところでしょうか。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
すごいという言葉しか出てこなかったです。いつも語彙力どっかに落としちゃうので困ります(最大の褒め言葉)
そして、読んでいて曖昧な気持ちが上手く混ざりきっていないレモネードみたいに感じました。
夜景が見えて、閉ざされた部屋……大切な人を裏切ってしまった苦しさ。レモンの皮を齧ったかのような気持ちになりました。
うぅ、幸せになってほしいし、ちゃんと甘いレモネードになってほしいです。
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
なんと、これは斬新な設定で板野かもさんの「これまで」を生かし、嘘と桜とレモネードを描く短編集なのですね!?発想が凄いです。この先以降のお話も楽しみに読ませていただきます!
颯太の正体、驚いて最初から読み直しました。春香にとってとても苦しい日々が続いていたと思うと込み上げてきます。この日の為に、人の力を借りずに自分で颯太と離れるために日々を積み重ねてきたと思うと…。
胸に染み入る物語でした。
編集済
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
和希⋯⋯いや、霧江先生が小説を書くとこういう感じになるのですね。
アイドライズ初登場時の生意気な印象が強かったため、とても大人びた文章でギャップに戸惑っています。
夢を叶えるために東京にいく春香、それを応援する颯太。
「分かってるよね」に全てが集約され、後戻りのできない片道切符の列車に乗ってしまった不穏な空気を感じました。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
変わらず青いままの(或いは、若さとイナカの青みへ置き去りにされた)颯太くんと、
青い春から苦いレモネードのような光と闇の混ざり場(都会と芸能界)へ踏み出した、春香さんとの対比がお見事でした。
二人のすれ違いと決断が切なく、痛ましくも、面白く読ませていただきました。
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
ふん、ふんと読んでいたらまさかの……最初とお話変わってた。びっくりしつつも食いしん坊な私はレモネード味の除霊薬が気になってしまいました。おいしそう。幽霊じゃないけど飲んでみたい。これから悲しみを抱えつつさまよえる魂を救いに行くのか、これを幕引きとして終わるか。どちらにしてもわくわくしてしまいます。x(Twitter)からお邪魔いたしました。他の文章も楽しかったです。最後の中学生は、昔の自分が創作を始めた時の気持ちを思い出してしまい勝手に恥ずかしくなったり忙しかったです。
編集済
冒頭のまだるっこしさに、吹き出してしまいました。
「・・・そうか」って2回言ったっけって、と探してしまい、これも嘘か、とまさにライトくんに振り回されてしまった気分です(笑)
ってか3点リーダーですらないことに今気づきました。いろいろ探すの楽しいですね、これ。
描写の意図に説明が入っていく様子は、新鮮で、ある種のツッコミのようなおかしさがありニヤニヤしてしまいますね。でも内容が分かりやすくて、浅学の私には勉強になったりも。
実は幽霊というオチはびっくりでしたが、冒頭からそうであるように、終わらせ方に彼なりのエモさを貫いているんだなと、読み返して感じました。
終盤の種明かしでは、ライトくんが間違える人物だということが滝のように一気に流れこんでくる様がとても爽快でした。これカタルシスっていうらしいです。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
夢に一歩踏み出す前の漠然とした不安と、淡い恋心を抱く相手との別離の寂しさをレモンの皮に含まれる苦さで表しているところが心に響きました。
飲んでもいないのに舌にほろ苦さを感じる様な物語、これを書ける和希君は中学生でデビューするというのも頷けますね。
編集済
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
オーディション受かったのか?……まあ、そんな感じ。のやり取りが、もう切なくて切なくて。もしも正規でオーディションに受かっていたら、春香はどんな表情で、どんな声のトーンで颯太に東京行きの報告をしたんだろうなと思うと、本当に胸が締め付けられるというか、やるせないです。
オーディションに落ちることと、分かってるよね、と誘われて上京すること。読者としては、彼女にとって本当の幸せってどっちのルートだったのだろうと考えずにはいられません。
颯太は、もしかしたら春香の置かれている状況や決断を全て分かった上で、それでも春香の選択を尊重しているのかもしれない、とも感じました。言葉を選ぶようにゆっくりと続ける、という一文に、彼なりの思いや優しさが垣間見えるようです。
不確かなチャンスと分かっていても縋ってしまうこと、それでも夢を諦めたくないという春香の強い意志。夢追人て本当に儚いです……
あ、【儚い】って、にんべんに夢で【儚い】になりますね……(最後にどうでもいい話をすみません笑)
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
中盤頃にはおおよそそのような結末になるのだろうと思いつつ、最後まで読む手が止まりませんでした。
そしてその通りの結末の苦さと切なさを感じつつ、どこかで春香の決心を否定的に感じることもできず、同時に颯太の歯がゆさもある。そのもどかしさの中間に、どこにも残っていないレモネードの後味を感じる読後感でした。
現実だからと言い切るには無情でもあり、夢のためだからと割り切るには残酷で、それでいてなお前に進もうとする姿。それは人の業の愚かさを含みつつ、最終的には無邪気な颯太がいるこの街が、きっと心折れた時に戻れる唯一の街になるのだろう。そんな気がします。
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
表現だけ変わるのかと思って読んでたら設定も違ってた。
これは面白い!
Xでお見かけし、作家キャラクターに書かせる、という設定がとても面白いなと全作思い読ませていただきました。
同じ題材をここまで書き分けられるなんてすごいです。
それぞれのキャラクターが出てくる元のお話も気になります!
