あとがき。への応援コメント
拝読いたしました。率直な感想をお伝えします。
「意思をもつ屋敷」から同じ三人称でもクララに寄り添った視点に変化しますね。(第一話・第二話は視点が揺れてますけど、童話・民話では一般的な語り口だと思います)。
初読時はクララ視点の世界として楽しみましたが、再読したらガラッと印象が変わり、タイトルの『グリム童話 夏の庭、冬の庭』のとおり、作者様の描きたい世界観がわかったような気がします。
エピソードタイトルのつけ方が上手ですね。
おかげでこの感想がまとめやすかったです。
自主企画として読んでいたことを忘れ、一読者として物語に没頭し始めたのは、クララがルーカスに連れて行かれる場面でした。
読者を惹きつけるストーリー展開にはただただ脱帽するばかりです。
読み進めていくうちに感じたことですが、作者様はすべてを描写するのではなく、余白を残し、読者の想像力に委ねる表現を意識されているのかなと感じました。
それをぼんやり感じたのは冒頭ですけれど、確信にかわったのは「城への帰還」で、クララがルーカスを見るこの場面でした。
――――その時、背後で衣擦れの音がした。
クララが振り向くと、そこに立っていたのは、王子の装束を纏った男だった。
深い色の上衣には、金糸の刺繍が細かく走っている。
肩から落ちる重い布は、歩くたびにわずかに光を返した。
胸元や袖口の飾りは華美なのに、彼が纏うと少しも軽く見えない。
背筋を伸ばして立つその姿は、もう野獣の面影を持たないはずなのに、
クララはすぐに分かった。
直接的な心情表現を描かないでも、クララの気持ちや揺れがすっと胸に流れ込んできます。
こうした技術をさりげなく使っていらっしゃるところに、書き慣れている印象を受けました。
つづいて人物描写について触れさせていただきます。
三姉妹の個性をていねいに書き分けられていて、その手腕にうならされましたけれども、個人的な白眉はルーカスの描写でした。
必要なこと以外話さないキャラクターなので、魅力を伝えるのは難しかったと思いましたが、先にも触れたように、作者様の卓越した描写技術から、ルーカスが昔ながらの知人のような気さえしました。
また細かい部分になりますが、こうした描写からでも彼の人柄が伝わってきます。
――広間の中央に出ると、
ルーカスの手が背に回り、距離が近くなった。
「緊張しているか」
「少し……」
「合わせるだけでいい」
情景描写もすばらしかったです。作者様は余韻を残しながら空気感を描く技術に長けていますね。
――クララは、野獣の後についていく。
木々の間を渡る風だけが、静かに鳴っていた。(第四話)
――部屋の暖炉の火だけが
パチパチと静かに鳴っていた。(第五話)
まだまだお伝えしたいことがありますが、長くなってしまったのでこのへんで終わりにします。
素敵な作品に巡り会えたこと、心より感謝申し上げます。
今後のご執筆活動を陰ながら応援しております。
ありがとうございました。
あとがき。への応援コメント
童話らしい美しさの中に、人間の嫉妬や執着、欲深さがじわじわ滲んでくるのが印象的でした。
特にクララが「純粋で優しい少女」に見えて、実は最初から強い所有欲を抱えていたと分かる構成が好きです。
ルーカスを必死に掘り起こす場面と、ヘレナを手にかける場面が、どちらも「手放したくない」という同じ感情から繋がっているのが怖くて面白かったです。
エルザやヘレナも単純な悪役ではなく、それぞれの弱さや嫉妬が生々しくて、むしろそこに人間らしさを感じました。
最後に母親の「永遠に美しくありたい」という願いまで屋敷の仕組みに繋がることで、全部が一本にまとまった感じがあります。
読後はすっきりするというより、登場人物たちの選択を何度も振り返りたくなるような、嫌な余韻がしっかり残る童話でした。
作者からの返信
またまた丁寧にお読み頂き、的確な童話の核を読み取って頂けて大変嬉しいです!
人間らしさや、執着、そういうものの成れの果てはどのような結果を招くのか、
童話とは本来どういうものだったのかというのを思い出させる、ドキリとした後味の残る物語を目指していたので
嫌な余韻と言っていただけて鳩屋さんの読み取り能力には頭が上がりません。
いつもありがとうございます!
あとがき。への応援コメント
つい、気になって一気見しました。
なんとも言えない感情になりました。
人間の綺麗な部分ではない、それぞれの感情や行動は、時に恐ろしいことをさせてしまうリアルさが印象的でした。
それを物語としてかけてしまう文才は、きっと想像力だけではなく、人間の観察力や経験からなのかなと勝手に思いました。
美しい作風に、人間のリアルさが絶妙な形で書かれていてとても面白かったです。
作者からの返信
一気読みありがとうございます……!!