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
とても苦い、飲むほど渇くようなレモネードでした。
自分にとって望ましいものではなく、誇れるような輝かしいものでもなく、まだたくさん痛みを受けるかもしれませんが、それでも「諦める」以外のどんなことでも、と踏み出した春香の選択を讃えたいです。
それを飲み干して彼女にしか歌えない歌があるでしょうし、その歌がいつか颯太に届き、そして他の誰かにも届くのなら、それはそれでよいのだと思えました。
大人になっていく者たちに幸あれかし。
一気読みしてきました。
題名と話の流れは一緒なのに、背景の使い分けでここまで異なるのですね。
作者からの返信
恐れ入ります。せっかくの面白い企画なので色々遊んでみました。
きゃああああああああああ♡白狼先生ぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!
待ってたわ、まってたわよおぉおぉぉぉ!
他のがかすんでしまうほど白狼先生だわぁっぁぁぁあぁあぁ!(興奮)
これをまたあの真っ白な事務所で真っ白な牛乳を飲みながら報告書を書くのね。
そして二人の勤めるブラック企業を殲滅するのねぇぇぇぇえ!
いやもう今日は白狼先生に会えただけでもいい日ですわ!
しかもこの相変わらずの言い回し、単語の選択、白狼先生ならではだけど、それにしてもパワーアップしてませんか?それもまたますますいいけど。
作者からの返信
このタイトルを付ければきっと来て下さると思っていました(笑)
先日Xのポストでもちょっと遊んだのですが、何でもブラック企業批判に持っていってしまう白狼先生の語り口は久々に書いても楽しいですね。
この二人もきっと彼に救済されたことでしょう。
パワーアップというか私がエスカレートしているんですね……よしみんも白狼先生愛がヒートアップされていて安心しました。
同じ条件でそれぞれクオリティ高く書き分けていて脱帽するしかありません。
だからこそ落差が引き立ちますね。
作者からの返信
恐れ入ります。最後のは思いっきり遊びました。
まだ増えるかも……?
第三者の語りで別れる前の定番的な二人のやりとりの印象が全然別物になりますね。よくある話で片付けてはいけない問題だと思い知らされます。
作者からの返信
泣き寝入りを強要されてしまう空気こそが良くないんですよね。法知識の啓蒙は大事だと思います。
お疲れ様です!
ちょっと崩した様な文体でも、モノになっているのが流石だなと思います!
どれも板野さんの手腕がフルに発揮された、素晴らしい作品だと思います✨
作者からの返信
本当にヘタに書こうとしても、どうしてもどこかちゃんとした文章になってしまうんですよね(笑)
ここまで一気読みありがとうございました!
嘘と桜とレモネード ~ソウルの春へ~(著:ラ・フランス)への応援コメント
お疲れ様です!
推しがNCTの仲本悠太くんであり、宮脇咲良のいるLe Sserafimが好きな俺には、1番ツボな物語でした(でも推しはユンジン)。
作者からの返信
なんとそういう刺さり方をするとは!
今回頂いたコメントの中で最も$oulja-50さんの「素」が見えて嬉しかったです。
お疲れ様です!
今度は舞台調というか、仰々しいようなセリフ回しで、世界観がまた一変しましたね。
原作に興味が湧く一作でした!
作者からの返信
この弁護士は原作でもずっとこんなキャラですw
嘘と桜とレモネード 〜巣立ちの日〜(著:左京紫子)への応援コメント
お疲れ様です!
今作は生死の別れですね。
より婉曲的で緻密な描写が、本当に作者同じか?と思わせます!
作者からの返信
このお題で片方が幽霊というのは割とみんな思いつくと思うので、少し捻ってみました。
書き分け遊びは昔から好きなんですよー。
嘘と桜とレモネード 〜東京行きの切符〜(著:桐山和希)への応援コメント
お疲れ様です!
作品によって著者が違うとは、さすが板野さんだなと思いました✨
今作はオーディションと後継と恋という王道な話でしたね。
やっぱり外さない話しはいいですね!
作者からの返信
ありがとうございます。せっかく物書きキャラが沢山いるので遊んでみました。
少し毒の入った王道です。
どれもあらすじに忠実な「王道」展開でありながらこの筆致で変わる七色の味わい!!さすがとしか言いようがありません!これぞ筆致企画ならではのご回答ですね。
そしてそれぞれの作家のキャラクターが文の後ろに立ち上がってくるのがまた読み応えがあります。面白かった!!
作者からの返信
ここまで一気読みありがとうございました!
作品ごとの筆致の使い分けは元々好きで意識していた部分でして、今回の企画は本当に楽しいです。
まだまだ個性的な物書きキャラは沢山いるので、時間が許せば今後もエピソードを追加すると思います。
嘘と桜とレモネード 〜ある若年カップルに見る違法労働搾取構造のケースファイル〜(著:白山白狼)への応援コメント
なるほど、こうきましたか。
コメントを拝読するに、原作もこんな感じなんですね。
表現の仕方もいろいろありますね。
いかにも法廷陳述調でありつつも、ところどころに法というよりも信念の情が同じ語り口で入ってくるところが、硬質なテキストに主人公の人間としての味を感じました。
生々しくないがゆえに、却って溢れ出るパッションが滲んでいる感触があり、不思議な読後感が残る作品ですね。
そして、まず冒頭の一文がとても良いと思います。
短く、一文一撃で読者を作品世界に叩き込む。素晴らしいです。