物語の核の部分をしっかりと読み取っていただけたようで嬉しいです。
わわ……!
文才やら観察力までお褒めいただき恐縮です。
作品に意外な仕掛けをするのが私の好みなので、そう言っていただけて嬉しいです。
素敵な感想ありがとうございました!!
待つ人への応援コメント
Xからありがとうございます!
一気読みしてしまいました。
三姉妹が、それぞれ予想外のルートをいって、ええー?どうなるのー??と翻弄されながら読みました。
野獣ルーカスが不憫で……。
素晴らしかったのですが、会話文が字下げされてしまっていることと、本文も字下げされていない場所がちょこちょこあって少し読みにくかったです(すみません)
作者からの返信
一気読み嬉しいですーっ!
予想外のルートというお言葉に
思わずニヤニヤしてしまいました( *´꒳` )️✨️
ルーカスはちょっと可哀想ですよね……
ご指摘ありがとうございます!
すぐに直しました⸜(*´꒳`*)⸝
ありがとうございます♡
意思をもつ屋敷への応援コメント
この作品は、間違いなくビューティー&ビースト(美女と野獣)がモチーフになっていますね…!
単なる焼き直しではないのは、今までのロミナさんの作風からわかっているので、楽しみに進めていきますね。非常に興味深いです。
この回で好きなところは「夏の庭」と「冬の庭」すごくファンタジーみがあって、美しい情景が浮かんでくるようでした。
作者からの返信
そうなんです、多分似てると指摘されて削除されたお話なのでは?とも思っています。
楽しみにしてくださってて嬉しいです^^
この物語の核、屋敷の魅力を拾ってくださって嬉しいです!
のえるさんのコメントは本当にいつも、痒いところに手が届くようで
ハッとさせられますね。
ありがとうございます!
あとがき。への応援コメント
父親→自分の発言に責任持ってください
ルーカス→冒頭の兄さんはそれか!!
待ち続け…兄の件は不憫ですが受け身すぎる結果ですかね
ヘレナの婚約者→来いや
フリッツ→ただの被害者だったwでもやっぱりもっとしっかり自分の立場を示していたら違ったのかも
男たちはもっとしっかりしましょう。
母親→てっきりお父さんが…と。しかし野獣じゃなかったしな。赤いバラ、スカーフ、そこかぁ!!
ヘレナ→気持ちはわからなくもないけどやり方が悪かったですね
妹たちはもう子供ではなく、女性になっていることに気づくべきでした。
結末はまさかでしたが…!
エルザ→人間の醜い心理のようなものを色濃く持っていたのですね。
もっと素直だったらよかったのかも
クララ→実は子狼を助けて、と言ったあたりから嫌いでしたw自分で助けに行きなさいよと。その後も、実を欲しがるんかい!と(笑)
誰かが危険な目にあってもいいのか、と。
一言で言えば強欲だったのかもしれません。
だからこそ、芯を突かれた後すぐに、奪われる、という認識に移行したのかなと。
童話の成り立ちって本来そういうものですよね
忘れていたことを思い出させて頂きました。
頑張って生きます(笑)
作者からの返信
わああ!!
なんか、言いたいこと全部代弁してもらったようで
スッキリします笑笑
クララ嫌いだった、に
ちょっと笑いました🤣笑笑
胸糞ですみません…🙏🏻
童話の本質に気づいてくださって嬉しいです。
毎話丁寧なコメント、感謝いたしますー!!
ありがとうございました✨
待つ人への応援コメント
まさかの急展開にびっくりです!
エルザは珍しく不憫だなと思ってたらちゃんと真ん中っ子でしたね←偏見
フリッツもなー
フリッツがしっかりしてたらまた違う結末の可能性もあったのかなと思いました。
クララはこのまま気づかれないのでしょうか
そしてあの庭は…?
童話ならではの、不思議で、直情的で、恐ろしい結末でした。
作者からの返信
ありがとございます✩
そなんです、エルザも
「読者を騙すには、まず身内から」と言いますから(・∀・)←言わない
そーフリッツもねー…ねー……
エルザの目の前で、ちゃんと断るべしなんですっ!
それも彼の責任だと思ってます。
クララのその後は、読者様のご想像に……✧
待つ人への応援コメント
やはり人は醜いッ₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎
王族も庶民もみんな醜いッ(๑′ᴗ‵๑)
という感じなんかな(* ᐕ)?
スカッとするのは作者だけ的な童話だったのか……
それとも、この時代はコレがスカッとエンディングなのか……
グリム童話って聞いたことあるから有名なはず
たぶん名作なんだ
てことは、大衆的な作品がこういう感じ……
だったんだな₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎
庶民は不幸なんだから王族も不幸になれや!
って、みんな思ってたんだなぁ(๑′ᴗ‵๑)
作者からの返信
あらま。
私だけスカッとしちゃったかしらん。
スカッととは違うかもだけど
こんな感じにしたら面白いかなぁと✧うひひ。
グリムの初版で削除されてて、ほぼ世に出てないんで
知ってる私がきっと変態なのですわ(・∀・)
母譲りの美しさへの応援コメント
Xの企画参加ありがとうございます!
とても引き込まれるプロローグでした。
冒頭の「穴を掘る男」のシーンから一気に不穏な空気に引き込まれ、その後の家族の穏やかな描写との対比がとても印象的です。
特に「空の棺」や「森の枯れないバラ」といったモチーフが、静かに不気味さを積み重ねていて、グリム童話らしい魅力を感じました。
三姉妹それぞれの性格や関係性も丁寧に描かれていて、とりわけエルザの内に秘めた感情が伝わってくる場面はとても良かったです。
馬小屋のシーンの“見せない描写”も想像力を掻き立てられました。
作者からの返信
こちらこそ、丁寧な感想ありがとうございます!
一話目からいろいろと仕組んでおいて、
ラストに全ての骨格が露出する文芸的作品なので…
お時間ある時にでも、最後までお楽しみいただけたら光栄です…!
私、ギールさんの作品好きなんですー!
見に来ていただけて嬉しいです。
冬の庭への応援コメント
凄い!
心理描写◯
腐ったキャベツの気持ち悪さが大きい程クララの健気さが輝く、とても良い構成でしたわい(≧∇≦)
屋敷が冬化したのは1週間を超えたからなのか?
それともルーカスの心情と屋敷が魔法でリンクしてるのか?
そして冬のキャベツが成って、その下にルーカスが居る謎。
ギミックとストーリーが秀逸ですな^ ^
作者からの返信
わーありがとです…!
人形ちゃんに褒められたーー!!
そう、キャベツの気持ち悪さがね…
いい感じです笑
屋敷は私もよくわかんないんだけど
原典でこの描写だったから、たぶん屋敷の主の心情とリンクしてるで正解だと思う○
いきなりキャベツは謎だけど
それは原典だから解明されません…笑
西洋の言い回しで、“赤ん坊はキャベツ畑から来る”っていうのがあるから
再誕の意味なんだろうなーと勝手に思ってます∞
静かな夜への応援コメント
ヴェト.....あ、ルーカス〜⭐︎
クララ嬢のお肌みない紳士
魔法の家の描写いいなぁ
そして、家主のルーカスすら原理不明
おそらくルーカスの見た目と関係してそうですねー。
そして里帰りの約束
クララ嬢は約束を守る子でしょう。
でもパパはどうかなー?
そして実家では姉達のNTR問題含め何がが起きてそう。
他作品読んでて思うけど、ロミさん1話の区切りが上手いやんね^ ^
ロキの作品からずっとそう⭐︎
作者からの返信
やっぱヴェトルが滲んでるよねぇ…笑笑
お肌見ちゃって抑えてる感じを出したかった✩うひ。
おお!さすが鋭いですねぇ。
さて、お次のクララ嬢はどうなることやら。
ここで切りたい!って思ったら
800字しか書いてないのに切った話ある…(ロキの3話目)ww
小さな命への応援コメント
お恥ずかしながら原作は存じ上げないのですが、ここまで読ませて頂きました。どことなく哀しげな語り口で良かったです。
助けた狼に名前はいらないという野獣にどこか影を感じます。一方で、名前を呼び合うという演出は、互いが心を通わせている事が読み手にも伝わります。
ただ、あらすじから不穏な空気も感じるので、この先が不安ですね。
全体的に私は好きな雰囲気です。
作者からの返信
ミタケ様!
わあああ
憧れの方に見に来て頂けて嬉しいです…!!
このお話はグリム兄弟自身が初版の時に削除しているので
一般では出回っておらず、ほぼ知ってる人はいないんです。なのでお恥ずかしいことなどありません^^
鋭く気づいて頂けて嬉しいです…!
今後も大きな展開を予定してますので
ぜひ最後までお付き合い頂けたら幸いです。
丁寧なコメントありがとうございます!
待つ人への応援コメント
美女と野獣かなと思ってたら思いもしない展開になってびっくりしました。
野獣になってしまったんですね…。ルーカスなら受け止めてくれそうな気もしますが…。ルーカスがかわいそう…。
誰もハッピーエンドにならない最後の展開がすきです。